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『相棒 season3』第8話


『誘拐協奏曲』 2004.12.15放送


(c)テレビ朝日・東映
会社・ネクストライフの事務所にて、前社長・前田勇一郎(渡辺 哲)
の失踪宣告が下った旨、妻の前田房江(深浦加奈子)が報告に来る
。今井進一(尾藤イサオ)、本間実男(河西健司)、井勢谷隆(浅野和
之)は「(前田は)最期まで世話をかける人だった」と、愚痴をこぼす。
そこへ、右京と薫が登場!今井から「会社のイメージキャラクターが、
他社のHPで勝手に販売されている」と、相談を受ける。右京は、今井
のパソコンの”お気に入り”に『あずみの森』関連のサイトが幾つも登
録されているのを見る。今井の言う通り、『キャラぷらざ』というサイトで
、キャラクターグッズが販売されていた。
 右京「著作権法違反の疑いがありますね」
そこへ、事務をやっている野呂啓介(徳井 優)が慌てた様子でやって
来る。
 今井「どうした?」
 野呂「社長を誘拐したと、電話が入っているんですが…」
 右京「イタズラ電話なら、対応しますよ?」
とりあえず今井は、電話に出る事に―…。右京、スピーカーをONにす
る。
 犯人の声「前田を誘拐した」
窓のカーテンを閉めようとする、薫。すると、犯人、
 犯人の声「カーテンを閉めるな!」
薫、カーテンを閉めるのを止め、ホワイトボードに駆寄る。そして、素早
く”要求は?”と文字を書き、「コンコンッ」とボードを叩く。(←ココ、格
好いいんスよねぇ〜…惚 * ̄▽ ̄*)
犯人は、身代金として5億を要求し、電話を切る。
今井達は、前田が生きているのか?!という事に不審を抱く。前田は
7年前に失踪しているのだ。
 右京「人の生死が7年間不明な場合、奥さん等の利害関係人が、家
 庭裁判所に”失踪宣告”を請求すると、裁判所の掲示板や官報に、
 ”この者の生死を知る者は、届け出よ”と公示されます。そしてそのま
 ま半年が過ぎた場合、失踪宣告が報告されます。すると、法的に死
 亡した事になるんです」(←ココまで一息…スゴイ!!)
今井達は、その失踪宣告が今日下り、前田の死亡が確定したという。
 今井「イタズタだ!私が社長だという事も知らないんだから!」
そこへ、房江が登場。前田が誘拐された事を知り、かなり動転してい
る…右京と薫が警察の人間だと知り、激怒!井勢谷をひっぱたく(←
痛そうだ…)。
薫、誘拐専門の特殊班に電話しようとしたら、房江に止められ、強く
揺すられる…(←ココの薫ちゃん、カワイイんだ♪)。
右京、ビルに人が入らないよう、手配する(←犯人の指示でね)。
右京、房江に失踪当時の様子を聞く―…それは7年前の6月1日。
新しい配送センターの建設候補地に下見に行った、前田・今井・井
勢谷の3人。その後、房江と約束していた食事には、来なかった。
それから翌々日に、警察に届け出たと。この会社は前田の個人商店
が始まりらしい。7年前は業績も良く、会社に不満があったというよう
な事は無い(ワンマン経営だったらしい)。右京が窓際に飾ってあっ
た、写真を手に取り皆に話を聞いていく。前田が失踪してから、今
井は常務から社長に、井勢谷は経理課長から常務に…薫、井勢谷
の髪の長さに注目するが、話を逸らされる…そして、本間は専務の
まま…。薫は写真の中の女性を指差す。すると、妙な空気が漂う。
 今井「我社の筆頭株主だ!」
野呂は、前田の失踪後に今井に拾われて、入社したらしい。
 薫「コレがホントに誘拐事件なら、謎だらけですね」
 右京「7年前の失踪自体、謎ですからねぇ」
 薫「前田は敵が多かったんじゃないですか?先代が失踪して、得
 したのは、今井と井勢谷ですけど?」
房江、今井に身代金を用意するよう頼むが、断られる。右京が理由
を聞くと、先月自社のネットシステムに5億をつぎこんだばかりだと
言う。
 右京「身代金の額が同じですね」
ここで更なる出費は、死活問題だ!!と、今井達は悩む。そこへ、
また犯人から電話が…
 今井「(前田)社長の声を聞かせろ!」
 犯人の声「………」
 房江「今井さん、もう一回言って!!」
 今井「(前田)社長の声を聞かせろ!」
すると、電話口から前田の声が聞こえてくる。
 犯人の声「5億を現金で0時までに用意しろ!受渡方法は、おって
 連絡する」
一同、社長が生きていた事に驚く。
野呂が皆に紅茶を入れて、配る。だが、井勢谷は飲まない。
薫なりに、推理してみる。
 薫「失踪してた前田社長を誘拐?いや、それともハナから誘拐とか
 ?7年後に身代金要求は有り得ないか…」
 右京「(薫に)君もいただきなさい」
と、紅茶を勧められ、床に座り込んで紅茶をすする、薫(←ココのカッ
プの持ち方が、また独特でイイんだ〜 >▽<)。
井勢谷、財産や会社はどうなるのか?と、右京に聞いてくる。
身代金は銀行から融資してもらう事に…。
 薫「(事情は)警察から話します」
 右京「犯人は警察の介入を、認めていませんよ?」
それより5億ともなると、筆頭株主等の承諾がいる。
また犯人から電話が入る。
薫、ホワイトボードに”ケーサツ協力”と書く。今井がそれを口頭で告
げる。受入れる、犯人。”株主許可 時間”と書く、薫。また今井が、
口で伝える。犯人、それも許可して電話を切る。
 右京「今の電話。何の為にかけてきたのでしょう?前回と今回の電
 話の間に、犯人側に何らかの変化があった気がします」
この中に犯人と繋がっている、人間が居るのでは?!
筆頭株主・佐々原妙子(牛尾田恭代)が登場。しかし、出資を断られ
る。土下座して頼む、房江と本間。だが今井はしない。
融資の件はどうなったか、別室で確認する、房江・今井・本間・井勢
谷達。房江と本間が銀行へ行く事になる。
 薫「とりあえず良かったですね。株主が前向きに検討してくれそう
 で」
 今井「ちっとも良くない!!株主がなんだ?!会社は社長のモン
 なんだよ!!」(←嫌な言い方だよなぁ…)
今井は薫に、自分が前田の犯してきた、女性問題を隠密に処理して
きた苦労を話す。そして、佐々原が前田の愛人だった事を知る。
右京、井勢谷の髪の毛の長さが気になる。
夕方、佐々原の会社の許可が降り、銀行も融資をOKする。金を全て
ココ(事務所)へ届けると………
 薫「でも警官だと思われませんかね?」
 房江・本間「あ!?」
 右京「次の電話で、犯人に許可してもらいましょう。意外に心の広
 い犯人のようですから。しかし、犯人はどうやって金を受取るつも
 りでしょう?」
 薫「うん、うん、うん」(←カワイイ♪)
犯人から電話が入る。薫、ホワイトボードに”銀行が来る”と書いて
「トントン」(←やっぱ、コレ格好いいワ♪)。今井が伝えると、
 犯人の声「金が揃ったら、晴海埠頭の臨海公園へ行け」
 薫・ホワイトボードに”受渡し方法”と書く。
 犯人の声「朝の5時になったら、金を全て海へ捨てろ!そしたら、
 前田社長を解放してやる」
と、言って電話が切れる。
井勢谷、5億円が海に沈んで行くシーンを思い浮かべ、発作が起き
る。慌てる薫を制し、右京、井勢谷のスーツの内ポケットを漁る。す
ると「自分は”パニック発作”です」と書かれた、メモが出てくる。右
京は、井勢谷だけ紅茶を飲まなかった事、髪の毛を伸ばしている事
から、推理していたのだ。
夜。今井が「金を海に捨てるだなんて!!」とパニくっていると、佐々
原が薫に擦り寄ってきて、
 佐々原「ねえ、ニセ札を使う事は出来ないの?」
 薫「警察は、いかなる時でもニセ札を使う事はできません!」(←
 ちょっぴりドキドキしてる感が伝わってきて、楽しい…わはは…)
薫、右京の元に行き、
 薫「犯人が接触してこないんじゃ、逮捕できませんよ?」
 右京「少なくとも、営利目的では無い事はハッキリしました」
犯人の狙いは、会社を潰す事―…今井と房江は会社の金について
口論になっていた。「つまらない慈善事業に金を注ぎ込みやがって
」と今井が言えば、房江は『あずみの森』の機関誌をばら撒き、対抗
!だが今井は、「(あずみの森になんか)興味がない」と言う。更に
怒った房江を止めようと、割って入った薫は、房江にひっぱたかれ
る。そこへ、金が到着。番号は全て控えてあり、防水スプレーもかけ
てあるらしいが、気休めだとか。特殊班捜査係にアドバイスをすると
、怒られる薫。更に口答えしようとするのを、右京が止める。
庭でたそがれている、薫(←上のイラストはこのシーンのモノ♪背中
から、抱締めたくなっちゃいますよね〜 *>▽<*)。右京が気付き
、声を掛ける。
 右京「どうしました?」
 薫「あ、スンマセン。参りましたぁ」
 右京「何がです?」
 薫「あの奥さんの怒った声がね、似てたんですよ。かあちゃんに」
 右京「なる程。そういう事もあるのかもしれませんね。どうやら謎が
 解けましたねぇ。お手柄です」
 薫「(訳が分らず、オロオロ…)え?あ?お?あ…全員グルとか?
 」
特殊班捜査係に、「金を持って行く間、余計な事はするな」と釘を刺
されるが、
 右京「聞いてもらえれば、お金を捨てずに済むかもしれません」
 (薫ちゃん、まだ分ってません…考え中の顔が、すんげぇカワイイ
 の〜 >▽<)
『あずみの森』骨を掘り返している、今井を右京が照らす。
 右京「7年前に前田社長を殺したのは、今井さんですね」
 今井「なぜ俺が犯人だと?」
『あずみの森』の機関誌を定期購読で申し込んでいたり、パソコン
には『あずみの森』関連の市民団体のサイトが、多数登録されて
いた。つまり、今井はこの森での活動をチェックしていたのだろう。
大勢の人が来たり、開発で骨を掘り起こされたりしないよう、7年
間ずっと恐れていたのだろう。
 今井「全ては会社の為。女性スキャンダルを本間が業界紙に流
 した。社長を失脚させ、自分がと…それを握り潰し、女と別れてく
 れと頼んだんだ」
誘拐を仕組んだのは、房江だった。財産や会社が自分の物になら
ないのなら、潰れてしまえばいいと。なぜ、犯人だと分ったか?(←
ココで、若かりし頃の薫ちゃんと母親の回想シーンが入ります)警
察や、銀行の介入をなし崩しに許した事が、素人の犯行だと気付
かせた。3度目の電話は、房江が仲間に変更点を伝える為のもの
だった。房江が窓際に立つ…それが電話の合図。今、話している
のが誰かを伝えていたのも、房江だった。それで、房江が犯人の
男と繋がっている事を確信した。本間や井勢谷、佐々原等も合流
。井勢谷は7年前、殺害現場を見て今井を脅していたのだ。
薫が前田の写真を運んでくる(←さぞ大変だったろうに…)。
今井の掘った穴に落ち、ドロドロの闘いを繰り広げる、今井・本間
・井勢谷。房江と佐々原までが殴り合いのケンカを始める。
 右京「法的な処罰を受けるのは、人を殺めたアナタ(今井を照ら
 す)と、狂言誘拐をした、奥さんです」
 本間「これから会社を再建する!」
 右京「7年前、スキャンダルを流したアナタを株主達は許すでし
 ょうか?殺人を隠蔽したアナタ(井勢谷)も。ネクストライフの株
 は落ちるでしょう。もはやアナタ(佐々原)の持っている株もただ
 の紙屑同然です」
皆、口々に前田の写真に向って、暴言を吐き泥を投げつける。
野呂が紅茶を運んで来る。
 右京「ボクが頼んだんです。お話しましたように、紅茶には精神
 安定効果があります。今の皆さんには、ピッタリですよ」
一同、愕然と膝を折り、その場に座り込む。井勢谷は、発作を起
す。
右京、前田の骨を拾い上げ、それに紅茶をゆっくり掛けてやる。
 右京「今夜の紅茶は…苦いでしょうねぇ」



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