↑以前もこのお二人をこの並びで描いた事があるんスけどねぇ…こ
の位置がやっぱりなぜか、落ち着くんだよなぁ…。
変わり映えのしないイラストで、ごめんなさい(T▽T)。
今回はふきだし付きです(←特に何という訳でなく…)。えへ。
※ストーリーは青色、
cometikiの感想は桃色で表示してます。
『劇場・客席』
”殺したいほど愛してた”を上演後の場内。
客席から舞台上の栗原ななみ(高畑淳子)に拍手が送られる。
『劇場・ロビー』
ホールの扉が開き、満足気に出てくる客達。その中に、右京・薫・ヒ
ロコ(深沢 敦)の姿がある。
←ヒロコママって、初登場はホントにエ
キストラに近い位のキャラだったのに…よくぞここまで…(笑)。ずっ
と『相棒』を見てる人には、「ボーナス♪」って感じだ(^w^)v
ヒロコの店の常連である、プロデューサーの川島弘基(市川 勇)に
出逢い、栗原の楽屋へサインを貰いに行く事になる。
『劇場・栗原の楽屋』
手早く色紙にサインをしてゆく、栗原。
それを眺める、右京・薫・ヒロコ。
栗原の携帯が鳴り、脚本家の武 龍一(中丸新将)の死が伝えられ
る。
サインの手を止めない、栗原に注目する、右京。
『武の部屋』
腹を刺されて死んでいる、武。
現場検証中の伊丹・米沢達。凶器から指紋は出そうに無い。
第一発見者は、出前に来た寿司屋。伊丹が話を聞くと、昨日届け
た桶を取りに来たら、死んでいたという。
武の死亡推定時刻は、昨日の午後3時〜4時。
寿司屋は、注文を受けたのが2時半頃で3時少し前には届けたと
いう。
そこへ現れる、右京と薫。
右京「その時、武先生は間違いなくいらっしゃったんですね?」
伊丹「なんで警部殿がココに居るんですか?!」
右京「行きがかり上」
伊丹「何スか?その理由は?」
薫「現場はオレ達の舞台なんだよ!」
伊丹「訳分んねぇんだよ、お前は!」
←あはは…(爆)このシーン
好きさぁ(>▽<)!!ナイス掛け合い!!いいよ、伊丹さん。
右京、寿司屋に確かにその時刻、武が部屋に居た事を確認し、部
屋の奥に進む。後をついていく、薫。
薫は、「寿司が届けられた直後に殺害されたのでは?」と推理する
が、右京に空の桶を見せられ、「あぁ…寿司を食べた直後」と訂正
する。
右京と薫、台所へ移動。
右京「湯呑がありませんねぇ?」
薫「洗っちゃったんじゃないですか?」
右京「洗っちゃった?」
←この言い方が、激カワです(*>▽<*)
薫「そういう几帳面な人って居るじゃないですか?美和子なんて
ね、”ご飯粒がこびりついちゃうから”って、食べたらスグ洗わされ
てましたモン。オレ(笑)」
←そうか、”洗わされてた”のか(笑)
だが、室内を見る限り几帳面とは思えない。
下の部屋から、リフォーム工事の音が響いてくる。
『劇場・ホール』
川島に話を聞く、右京と薫。
川島「昨日、2時55分に電話がありました」
と、携帯の着信履歴を見せる。それはちょうどゲネプロ(初日の前
日に行われる、最後のリハーサルの事だそうな)の最中で、栗原
が台詞を勝手に換える事に、武は立腹していたという。話の途中
に寿司屋が来た事を、言われた。
栗原と武は犬猿の仲。「今度台詞をいじったら、殺してやる」とも言
っていたらしい。
『劇場・栗原楽屋』
化粧台に向かい、台本を書き直している、栗原。何気なく開けた弁
当(お寿司…←つーか、毎日コレなのか?!いくら美味くても、飽
きないか??)の中に、栗原の嫌いな鯖の握りが入っているのを見
付け、付き人のミカを叱る。
ミカ「昨日、食べられていたのでもう平気なのかと思って…」
そこへ、右京と薫が登場。
右京「鯖、お嫌いなんですか?」
栗原、ミカを退席させる。
栗原が台本を書き換える事で、武と喧嘩が絶えなかった事実を掴
む。
栗原「杉浦さんと仰いましたっけ?それで私が武先生を殺したと
でも?」
←芸術系の人には、名前を覚えられませんよね。右京さ
んて…(苦笑)。
右京「杉下です。事件当時、あなたは劇場でリハーサル中でした
。現場までは片道1時間…あなたが殺すのは100%不可能です
。ただ、武先生にここ最近。何かしらトラブルとかありませんでした
か?」
栗原「武先生はプレイボーイでしたから、女性関係だと思います」
『特命係』
机の前で2つのコンビニ寿司を前に、悩んでいる角田。
←カワイイ
♪
右京「課長、2つもお食べになるんですか?」
角田「いや、どっちにも食いたい物と、食いたく無い物が混じって
るんだよ」と、自分の好きな物と嫌いな物に振り分ける。
薫がやって来て、おこぼれの寿司を貰う。
←嬉しそう(^w^)
薫の仕入れてきた、一課の情報では3時〜4時の間は、住人がエ
レベーターホールで立ち話をしており、その前を通ったのは寿司屋
のみだという事が分った。非常階段も、そのホール脇にあり住人
の前を通らずに、武の部屋に行く事は不可能。すると、犯人は寿司
屋か?!
そこへ、紅茶の香りに誘われた米沢が、武の解剖結果を持ってや
って来る。
米沢「妙なんですよ。雲丹と鮑が消えてるんです」
現場に残っていた桶は空だったのに、特上の寿司を頼んで胃の中
に残っていなければならない2つが、出て来ない。
薫は犯人と寿司を分け合って食べたのではないか?と推理。
でも、エレベーターホール前を通ったのは、寿司屋のみ。寿司屋が
食べたのか?!
右京「ちなみに、鯖はどうですか?」
米沢「鯖は消えてませんね」
『劇場・舞台裏廊下』
舞台が終わり、不機嫌な様子で歩いて来る、栗原。
『劇場・栗原楽屋』
楽屋に入ると、右京と薫がやって来る。
薫が、栗原のアリバイ確認をする。すると栗原は、2時〜4時までは
この劇場に居り、その後はスタッフと赤坂の焼肉屋に行き、8時ま
で…その後は六本木のバーに流れて、解散したのが11時。その後
は一人自宅に戻り午前2時頃まで台本のチェックをしていたという。
右京「お寿司はいつお食べになったのでしょう?」
栗原「幕間の休憩に。30分あるので、その間に」
右京「一人きりで…という事は、その間。あなたにもアリバイが無
い事になりますねぇ。時間は、3時半〜4時。丁度、武先生の死亡
推定時刻と一致します」
栗原「ちょっと待って!30分ですよ?杉山さん!」
右京「杉下です」
←栗原女史は覚える気ゼロっスね(苦笑)。
栗原「無理に決まってるでしょう!」
『劇場・楽屋通路』
右京と薫が歩いている。
薫「栗原ななみのアリバイは完璧なのに、なんで犯人扱いするん
ですか?!」
右京「いけませんか?」
←この人は……(笑)。
そこへ、スタッフ用の寿司が運ばれて来る。右京、一つ貰って帰る
。
『花の里』
美和子がカウンターで仕事をしている。
右京と薫が寿司を持ってやって来る。カウンターに座り、徐に右京
が特上、薫が並の寿司を並べ始める。すると、薫の方の寿司が無
くなった時、右京のオリの中には検死解剖で出なかった、雲丹と
鮑が残る。
右京「本当にあの時、武先生は部屋に居たのでしょうか?」
たまき「あら、最近ではインターフォンから携帯に繋がるサービス
があるのよ?」
←たまに物凄いヒントをくれるキャラよね…たまき
さんてば。
『麻雀屋』
麻雀をやっている、(本日定休日の)寿司屋の元へやって来る、右
京と薫。事件当時の様子を、改めて聞く。寿司屋が武と直接、会っ
ていない事が判明。
『劇場・客席』
客、拍手喝采。
『劇場・ロビー』
満足そうに帰って行く、客達。
『劇場・楽屋通路』
ゴキゲンな栗原。スタッフにも愛想よく、振舞う。
『劇場・栗原楽屋』
栗原が楽屋に入ると、すぐに右京と薫が入ってくる。
右京は、武が自宅ではない別の場所で殺された可能性が出てき
たと、告げる。
右京「ここから30分で行って帰れる所に、武先生を呼び出し、殺
害。深夜に死体を移動させた―…」
栗原「面白い話だけど、杉内さん」
←もはや、嫌がらせ?!
右京「杉下です」
栗原「もし、私が呼び出したなら、なぜ武先生は偽装工作なんか
したのかしら?」
そこへ、薫の携帯に一課から電話が入る。
薫「いつも、武先生が内ポケットに入れてた、万年筆がなくなって
るらしいんですよ!べっこう出来た、大変珍しい物らしいんですけ
ど。一課では、殺害現場かその運ぶ途中で落ちたんじゃないか、
って…」
右京「亀山君!!」
薫「あ!
(白々しく口を覆ってみたり…笑)」
右京「すみません。今聞いたことは、どうぞご内密に」
栗原「ええ。勿論」
『武のマンション・駐車場』
夜。万年筆を置く、人影。
『劇場・客席』
客、拍手喝采。
『劇場・楽屋通路』
千秋楽なので、出演者・スタッフ揃って、打ち上げ。
←ゴージャスで
もやるのかな?(←こんな事ばっかり考えて見てるし…)
『劇場・ステージ』
電気の落ちたステージに花束を供える、栗原。
突然、照明が点く。
右京と薫、ステージ上に。
薫「先日言ってた、武先生の万年筆が、武先生のマンションの駐
車場で見つかりました」
栗原「それじゃ殺害現場の特定には、至らなそうね」
薫「けど、犯人の特定には繋がりました。指紋が検出されたんです
」
栗原「犯人の指紋が?!」
右京「いいえ。僕の指紋が。実はアレ、僕の万年筆なんですよ。昨
日あなたの楽屋で落とした物が、駐車場で見つかった。なぜか?
犯人が殺害現場を特定させない為に、ワザと移動させた。つまり、
殺害現場はあなたの楽屋。犯人は万年筆の事を知っている、あな
た。という事になります」
薫「そもそも武先生が、万年筆を落としたという事実は、ありません
からね」
栗原「動機は何?」
右京「あなたに動機は無くとも、武先生にはあります。あの日、あ
なたを殺そうと、こっそり楽屋に忍び込んでいたのではありません
か?完璧なアリバイを用意して…」
【回想シーン】
栗原の楽屋で、アリバイ工作中の武。栗原にと用意されている寿
司を食べる。
武「いただいとこうか」
←食うか?普通!?食うのか??
楽屋に戻った栗原を、背後から襲う、武。
栗原は咄嗟に目に付いた果物ナイフで、武を刺し殺してしまう。
【回想シーン終わり】
右京「あなたは、気付いたんじゃありませんか?武先生が完璧な
アリバイを作って、あなたを殺しに来た事を。そして、それを逆に
利用した。スタッフと別れた深夜、楽屋に隠しておいた死体を移動
させた」
栗原「その通りよ。武先生を殺したのは、私。さすがね、杉下さん
」
右京「初めてちゃんと、呼んで戴けました」
栗原「いつから分ってたの?」
右京「最初から。あなたがサインをしているのを、見た時から。武
先生が亡くなったという電話を受けられた時、あなたはサインを
続けてらっしゃった。知人の死を知り動じないのは、物事に対して
動じない人か、または既に亡くなっているのを知っていたか―…
確かめられたのは、二度目にお会いした時です。あなたは物事
に動じない人じゃなかった」
薫「なぜあなたは、死体を動かしたんですか?動かさなければ、
正当防衛で無実になったかもしれないんです!」
栗原「正当防衛とはいえ、人を殺した事に変わりは無いわ。そし
たら、舞台が中止になる。女優として一度始めた舞台を途中で止
める訳にはいかないもの」
←いいよ。こういう潔い人、好きだよ。
右京「最後に一つだけ。この舞台のタイトルは、あなたがお付け
になったと聞きました。”殺したいほど愛してた”…そこには、どん
な意味が込められていたのでしょう?もしかすると、あなたと武先
生は―…」
栗原「杉下さん!あなた作家になる気は無い?あなたの作品な
ら一行も変えずに、上演できそう」
右京「僕にそんな才能は、ありませんよ」
栗原「そう?残念だわ。さ、幕にしましょうか」
静かにステージを降りる、3人。
照明の落ちた舞台に、観客の拍手が…そして、幕。
今回、右京さんは「これでもか?!」という程、名前を間違えられて
ましたね(笑)。”右京さん名前間違えシリーズ”とかになるんだろう
か?!(一人、期待中…うふふ…)
でも、地味に「左京」と間違えられた、前回の方が好きかなぁ〜♪
文字って残るしね。
右京さん、買った本捨てそうに無いし…今も部屋のどこかに「杉下
左京」と書かれた本が眠っているのね…わはは(笑)
薫ちゃんは間違えられませんねぇ…「亀山 薫」…記憶に残る名前
なのだろうか??
余計な事を考えつつ、こちらも幕…。
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