警視庁で片山の秘書・小松原は、伊丹達の目の前で警官のピストルを
取り自殺した。落ち込む伊丹。内村警視長(片桐竜次)と中園警視正(
小野 了)に叱られる。
霊安室で小松原の遺体を見つめる、右京と薫。そこへ片山が小松原の
遺体を引取りにやってくる。しかし、眉一つ動かさない。右京の質問に
も、シラを切り通す。霊安室を出る二人。
薫「あのまま放っとくんですか?!」
右京「問い詰めても無駄でしょう」
伊丹が、二人を待っていた。薫にすごい剣幕でくってかかる。
伊丹「アイツ、何かやったのか?!教えてくれ!目の前で死なれた
んだぞ!」
薫「テメェがヘマするからだろうが!!」
伊丹「(右京に)教えてくださいよぉ…」
右京「…」
三浦達は、記者に取囲まれ、小松原の死亡理由について、問いただ
されていたが、ノーコメント。
右京は、この事件は鹿手袋の事件と、根っこが一つではないか?と
考える。
薫「沢村は殺された。犯人は朱雀武比古。共犯者は、片山雛子」
右京「朱雀と片山の愛人関係、機密費流用が犯行理由でしょうか」
瀬戸内と片山が会っている。
片山「誰かに守られている人程、尊くて美しい―…」
衆議院第一会館で、朱雀のアリバイについて、当日一緒に食事を
していたという、横田議員を訪ね聞込みをする、右京と薫。しかし、
アリバイは完璧。
薫「片山、一人の犯行じゃないっスかね?」
と、推論をぶちまけていると、片山がやってくる。話を聞こうとするが
拒否される。←ココで「ムッ」とする薫ちゃんがカワイイのっ♪
右京「一つだけ。事件当日どこへ?」
片山「答える必要はありません」
鹿手袋の事務所を漁る、伊丹達。そこである物を発見する!
特命係でお茶をしながら、事件について考える、右京と薫。
右京「片山が沢村を殺すのには、無理がある。フイをついて襲い、
延長コードで首を締めた…と、考えた方が自然だと思いますよ」
と、言って。薫ちゃんを机の上に組み伏せ、そのマネをする…(笑)
。ココ、邪な友人に大好評でした(>▽<)「もしかして、ワザとやっ
てるんだろうか?」と、私もドキドキしながら見てました(笑)。
そこへ現れる、伊丹。
伊丹「署轄の亀山ぁ〜…(二人の状況を見て、一瞬ひるむ…爆笑)
気持ち悪いな。何やってんだよ!」
薫「違うよ?そんなんじゃねぇよ!」
と、言って身なりを整える辺り…ツボ突いてマスよ(笑)。
伊丹「ちょっと面貸せ」
薫「イヤだよ!お前にゃ、なんにも貸さねぇよ!」
と、背を向ける薫ちゃんを無理矢理、連れ出す。そして―
伊丹「鹿手袋の事務所を調べて、こんなの見つけた」
と、言って薫ちゃんの前に、鹿手袋と美和子のラブラブ写真を突き
出す。
薫「あ!」
と、言って慌てて奪い取る←ココの慌てっぷりもカワイイの♪
伊丹「別にお前を心配してやったんじゃねぇからな!単なる嫌が
らせだ…プッ(笑)」
と、言って去ってゆく…←結構元気じゃないか、伊丹クン(笑)。
動揺しまくり、角田課長からも写真を隠す、薫ちゃん。うんうん。そ
りゃ、他人には見られたくないよね。しかし、写真を落として、右京
さんには見られてしまう…可哀相に(苦笑)。
角田「殺しか?」←薫ちゃんは角田さんに「現場写真です」と、嘘
をついていたので…。
右京「…これは、いわゆる窃盗ですね」←(爆笑!!!)ナイス!
ナイスです!!右京さんっっ!!!
鑑識課で小松原の髪の毛が、鹿手袋の事務所から発見された事を
聞く、右京と薫。右京は、鹿手袋の元を訪ねようと決め―
右京「(薫ちゃんに)君も行きますか?鹿手袋さんの所です」
薫「(間があって)…行きません!」←この”間”がね、”間”がいい
んスよ〜♪薫ちゃん、GOOD!!
病院で鹿手袋に話を聞く、右京。小松原が住居不法侵入した、とい
う事が分る。
薫は美和子に、写真を突きつけていた。そんな薫に怒りを表す、美
和子だったが、薫は穏やかに話す。そして―
薫「…長過ぎたのかな?オレ達」←と、言って美和子さんを見つめ
る、薫ちゃんの瞳が優しくて、大好きだぁっっっ!!
『花の里』では、右京がたまきに、薫に対して何かしてやれる事は
ないだろうか?と話す。しかし、たまきに「事件のようにはいかない
わよ」と、やんわり言われる。
瀬戸内の元に、小松原から手紙が届いていた。
首相官邸で偶然、朱雀と出会う、右京と薫。
右京「なぜ、沢村さんが自宅にいると分ったのですか?」
朱雀「自分で言ったんだ」
右京「なら尚更、鍵を掛けていたのはおかしいですよ」
この間、後で二人のやりとりを、「キョトキョト」しながら見ている、
薫ちゃんがカワイイっ(*>▽<*)。好きだわ。ココの薫ちゃん♪
片山に手紙を見せる、瀬戸内。内容について問いただすも、逆に
脅しをかけられる。
瀬戸内、小松原の手紙を破り捨てる。
加賀谷の自宅前に車を止め、彼の帰りを待っている、右京と薫。
薫「(ぽつりと)美和子と別れる事になりました」
右京「…」
薫「聞こえましたか?」
右京「なんと答えたらよいものかと思いまして…」
薫「いつも通り。”そうですか(右京のマネして)”…で、いいんじゃ
ないですか?」
と、そんなやりとりをしていると、加賀谷が帰宅。
加賀谷の部屋を訪れる、右京と薫。事件当日のアリバイの確認だと
言う。
加賀谷「自宅に居た」
右京「では、SPの方に連絡して加賀谷さんが何分で到着したか、
正確な時間を確認しましょう」
薫「はっ!(←了解。と、いう意味でね)」
すると、一転。
加賀谷「いや…その日は香取秘書官と食事をしていた」
と、言う。
納得して退散する、右京と薫。加賀谷は、玄関の扉が閉まる音を確
認してから、やおら電話機を取る。そして、香取にアリバイを依頼す
るが…そこへ、右京と薫が現れる。受話器を置き、キレる加賀谷。
二人は、加賀谷の部屋を後にする。
薫「ビンゴですね♪」
右京「犯人の一人に間違いないでしょう」
呆然と座り込む加賀谷。そこへ、小野田から自首を勧める電話が入
る。沢村を絞殺した時の事を思い出し、泣く加賀谷。
翌日、加賀谷は右京、薫、小野田の元へ自首した。朱雀のアリバイ
について「調べ方が甘い!」と言われる。
バイオリンのコンサート会場まで、朱雀を追ってくる。右京と薫。朱雀
に、加賀谷の自首を告げる。
薫「(加賀谷は)あなたが共犯だと言ってる」
右京「横田議員との会食は、ダミーだったんでしょう?」
朱雀「ツメが甘い!」
ホテルで片山を交えて話す。朱雀は「片山と会っていた」と言う。
右京「朱雀の証言通りの時間まで、一緒に居たのですか?」
片山「いいえ」
右京・薫・朱雀「?!」←物凄い緊張が走る、走る(笑)。
右京「一緒に過ごして無い?」
片山「(朱雀は)出かけました」
朱雀「出かけてない!!」
右京「それを証明できますか?」
片山「マッサージを呼びました」←この一言で、朱雀、陥落。
片山、朱雀の耳元まで行き、何かを囁く。朱雀、一笑して、
朱雀「この女、何て言ったと思う?”いつまでも難破船にしがみつく
程、バカじゃない”とさ!」
そこへ、伊丹らがやってきて、朱雀を連行しようとする。右京、待った
!をかけ―
右京「なぜ、閣議室に盗聴器が仕掛けて無かったのか?仕掛ける
必要が無かったからじゃないですか?」
朱雀「盗聴器は、私が仕掛けさせたと?…イイ線いってる!」
と、言って、朱雀は伊丹らに連行されてゆく。
片山と歩く、右京。
右京「なぜ自分だけにアリバイを作っていたんですか?」
片山「知りませんよ。人を殺しに行こうとしてたなんて」
と、言って意味ありげに微笑し、
片山「右京さんは、私が本当に朱雀武比古の愛人だと思ってます
?だとしたら、大バカだわっ!」
と、勝ち誇った笑顔を残し、去ってゆく。
鹿手袋の退院に付き合っている、美和子。そこに現れる、薫。鹿手
袋を殴ろうとして、逆にやられる。←口の端切れてんの…痛そう。
鹿手袋「美和子と何年一緒に居たんだ?!もっと幸せにしてやる
チャンスはいくらでもあったろうが!!」
片山の元に、鹿手袋を襲った相手から、電話が入る。高笑いする、
片山。
瀬戸内と歩く、右京。
瀬戸内「世の中で、一等悪い嘘はなんだか知ってるかい?」
右京「いえ」
瀬戸内「己を欺く嘘だ。オレもタチの悪い人間に成り下がっちまっ
た…」
と、言って歩いてゆく、瀬戸内と右京。
なんか、見返してみて思った事。鹿手袋さんの言った「美和子と何
年一緒に居たんだ?!もっと幸せにしてやるチャンスはいくらでもあ
ったろうが!!」ですが、アレって思うに、美和子さん。最後の賭け
に出たんじゃないかな?って…。「私の事、どう思ってんのよ!」と
、薫ちゃんに聞いたとて、照れたり喧嘩腰になったりしてまともな返
事は返ってこないだろう…それなら、他に男を作ってみて、私の存
在について、考えさせよう…「私の事が大切なら、奪い返してみな
さいよ!」みたいな思いがあるんじゃなかろうか…と。鹿手袋さんは
その想いを知ってて、協力してくれてる…みたいなね。
まぁ〜た、勝手に妄想爆進中ですが、当ってるといいな。
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