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『相棒 season3』第18話


『大統領の陰謀』 2005.03.16放送


(c)テレビ朝日・東映
死んでも、”浅倉禄郎、ここにあり!!”って感じ?
まさかの、再登場であります☆
ホントにファンの心をくすぐってくれる、いいドラマです(にやり)。
彼の登場作品は、コチラ
←自分のイラストだけど、古くて笑えるわぁ。

ストーリーは青色、cometikiの感想は桃色で表示してます。

『バス・車内』
座席に座っている、薫。周囲の雰囲気がぼんやりとした中で、薫
は、死んだハズの浅倉の姿を見る。
 浅倉「俺は殺してない」
 薫「何言ってんだ。殺人鬼のクセに」
 浅倉「今度は、違う」
そう言って、浅倉。かげろうのように消える。

『薫のマンション・居間』
 薫「浅倉!!」
叫んで飛び起きると、そこは自宅の居間のソファの上。
テーブルの上には、酒の空き瓶・空き缶が転がっている。TVも
点けっ放しで、朝のニュースが報道されている。
時間を見ると、午前4時。
溜息を吐く薫の耳に、女性キャスターの声が。
 女性キャスター「造成地で、女性の死体が発見されました」
死体はトランクに入れられ、1年前から行方不明になっていた、
桜木静香。当時28歳らしい。
美和子さんが居なくなってから、薫ちゃんてば私生活荒んでる
よねぇ〜…呼んでくれたら、お掃除しに行くのにぃ〜(苦笑)。
心までは、癒せませんがね。


『特命係』
朝のまったりした時間を過している、右京と薫。
そこへ角田が朝刊を持って、飛び込んで来る。発見されたトラ
ンクから、浅倉の指紋が検出されたというのだ。
 薫「うそぉっ!」

『警視庁・会議室』
集められた捜査員達の前で、伊丹と三浦が、浅倉の過去の事
件について振り返っていた。
上役が、捜査員達に捜査状況を聞くと、
 男1「12月13日、深夜。浅倉らしき男がトランクを運んでいた
 のを、近所の主婦が覚えていました」
 男2「桜木は、高級コールガールクラブに居たそうです」

『警視庁・会議室前廊下』
隠れるように、携帯を手にする、芹沢。
 芹沢「上は、浅倉の犯行で確定しようとしてますね」

『特命係』
芹沢からの電話を受ける、薫。
電話を切ると、右京に現状を報告し、記憶を無くしていた浅倉に
犯行は無理だ!と主張する。
 右京「記憶喪失の彼には、人が殺せないという事ですか?」
 薫「はい!1年前のアイツは、殺人鬼じゃなかった!」
 右京「では、浅倉さんがその女性を殺害後、記憶を無くしたと
 したら、どうでしょう?」
 薫「それは…」
 右京「いずれにしろ、調べてみなくてはなりませんね」
二人は、車で埼玉県所沢市へ向かう(死体の発見現場)。

『車内』
呼びつけた芹沢が、後部席に乗り込んでくる。
ぶつくさ言う芹沢を制し、薫は捜査資料を出させる。そして、
 薫「サッサと降りろ!」
 芹沢「なんスか!呼びつけといて!」
むくれる芹沢を、ぶっきらぼうに呼び止める、薫。
 薫「芹沢!」
 芹沢「まだ何かあるんスかぁっ(怒)」
 薫「(振り返り、芹沢を見て)ありがと、な。恩に着る」
ココーーーーーッ!!ココの寺脇さんの表情は、もう絶品ス!
普段ちゃらけてる、薫ちゃんには出ない表情が、ココに!!
大人の男・亀山 薫!!って感じ?!!カッチョイイです!!


『河川敷・自由共和国』
資料を元に、右京と薫はホームレス達が住んでいる場所に
向かう。
そこで、二人はここを取りまとめているという男・間島謙作こと
大統領(きたろう)に出会う。
右京が浅倉の様子を聞くと、
 間島「誰とも喋った事の無い、暗くて何を考えているのか分
 らん男だったよ」
そこに、藤 巌雄(綾田俊樹)が現れ、間島の事を”大統領”
と、呼ぶ。
 薫「大統領?!!」
 間島「見ての通り、ここは国なんだよ。自由共和国。ちなみに
 彼(藤)は、国務長官」
 右京「どのような”国”なのですか?」
 間島「皆で働いて貯めた金で、薬代や食費を出す」
そして、間島は藤に国を案内してやれ。と、右京と薫を連れて
歩く。
藤は、国の中を歩きながら、ぽつぽつと話始める。
 藤「ここの原則は自由主義。不干渉主義です。いいバランス
 を保ちながら生活しています」
 薫「浅倉は、参加しなかったんですか?」
 間島「彼は、国民になろうとしなかった」
 右京「この辺は、開発予定地になってますが?」
 間島「しつこかった立ち退き勧告も、1年前に止みました」
右京は、間島が首から下げている袋に着目する。
 間島「我が身を守り、この共和国を守る、お守りだ」

『街中』
聞き込みを始める、右京と薫。
タクシーの運転手や、若者、ショップの店員等に話を聞く。
右京は地図に、浅倉が目撃された場所に印をつけてゆく。
 右京「浅倉さんは、どこから死体を運んできたのでしょう?」
その印を辿って行くと、”田所グランドホテル”に着く。

『田所グランドホテル・フロント』
フロント係に、12月13日の宿泊名簿の確認を取る。だが、
殺された桜木の名前は無い。ただ、その日は市長のパーテ
ィーが催されていたと分る。
市長は、スイートルームに宿泊していた。

『田所グランドホテル・レストラン厨房』
裏手から厨房に入る、右京と薫。
右京は、コックから12月13日に、大統領が来たかどうかを
確認する。
 コック「多分、来てたと思うよ」

『花の里』
カウンターに座る、右京・薫・美和子。中では、たまきがなに
やら片付け物をしていたりする。
薫は、美和子に事の経緯を話して聞かせている。
 右京「なぜ、市長は公約を守らなかったんでしょう?美和子
 さん。一つお願いがあるのですが―…」

『田所市役所・市長室』
市長の平本修治(新藤栄作)が、妻・昌恵(藤吉久美子)の父
から、電話で公約の件についてせっつかれている。
電話を切ると、昌恵がやって来て、「取材へ」と促す。

『田所市役所・応接室』
美和子にくっついて、右京と薫も座っている。
そこへ、平本と昌恵がやって来て、取材開始。美和子が手際
よく取材を進めていると、右京と薫が無理矢理、間島の話へ
持って行く。
不審がる平本と昌恵に、「警視庁の特命係です」と名乗る。
 右京「殺人事件について、調べています」
 平本「無礼だろう!出て行きたまえ!」
と、追い返される。

『クラブ シレーヌ・前』
右京・薫・美和子の3人は、殺された桜木が勤めていた、クラブ
の前で聞き込みをしている。
なんでもこのクラブは、2年前に桜木がオープンしたものらしか
った。「金持ちの愛人でも居たんだろう」と、老人は語る。
美和子の携帯が鳴る。出ると、新聞社の上司からで、早速市長
からクレームが来たと怒鳴られる。
美和子、薫の腕をど突く。
 薫「何だよ?」
 美和子「すぐ戻れって!市長から抗議があったんだって!」
 薫「アチャー」←この表情もカワイイ♪
 美和子「”アチャー”じゃないよ!」
 このテンポの良さは、ナイスカップルの証??(笑)
そこへ、伊丹達が現れる。
 伊丹「特命係の亀山!余計な事してくれたな!警視庁にも県
 警にも抗議が入ったってよ!!」
 薫「アチャー。こっちもかよ!」←(爆)。
その態度を、三浦と芹沢にも怒られる。

『警視庁・警視長室』
右京と薫を怒鳴ろうと、待ち構えている、内村。
そこへ、おずおずと中園がやって来る。
 中園「あの…今日は来ないと、亀山から電話がありまして…」
いかに、怒鳴られ慣れしてきたか?って感じ(苦笑)。先手を打
つようになりました☆ちょっと、ズッコケる内村さんもカワイイか
ったデス。


『花の里』
まったりしている、右京・薫・美和子。そして、たまき。
美和子は自宅待機処分になり、不満げ。そんな美和子に、たま
きは頭を下げる。
 美和子「大丈夫です!この二人に絡んで、何かあるって事は
 承知してましたから!」
薫、黙っている右京を見て、
 薫「このまま、じっとしてる気なんてありませんから、俺」
 美和子「私も!」
そんな二人に、たまきは死んだ祖父の話を始める。
 たまき「ちゃんと調べてあげなさいって、教訓。死人に口無し
 じゃ、可哀想ですものね」
そのたまきの話から、右京は浅倉の遺品に着目する。

『薫のマンション・居間』
浅倉の遺品は、薫が持っていたので、右京・薫・美和子の3人
でそれを漁り始める。
しばらくして、右京は田所グランドホテルの紙に書かれた、一
枚の地図を発見する。その地図は、聞き込みで得た情報と同
じだった。
 薫「やっぱり!浅倉は誰かに頼まれて、トランクを運んだんじ
 ゃありませんか?」
 右京「やはり、じっとしている場合じゃないようですね」

『河川敷・自由共和国』
右京と薫、そして美和子が、自由共和国を訪れると、何やら
人だかりが出来ている。聞けば今朝方、間島がガケの下で
血を流して死んでいたという。
右京は、その死体からあの”お守り”が消えている事に気付く

藤の案内で、事故現場へ向かう、右京と薫。警察は「ガケか
らの転落」という事故で処理する考えらしい。
だが、右京は、
 右京「事故ではないでしょう。お守りが無くなっていましたか
 ら。奪われた…と考えるのが妥当でしょう」
そして、
 右京「国務長官。浅倉禄郎は本当に、ここの国民ではなか
 ったのですか?浅倉禄郎は、仕事としてトランクを運んだの
 では、ありませんか?」
 藤「どうして、浅倉さんにそこまで…」
 薫「アイツが殺人鬼だろうが、なんだろうがな!親友なんだ
 よっ!!」←薫ちゃん、カッコイイ(*>▽<*)!!
すると、藤は浅倉が”法務大臣”として、この国で暮らしてい
た事を証言する。藤はこの国で唯一、浅倉の経歴を知って
いたのだ。それもそのはず。彼は収賄事件で逮捕され、その
時の担当検事が浅倉だったのだ。実刑を受けて出て来た時
、彼は何もかもを失っていた。そして、ここに住み着いたのだ
。この場所が開発予定地に決まった頃、ふらりと浅倉が現れ
た。浅倉は既に記憶を無くしていた。藤は、間島に取り入り、
浅倉をここで暮らす事を納得させた。藤は、浅倉と組んで仕
事をこなしていた…。

 『回想シーン・河川敷:夕暮れ時』
 川原に座って、パンをかじる浅倉と、藤。
 浅倉は遠い目で、藤に語り掛ける。
  浅倉「過去を思い出せば、もっと辛くなりますか?僕の過
  去は、そんなに地獄ですか?」←こん時の浅倉さんの表
  情がまた…たまらなく切なくてねぇ〜…”狂気”の抜けた
  浅倉は、どこか子供のようで。彼の過去を知っている(ま
  たは、未来を知っている)ファンは、ここで「ぐっ」と来るん
  ではないでしょうか?!生瀬さんには、脱帽です!!

 『回想シーン終了』

藤の話を聞き、薫は浅倉が犯人でない事に、確信を持つ。
更に藤は、トランクを運ぶという仕事は、間島が依頼したの
だと、告白する。
 右京「大統領は、開発中止を条件に、仕事を請け負った
 のではないですか?」
 美和子「なら、開発を止めるだけの力のある人間?!」
 薫「市長!!」

『田所市役所・廊下』
平本と昌恵が、歩いている。
そこへ現れる、右京・薫・美和子。
右京は、間島の死を告げ、平本が以前から知っていたのでは
ないか?と詰寄る。
 昌恵「大統領とかいうホームレスが死んだ位で、なんだって
 いうの?」
平本は昨夜。札幌に行っていたと、答える。

『特命係』
薫の携帯に、美和子から電話が入る。平本のアリバイ確定。
犯人が平本ではないと分り、悩む薫は、浅倉の持っていた地
図とにらめっこする。
突然、右京がその地図を奪い、見つめる。鉛筆で地図を塗り
、ライトにかざすとそこには…。

『田所市役所・会議室』
平本が壇上に立ち、河川敷の開発を進める事を宣言する。
それを、離れた場所から見守る、昌恵。
議員達の賛否両論ある中で、”総合グランド建設”は可決さ
れた。
議員達が去り、平本と昌恵は二人で結果を喜ぶ。
そこに、右京・薫・美和子が登場。
 右京「桜木静香さんを殺害した犯人が分りました。その犯
 人は、大統領をも殺害しました。奥さん、あなたです」
 昌恵「どうして私が?」
 右京「僕が昨日、ホームレスが死んだ事を告げると、あなた
 は大統領の事だと仰った。どうして分ったのでしょう?」
しかし、昌恵はそんな質問には動じない。
薫は、ポケットから昌恵の書いた、”念書”を取り出して見せる
。そこには、昌恵自らが桜木を殺害した事が、記されていた。
 昌恵「どうして?」
目を見開き、動揺を隠せない昌恵に、薫は微笑む。
 薫「どうしてって、アナタがお書きになったんでしょう?」
昌恵は、平本の浮気相手の桜木に、平本と別れるように頼ん
だのだが、揉めた末に殺害。死体処理に困っていた所を、間
島に目撃された。そして、死体処理を依頼する代わりに、この
念書を書かされた事を、認める。
間島は、昌恵が書いた念書のすぐ下の紙を使って、浅倉に
地図を書いた。昌恵の筆圧がその紙には残っていて、鑑識に
依頼して、昌恵の文字だけを抜き取ったのだった。
昌恵は、平本の為にやったのだと言う。そして、
 昌恵「あの殺人鬼が、全ての罪を背負って逝ってくれるハズ
 だったのに…」
 薫「ふざんなよっ!」←この薫ちゃんの目力にも、注目♪
 右京「お気付きじゃないかもしれませんが、あなたも充分。
 殺人鬼ですよ」←やんわりと、嫌味(笑)。

『武蔵野霊園行きバス・車内』
座席に座る、右京。その前列に薫と美和子が、並んで座ってい
る。
薫の持っている新聞には、昌恵が逮捕された事が載っていた。
 美和子「よかったね。浅倉さんの疑いが晴れて」
 薫「ああ」
ふと見上げた歩道橋の上に、浅倉の亡霊を見る、薫と美和子。
優しく微笑む、浅倉。
薫は、右京を振り返って見るが、右京は気付いていない様子。
 右京「どうしました?」
 薫「いえ…。なんでも」
薫、美和子と見詰め合い、笑う。


これは…ラストはアレだよね?
皆で、浅倉さんのお墓参りに行くんだよね??
二度目に見て、ようやく「ああ…」と…(←遅っ!!)。
最終回に向けて、薫ちゃんと美和子さんの仲が、いい感じに戻
ってきたんじゃない??と思わせるシーンでしたよね。

殺人鬼
死んだら友の
キューピット

この句を、故・浅倉禄郎氏に捧げます。え?いらない??




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