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『相棒 season4』第4話


『密やかな連続殺人』 2005.11.02放送


(c)テレビ朝日・東映
ココで、前後編を持ってきますか?!!
確かに1時間では、終わらない内容ですけどね。
コヒ(小日向文世)さんが、いい味を出してました(にやり)。これを見
た後に、ドラマ『あいのうた』を見たら、やはりコヒさんが出ておられ
て、『相棒』とのギャップに「おおっ…」と、一人で拍手してました(笑)
。”癒し系キャラ”なコヒさんですが、実は幅広な役者さんなんですよ
ね…ドラマ『ビッグ・マネー』でも、一味違ったコヒさんが見られます。
(←どこの回し者なんだろう?色んな宣伝をしている…苦笑)


【ストーリー】
ある日、川岸にうちあげられた女性の刺殺体。その女性の耳から
は、左側だけピアスが無かった。右京はその点を不審に思い、推
理を巡らす。薫は、以前の事件で知り合った元刑事の佐古から、
過去にも同様の事件があった事を、右京に告げる。右京は、余罪
があるのではないか?と、全都道府県の所轄に電話して確認。
13件を発見する。共通しているのは、”容疑者が左耳のピアスを
被害者から持ち去っている”という事だけ。後は犯行手口も異な
る為、誰も連続殺人だとは気付かなかったのだ。しかし右京は断
言する。
「この事件は、同一犯の犯行です」
13年前の捜査資料から、村木重雄が容疑者として浮上。その男
は過去、警察に容疑者扱いされた所為で、神経を病んでいた。
夫をそんな風にした警察に、嫌悪感を示す妻・順子。
トリオ・ザ・捜一は、家宅捜査という強行手段を取る。部屋から、
被害者のピアスがいくつか発見される。
男は、「自分は誰にも捕まらない」と言い残し、右京や薫、トリオ・
ザ・捜一、そして妻の目の前で飛び降り自殺をする。

◆キャスト◆
村木重雄…小日向文世(自白後、飛び降り自殺だが?)
村木順子…山下容莉枝(重雄の妻)
内田美咲…奥貫 薫(重雄のかかっている、精神科医)
安斉直太郎…高橋一生(内田の助手)
佐古秀樹…山崎 一(過去、特命係と関りあった元刑事)

●脚本● 砂本 量、瀬巻亮犬



まず、良いなぁ〜と思ったのは、ノッケからのクラシックと鼓動が交
差する音。静と動が混在してる感じで、これから起こる事件の序
章に相応しいぞ☆と、素人ながらに思いました。

佐古さんは、脱・刑事からお、おでん屋さんに転身されたんスね!
意外に赤提灯な雰囲気の屋台に合ってて、ビックリでした。
『おでん御待堂 OHIMACHIDOW』←何か意味が?!!
つーか、薫ちゃんはいつ佐古さんと連絡を取り合っていたのか?
あの事件(←過去のお話にリンク貼ってるので、良かったら覗いて
復習・復習…笑)で、捨て置けなかったんでしょうなぁ…(遠い目)
。振り返るとかなり古いお話で、驚きました(←オイオイ)。年月が
二人をあんな雰囲気へと変えていったのでしょうね。深いな。
ああ!ココでは、佐古さんからピアスを受取る時の薫ちゃんが、
ツボでした♪
 ●屋台の棚に引っ掛けてある、物を見つける。薫。
   薫「なんスか?それ?」
   佐古「これかい?被害者の遺品だよ。無理を言って譲っても
   らったんだ」
   薫「殺しですか?」
   佐古「ちょうどあのコ達位のコだよ(と、客の若いOLを目で指
   す)。忘れないようにってね。そうだ!アンタもらってよ!」
   薫「え?オレなんかでいいんスか?」
   佐古「アンタだからいいんだよ!」(と、ピアスを手渡す)
   薫「…(一瞬、間を取って)んじゃ、お預かりします!」
このね、「お預かりします!」って時の表情が、いいのよ♪いつにな
く頼もしい感じでねぇ〜(* ̄▽ ̄*)♪「いやん♪こんな薫ちゃんに
なら、なんだって任せちゃうん♪」って(笑)。

新しく発見された、下流での遺体現場では、犬のジュンちゃん大活
躍!!(爆)。
 ●女性の刺殺体が流れ着いた、川岸。
   トリオ・ザ・捜一が集う。一帯には鑑識班が作業開始している。
   伊丹「(遺体の損傷具合から)上流に向けて、捜査範囲を広げ
   ねぇと…」
   芹沢「(言葉を遮り)手配しました!」
   三浦「若い女性の捜索願いは?」
   芹沢「今、所轄署に」
   三浦「随分と、手回しがいいじゃねぇか」
   伊丹「俺達はもう必要ねぇってか?」
   芹沢「ハイ!(割と笑顔で…)」
   伊丹&三浦「なにぃっ!!」←ナイスなコントとしか(苦笑)。
   伊丹「時代は芹沢さんですか?って、ふざけんじゃねぇ!百万
   年早ぇんだよ!このバカ!」
   そんな、トリオ・ザ・捜一に冷めた口調の米沢(爆)。
   米沢「あのぉ〜…お取り込み中すみません。こちらが御用の
   ようです」
   と、被害者の財布を加えたジュンちゃんを指す(笑)。
こん時の、トリオ・ザ・捜一の表情も良かったねぇ〜プリクラにして
貼りたい位だ(←どこへ?)。

特命係では、女性の遺体からピアスが片耳だけ無くなってるって
事から、薫ちゃんが推理を展開する。
 ●特命係でお茶を飲んでいる、右京。その背後から、薫。
   薫「(意を決したように)あの、思いつきなんですけど」
   右京「(カップに紅茶を注ぎながら)君の思いつきには、慣れ
   てます」
   薫「(カチンときて)やっぱ、いーです!」
   右京「(トーンを変えず)そうですか」
   薫「やっぱ、言います!!」
このコンビも…板についてきたっちゅ〜か(笑)。王道を行ってま
すよね。このテンポの良さは、かなりの高得点です☆
んで、推理を展開し終わった後の、薫ちゃん。急に自信喪失。
   薫「違いますよね(自嘲)」
   右京「僕も、そう思ってました」
   薫「(瞳を輝かせ)マジですか!」←この時、cometikiの目には
   無いハズの耳と尻尾が(笑)…薫ちゃん…ラブリー♪
   右京「マジです」
んでも、薫ちゃんの推理から、「そのヒントがあるハズだ」って…そ
こまでお見通しの右京さん。一枚も二枚も上手です。

13年前の資料を見るぞー…って、シーンの事。
   薫「机、お借りしまーす」
コレってば、『刑事マガジン2005』の52ページのアノ写真の??
偶然にもワタクシ、その写真をイラストに描いてるんです(>▽<)
!!なんか、嬉しい☆←バカ?

捜査を進めてく内に、右京さんと薫ちゃんは、今回の事件も13年
前に起きた、”片耳ピアス事件”と同一犯の仕業じゃないか?と
睨む。それは、容疑者が片方の耳のピアスを持ち去っているって
事は、当時マスコミにはオフレコで、犯人しか知らない事実だっ
たから。
   薫「でも、13年も経って?」
   右京「そう間は空いてないかもしれませんよ?」
そっから薫ちゃんは、全都道府県の所轄に電話して、事件の有無
を確認しました。そこにっ!!なんと、広島がっ!!
”1987年12月19日 広島 毒殺”だそうです。
被害者が出てんのに、一人TVの前で大喜び(爆)。すみませんね
ぇ。おバカな視聴者で。でもね、でもね、右京さんの字で”広島”っ
て書かれてサ、「広島」って言ってもらえんのよっ!!しかも、初っ
端の方の事件だったので、沢山触れてもらえたしっ(* ̄m ̄*)。
なんか知らんが、優越感(ジ〜…ン)。
大体、微妙に地味な地域なので、滅多に現場になる事無いんだ
モンさ。こんな時位(?)目立っとけ☆

事件の目星がついたので、内村警視長に報告に行く…ってんで
、特命係からホワイトボード持って、出発〜♪
   薫「ハイ、右曲がりますよぉ〜さがって、さがってぇ〜」
なんとも、「エッヘン」と聞こえてきそうな、薫ちゃんの張り切り具合
が堪りませんでした(笑)。

警視長室にて。
自信たっぷりのホワイトボードを前に、推理を展開する薫ちゃんだ
けど、中園警視正に浅倉さんの事件の事を持ち出されて、「しゅん
」としちゃう…中園さん!確かに分りやすい例えだけど、今。薫ち
ゃんの前で、その話すんの反則だぁっ!!(怒)。
内村さんは、あくまで冷ややかに…
   内村「なぜ東京でだけ、二度も犯行を犯したのか説明しろ」
   薫「そっ…それはぁ〜…(と、右京に目ですがる…んでも右京
   さんがノーリアクションなんで、次第に元気が無くなってくのよ
   ぉ〜笑)」
   右京「それは、分りません」
   薫「(ガックリと肩を落とす…爆)」
   右京「しかし。埼玉県ならどうでしょう?」
   一同「?!」
   薫「(小声で)右京さん。埼玉では事件、起きてませんよ!」
ここの仕草がまた、カワイくってねぇ〜(* ̄▽ ̄*)。
所が、右京さんがホワイトボードの地図の川を遡って行くと、そこ
は”川口市”。
   薫「川口市…埼玉だ!!!」
   内村「妄想だ!!」
ここで右京さんは食い下がらない。静かに退席。不満げな薫ちゃ
ん。二人がドアから出て行くと、内村さんがボードに食い入る!!
「う、内村さんまでヤッちゃいますか?今シーズン!!」
ボケとかツッコミに弱そうな、中園さん。ファイトッ!(笑)。
廊下では、右京さんがサラリと…
   右京「一応、報告の義務は果たしましたので、後はいつも通
   りにやるだけです」
ホント。どこまでも強かです(笑)。

重雄さん家に右京さんと薫ちゃんが行ったら、手首から血を流し
た重雄さんが飛び出して来る。トリオ・ザ・捜一が先手を打って
駆けつけたのだが、いきなり自分で手首を切ったらしい。
それで、揃って病院へ。
 ●処置室前の廊下
   伊丹は右京に事の顛末を述べている…が!
   伊丹「…って、何でお前がココに居んだよ!(薫に)」
   薫「そりゃ、こっちの台詞だよ!」
   伊丹「なんだとぉ?この亀吉!」←(爆…けど、世の中の亀
   吉さん的にはどうなんだろうか?)
   薫「何だそりゃ?」
   伊丹「お前なんか亀吉で充分だ!亀吉!亀吉!亀吉!」
   右京「(冷ややかに)ここは、病院です」
   薫&伊丹「(黙って頭を下げる…)」←親に叱られた子供みた
   いで、カワイイんスよ(*>▽<*)!!

順子の重雄に対する暴力と優しさは、狂気だと思った。
薫ちゃん曰く、「エキセントリックっちゅーか、サディスティックっちゅ
ーか」。けど、順子にとっても重雄にとっても、この関係である事で
互いのバランスが保ててる気がする。
”支配と隷属”。
この関係は確かに異常に思えるかもしれないけれど、こういうカタ
チでないと生きていけない人も居るんじゃないかなぁ…。

花の里にて―…右京さんと一杯やりながら、隣に座った美和子さ
んのピアスを引っ張る、薫ちゃん♪明らかに、確信犯☆表情が、
いたずらっ子そのものでしたモン(^w^)v。そんな薫ちゃんに、美
和子さんが反撃!!
   美和子「薫ちゃんてさぁ、嘘つく時”丁寧語”になるんだよ?」
   薫「そんな事ありませんよ?(ハッとする、薫)」
   美和子「ほらぁ(笑)」
さすが、十年来の”相棒”である(爆)。

プールにて―…似合わないよね。薫ちゃんと伊丹さんコンビ。
ズボンの裾を捲くって、プールサイドを歩きます(←オヤジ…笑)。
   伊丹「(徐に)村木の奥さんて、怪しいよなぁ〜」
   薫「そぉっかぁ〜?」
   伊丹「すっとぼけてんじゃねぇよ!何か掴んでんだろ!」
   薫、長椅子に座りつつ
   薫「そっちが先に言え!」
   伊丹も腰を降ろし、
   伊丹「それがねぇから聞いてんだろ!!」
   薫「おんやぁ〜?(小馬鹿にした感じで)天下の捜一が、心象
   だけで、容疑者仕立ててるんですかぁ〜?よっぽど手詰まり
   なんだな。ま、犬の手も借りる位だもんね!」
   伊丹「あぁ〜っ!!もういい!!黙ってろ!!どーせお前だっ
   て、変人警部殿の入れ知恵だろ!偉そうにしてんじゃねーよ
   !」
この二人は喧嘩してこそ、この関係を保ってられるのよね(笑)。
   薫「伊丹っ!」
   伊丹「亀山っ!」
なんて呼び合ってる二人は、ちょっと笑えてしまう(苦笑)。心底憎
み合ってる二人じゃないからこその、やりとり♪羨ましくもあったり
して(笑)。

その後、プールサイド(?)にて―…水から上がった順子さんに、薫
ちゃんと伊丹さんの二人でお話を聞きます。そしたら、
   順子「アンタ達に、一度殺人の汚名を着せられた人間のその後
   が分んの!?」
これはねぇ〜…薫ちゃん達じゃなくとも、「ズン」と胸にきましたね。
ま、このドラマでは重雄さんが真犯人で、”汚名”とは呼べないんだ
けど…実際にサ。自分や自分の身内とかが、こういう立場になっ
たら…どうすればいいんだろうか?って。逃げられないよなぁ。
国外逃亡?事件を知らない人達の居る場所に行かないと、どうに
かなっちゃうだろうな。
順子さんの爪を噛む仕草も、ストレスの現れのような気がして…。
彼女も被害者の一人なのかもしれない。

内田先生の病院にて―…ご高説を賜る、右京さん。
突然迫られて、一瞬たじろいでた気がします(苦笑)。
   内田「ピアスは征服を意味するの…」
   右京「…」
   内田「(突然、右京に迫りつつ声を荒げる)お前を征服してや
   るぞ!(トーンを戻して)…の、征服」

特命係にて―…重雄さんが”元・有名進学塾の講師だった”って
事が分って。一服していた、角田課長に…
   右京「予備校教師は、そんなに儲かるんですか?」
   角田「何?警部殿知らないの?」
   右京「生憎と、予備校には縁がなかったもので」
   角田「嫌味だねぇ〜スルッと言っちゃう所が、小憎らしいよな
   (と、薫を見る)」
   薫「あ!オレも、無いですよ?」
   角田「(白い目で)スポーツ特待生だもんなぁ」
   薫「(ガックリ)…」

予備校にて―…以前、重雄さんが勤務していた所。過去の資料
から、重雄さんが出張した場所と殺人が起きた場所と日にちが、
合致している事に気付く、右京と薫。
そこへ、伊丹さんと芹沢さんが登場。
またしても先を越された悔しさを、嫌味にする、伊丹。
   伊丹「それにしても、よく鼻が利きますねぇ〜警部殿はぁ〜(
   と、まるで赤子をあやすように)」
   右京「いえいえ。僕など…ジュンちゃんに比べれば、まだまだ
   ですよ」
敢え無く伊丹さん、敗れる(爆)。大体、右京さんに口で勝とうと思
ったら…ん?前に一回だけ薫ちゃん、右京さんに勝ったなぁ??
余程だよね。んー…っと…”イントロドン!”とか(古っ)、アニメ…
ゲーム系?………こんなんで勝てても嬉しくないか?でも、これ
でも勝てなかったら、ダメージは計り知れないよね(苦笑)。

そのすぐ後、予備校の廊下で伊丹さん達の気落ちした表情が、嬉
しくてたまらない、薫ちゃん(←鬼…笑)。
   薫「伊丹のあの顔、見ました?気持ちいいなぁ〜♪」
まるで、スキップしてしまいそうなノリでしたね。
…右京さんとスキップ…してくんないかな?

その後、伊丹さん達は内村さんから、無理矢理に重雄さん家の家
宅捜査の令状をもぎ取る。んで、村木家に突入して犯行現場から
持ち去ったと見られる、ピアスが7つ発見されるんだけど…この間
に、重雄さんは刑事達の間をスルスル〜っと抜けて行っちゃうん
だよ?
「誰か、止めとけ!!」(いや、マジで)
職務怠慢だぞ!!捜一!!
それとも、容疑者未満の人間だからスルーしちゃったとか?令状
取ってるんだから、静止はできたんじゃないかなぁ〜…。

村木の住むマンションの屋上にて―…今まさに飛び降りんとして
いる、重雄さん。右京さん、薫ちゃん、伊丹さん等々…皆の前で
陶酔した様に、語り始める。
   重雄「私は捕まらない。ウィムパティオル…ウィムパティオル」
   薫「(伊丹に)何言ってんだ?」
   伊丹「ウィンパ…?」
   薫「ウィ……どういう意味だよ!」
   伊丹「知るかよ!!」
こんな緊迫したシーンでも、この二人が居ればお笑いモードに♪
でも、こういう”普通な感覚”の人間が取り巻く場所で、重雄さん
が語ると益々、重雄さんの世界観が際立って見えて、良かった。
完全にイッちゃってる、重雄さん。イカしてました(>▽<)!!

飛び降りた後、地面に転がる重雄さんの遺体。
背中から、悪魔の羽のように広がる紅い血は、後編への期待を
更に膨らませてくれるのでした☆



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