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『相棒 season4』第16話


『天才の系譜』 2006.02.08放送


(c)テレビ朝日・東映
この二人の前で、薫ちゃんは…といったら…(苦笑)。
ま、勝てないよねぇ…”W右京”(by:薫)には。
一人でも大変なのに、そこへもう一人…しかも、右京さんより自制
心がきかないときてるから、もう大変!!
激突する二人の推理に、訳も分らず右往左往な、薫ちゃん…そこ
がまた、カワイくもあるのだけど:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

右京さんも、身内登場となって少し。いつもとは違う空気をまとって
おられましたしね。←コレが、薫ちゃんのツボを突きまくってたみた
いだけど(笑)。



【ストーリー】
夜道を歩いていた薫は、右京がホテルから女性と親しげに出て来
るのを目撃する。女性に金を渡す右京を見て、薫は心を悩ませる

翌日、特命係で「海辺にて女性の遺体が発見される」というニュー
スを、見ている薫だったが心中は穏やかでない。思い切って右京
に昨夜、自分が二人を見た事を告白し、「金銭で関係を持つのは、
反対だ」と、右京を諭す。
ところが、それはなんと杉下 花という、右京の姪だった。
花はフォトグラファーで、5年前に『TOKYO OMOKAGE』という
写真集を出していて、今回は「5年後の東京をテーマに、撮影に
来た」のだ。
5年前に、屋形船の大将をしていた、金田昭一郎を訪ねる、花。
金田と連れ立って歩いている時、ふとアパートの前の花壇に目を
留めて、シャッターを切り出す。それから、徐に花壇に近付き何か
を感じ取る。
警視庁に戻った花は、受付で「特命係に行きたい」旨を伝える。
そこに通りかかった、伊丹と芹沢。内容が「殺人事件に関する」
と聞き、捜一に連れて行く。
ところが結局、話にならずに特命係へ置きに行く。
特命係では、花が自身の推理を展開。現場に右京と薫を連れて
行く。そして、花曰く「加害者」である、二ノ宮順平宅を訪ねる。そ
して、これまた花曰く「被害者」である、二ノ宮加代子の居場所に
ついて、順平から話を聞く。
数分の会話から、右京と花は順平の”嘘”を見抜く。
得意満面の花だったが、右京は花の行動を戒める。
これが災いして、花は自論を証明する為に、順平宅に不法侵入
。警察に逮捕される。花はまた、勝手に加代子の証明写真を盗
み出していた…それを元に、右京と薫は被害者の特定を計る。
捜一は、順平が犯人だと断定。取調べにかかる。
花は釈放され、「順平犯人説、勝利!!」の杯を、たまきとあげて
いた。浮かれ気分で、撮影に協力してくれた、金田宅を訪ねると
告げて、花の里を後にする。
右京と薫は店に残り、今回、花が撮影したという写真を眺めてい
た。そこで右京は、被害者に施されていた特長のある、結び目を
発見する。それは、植木職人が使うモノだったが、なぜか金田が
船を結ぶ際に使っていたのだ。
二人が金田宅に急行すると、花が真実を知り、金田に襲われて
いた。止めに入る、薫。
金田は犯行理由を、「(加代子が)息子の愛した町を、汚したり、
けなしたりした為だ」と告白した。


◆キャスト◆
杉下 花…原沙知絵(右京の姪。フォトグラファー)
金田昭一郎…不和万作(町内会長で、昔屋形船を運営していた)
二ノ宮順平…櫻庭博通(被害者の亭主)
二ノ宮加代子…奈良先まどか(被害者・順平の妻)

●脚本● 古沢良太




さてさて、今回も”薫ちゃん萌え×燃えシーン”を振り返りま
しょうo( °▽°*o)(o*°▽°)o〜♪

<ホテルの前の通りにて>
夜、一人プラプラ歩いている、薫。ホテルの前を通りかかる。
ふと視線を向けると、正面入口にて右京が女と抱き合っている

 薫「お?(よく見ようと、一歩前へ)」
右京、抱き合った女性に勿体ぶって、金を手渡す。
女は喜び、再び右京に抱きつく。
 薫「あいややや…え〜?!(悲鳴に近い声)」

これはもう、水谷さんの反則技だよね(苦笑)。
ま、薫ちゃんに誤解されないと、始まらない展開だから、ワザと
こういう演技になっちゃうんだろうけど…くっくっく…それにしても
この、「あいややや…」という時の薫ちゃんの表情に、白旗です
。全く疑わないで、真剣にビックリしてんだもん(爆)!!
壮絶にカワイイよね(* ≧▽ ≦ ノノ゛ ☆


<翌朝 特命係にて>
海岸で見つかった女性の遺体に関するニュースを見ている、薫
。だが、なにやら落ち着かずに、TVを切る。
 薫「(思い切った様子で)右京さん」と、立ち上がる。
 右京「(いつもと変わらず)何ですか?」と、紅茶を飲む。
 薫「…いや、何でもないです」と、椅子に座る。
 右京「…(沈黙)」
薫、勢いよく立ち上がり、右京に迫る。
 薫「あの、気にならないんスかね?」
 右京「はい?(と、受け流す)」
 薫「オレ、朝から何度も右京さんに、話し掛けようとしては、や
 めてますよね?!」
 右京「6回目ですね」
 薫「気になるでしょ!?」
 右京「でも君は、言おうか言うまいか迷った挙句、言わない方
 を選択しています。僕は、その選択を尊重しているつもりなん
 ですが」
薫、この言葉に悶絶しつつ…
 薫「じゃ、言います!!夕べ、見ちゃったんですよ!右京さんが
 女性とホテルから…あ!半分は嬉しいんですよ?”あー、この
 人も人間だったんだ”、そういう血の通った部分が垣間見れて
 、嬉しい気持ちもあるんですよ?でも、オレ達警察官な訳だし
 、金銭でもって女性とそういう……ってのは…」
薫の言葉を遮るように、右京の携帯が鳴る。
 右京「ちょっと、失礼」
 薫「どうぞ」
携帯に出る右京の後で、どう言おうかと考えあぐねている、薫。
 右京「君ですか?」
 薫「(ハッと、右京を見る)」
 右京「僕も楽しかったですよ」
 薫「(電話を止めさせようと、右京の背後でジェスチャーする)」
 右京「今夜もですか?構いませんよ」
 薫「(頭を抱える)」
右京、電話を切る。
 薫「(間髪入れずに)右京さん!悪い事は言いませんから、そ
 ういう女性とは深入りする前に…」
 右京「(薫の言葉を遮って)亀山君。この際ですから、君にも彼
 女を紹介しておきたいのですが」
 薫「深入りしちゃってる…」

この、右京さんと薫ちゃんの絶妙な掛け合いは、見物でした。
朝から6回もこんな事を繰り返してた、薫ちゃんとか。それを受
け流して、涼しい顔で紅茶すすってた、右京さんとか…想像す
るだけで、面白い、(°▽、°)ノウヒャヒャ…(笑)。
きっと、物凄い空気が漂ってたと思いますよ(苦笑)。角田課長
が、「お?ヒマか?」と入って来られないぐらいにっ☆
特に、薫ちゃんの心境を察すると、もう…口の端が緩んで、緩
んで…いやっ!ホントにごめん!薫ちゃん!!でも、止まんな
いや(笑)。
カワイイよなぁ〜本当に……右京さんが羨ましいぞっ!!


<公園にて>
”彼女”を紹介する…という事で待っている、右京と薫。
そこへ、元気に駆けて来る、花。大きく手を振り、近くまで来ると、
一目もはばからず、右京に抱きつく。
 薫「…(一歩ひく…)」
笑顔を振り撒く、花。大きな瞳で、薫を見つめて、
 花「お昼のカレーライスは、美味しかったですか?」
 薫「え?(と、口元を拭う)」
 花「(服のシミを指差す)」
 薫「あ!ついてた…(照、照)」と、服を拭う。
そんな薫と右京を並べて、花は徐にカメラを構えて、シャッターを
切り出す。
益々、頭が「?」の薫。
 右京「(花に)いい加減に、自己紹介なさい!」
 花「(カメラを下げて)杉下 花です」
 薫「花さん…(間)…杉下?!」
 右京&花「姪です」

ラストの「姪です」は、見事なハモリでした(* °▽ ° ノノ゛ ☆
しかし、原沙知絵さんてナイスキャスティングですよねぇ〜知的
で、可愛らしさも兼ね備えてて…まさに”右京さんの姪”に相応
しい!!そう、思いましたよ。
そんな花ちゃんに「カレーライスの染み」を見っけられて、とても
恥ずかしそうにしていた、薫ちゃんに萌え〜〜〜ヾ(≧▽≦)ゝ
かうあいぃぃぃぃぃっ!!!!!40過ぎの男には見えません
!(←モチロンいい意味で☆)
美和子さんが出張中の間だけでも、レンタルできないものだろう
か?と、このシーンを見て真剣に考える、三十路過ぎの女(爆)。
最近とみに、薫ちゃんの”かわゆさ”が見えてきて、胸キュン★
しまくりなんですけど( ノ_ ・* )←私だけかっ!?


<花の里にて>
右京、薫、花の3人で飲みに来ている。
話題は勿論、薫が右京と花の関係を勘繰っていた事。花と、たま
きは大笑い。
 たまき「このお店の名前も、花さんからいただいたのよ」
 薫「え〜っ!そうなんスか?俺、なんにも知らなくて…」
 右京「念の為、申し上げておくと。便宜上、姪と言っていますが、
 実際はもっと複雑で…」
 花「(右京の言葉を受けて)おじいさまの、曾おじいさまの、兄の
 長女の、養子の次男の長女が、私です」
 薫「ん?ん?ん?(と、目をパチクリさせる)」
 右京「ほら、そこが違います。曾おじいさまの、弟の長女の、養子
 の次男の長女が、あなたなんですよ」
 花「え〜…(と、ブーイングを起こす)」
 たまき「ハイ、そこまで!(薫に)この論争が始まると、終わらない
 んですよ(苦笑)」
 薫「…とにかく、遠い親戚って事っスね」
話は、右京が花の家庭教師をしていて、推理の”いろは”なんかも
教えてもらった事に…
 薫「花さんも東大で?」
 花「いいえ?違います」
 薫「ですよねぇ〜(と、椅子に凭れ掛り、気を大きくする)。誰でも
 入れる訳じゃないっスもんねぇ〜(笑)」
 花「ハーバードです」
 薫「ハ…(絶句して、泣笑い)」

ココも、かなり萌え度高かったデス★
右京との関係を、花ちゃんから聞くトコとか〜一番は、やっぱ。花ち
ゃんが”ハーバード大学”って事を知り、愕然とするトコかな(爆)。
一瞬、「なぁ〜んだ♪右京さんの姪とはいえ、東大入れなかったん
だぁ〜♪」と、気が大きくなっていただけに…(苦笑)…そのショック
たるや、計り知れないものになってましたからね…くっくっく(笑)。
カワイイわぁ〜…泣笑いの薫ちゃんを、ハグしてあげたいです!!

花ちゃんは、ハーバードの大学院を途中で辞めて、フォトグラファー
の道へ進んだのだけれど、右京さんはそれが心配でならないらし
い(←人間味溢れる、右京さんの一面が見られましたね)。
薫ちゃんは、花ちゃんから5年前に出した処女作の『TOKYO OM
OKAGE』という写真集を貰って、嬉しそうでした♪
 薫「うん。オレは花さんの写真、好きですよ」
その言葉に、ちょっと嬉しそうな右京さん。
離れた席から、写真集を覗く右京さんの姿も、可愛かったです。


<屋形船にて>
5年前撮った風景を、改めて撮り直す、花。目に映るモノを、次々に
カメラに収めて行く。

この”屋形船”を見て、映画『武闘派刑事』を思い出してしまったの
は、私だけでしょうか…ゴメン。マニアで(* u _ u )。


<川のたもとにて>
屋形船を出してくれた、金田と歩く、花。
アパートの花壇に目を留めて、シャッターを切り始める、花。
その手が止まり、表札に目をやる。”二ノ宮順平・加代子”とある。


<警視庁の受付にて>
花、特命係に連絡をとりたい旨を伝えていると、伊丹と芹沢がやっ
てくる。「殺人事件」が絡んでいると知り、花を捜一に連れて行く。


<捜一のデスクにて>
うんざりした表情の、伊丹と芹沢。
事務処理をしている、三浦に経緯を説明する。
 三浦「杉下 花?!変人警部殿の親戚か!?」
 伊丹「言ってる事が、チンプンカンプンだ」
 芹沢「まるで、杉下警部と話してるみたいでしたよ」
 三浦「嫌なDNAだなぁ…」
 伊丹「ラチあかねぇから、特命に置いてきた!」

今回のヒットは、この三浦さんの台詞―…
 三浦「嫌なDNAだなぁ…」ですね(爆)。
本気でウケましたヾ(≧▽≦)ゝ ナイス!三浦さん!!
誰もが思っているであろう心情を、見事に一言で表現してましたか
らねぇ…(苦笑)。


<特命係にて>
花、右京そっくりに紅茶を入れて、右京と同じ動作で飲む。
それを見た薫、背後で嬉しそうに「にやにや」している。
 右京「何をしに来たのですか?」
 花「被害者の身元と、犯人を見つけました!」


<二ノ宮宅・玄関にて>
右京と薫を引き連れてやってくる、花。花壇を指差す。
 花「ホラ、この枯れたクリスマスローズ!何か気になりません?」
 薫「え?うーんと、クリスマスローズなのに、色が地味!」
 花「もぉ〜…」

右京は、花壇を一眺めしてから、推理を口にする。
この花壇は、クリスマスローズの枯れ具合からして、一週間程手
入れを怠っている。つまり、この花壇の持ち主に一週間前何かが
起きたのではないか?

花、右京の推理に満足して、
 花「(薫に)観察は、初歩ですよ!初歩!!」
 薫「すんません」

更に花は、大胆な行動に出る。二ノ宮宅を無理矢理訪問する。
面倒臭そうに、順平が出てくる。
 順平「またアンタかよ!妻は体調を崩して、茨城の実家に帰って
 ます!」
と、追い出される。
だが、花は「しめしめ」といった表情で、薫を見る。
 花「亀山さん、今度はちゃんと観察しました?」
 薫「え?…(悩)…意外とオデコが広い!」
 右京「ハガキ入れに、奥様の実家からハガキが届いてましたね。
 消印は、一昨日」
 薫「あの瞬間に、消印まで見たんですか?!」
花、右京の傍に近寄り、小声で話す。
 花「おじさま。この方、いつもこんな感じなんですか?」
 右京「役に立つ事もあるんですよ?」
 花「にわかには信じ難いですね…(と、薫を見つめる)」
 薫「悪うございましたね!」
 花「まだ、他にも証言があるんです」
と、金田宅へと右京を引っ張る、花。
 薫「おかしいのはそっちだろ!このダブル右京!!」
と、吐き捨てて、後を追う。

これはもう…薫ちゃん、災難だよね(苦笑)。だって、一般人ではつ
いて行けない世界だもんξ( ̄ m  ̄;)。
 薫「おかしいのはそっちだろ!このダブル右京!!」
なんて、愚痴りたくなる気持ちも分かりマス。
そういえば、薫ちゃんて仕事での愚痴を、誰に話してるんだろう?
男の人は、そんなに愚痴らないのかねぇ…きっとこの日は、美和
子さんに送ったメールも長かった事だろう(笑)。


<金田宅にて>
二ノ宮夫妻が、仲悪かった事を金田が証言する。
花は、自信満々に「夫が犯人です!」と唱える。
金田は、もう一度若い頃の体力を取り戻し、町内でこんな事件が起
きないようにと、鉄アレイで左手を鍛えだす。

金田さんのお話を聞いている間、薫ちゃんが「ポリポリ」とおかきを
食べてる姿が可愛かったです(* ̄∀ ̄*)。


<ホテルロビーにて>
花の宿泊するホテルに、花を送り届ける、右京と薫。
そのロビーにて、右京は花の安易な行動を諭す。ところが花は、そ
の言葉に反論…二人の口論はヒートアップする。
右京と花の間でオロオロする薫だったが、最後は右京が「ピシャリ」
と花の口を塞ぎ、ホテルを後にする。

いつもの右京さんとは違った、叱り方でしたね。そこがツボでした♪
「うーん。やはり肉親の前では、右京さんも人の子なのね…」なん
て思いながら。。。
その間で、オロオロしている薫ちゃんが、個人的にかなり萌えまし
た(* °▽ ° ノノ゛ ☆ この薫ちゃんも、普段は見られない表情で
したから。貴重、貴重(笑)。


<ホテルの外にて>
 薫「ちょっと、言い過ぎたんじゃないっスか?」
 右京「あれ位言わないと、効きません!探偵ごっこは、卒業したと
 思ったのに…背ばかり大きくなって。困ったものです!」
怒り心頭といった感じで、車に乗り込む右京。
そんな右京を見ながら、薫。
 薫「困ったなぁ…」


<二ノ宮宅・玄関にて>
花の言っている事を、否定する為に…という理由で、二ノ宮宅に向
かう、右京と薫。
 右京「彼女の事です。放っておくと、無謀な行動をとりかねません
 からねぇ」
ふと、視線を上げる薫。二ノ宮宅の前にパトカーが止まっているのを
見つける。
二人が駆け寄ると、ちょうど花が連行されていく所だった。


<柳橋警察署・取調室にて>
どうしても順平が気になり、外出した隙に室内へ侵入したのだという
。いわゆる、不法侵入。呆れる、右京と薫。
 右京「少し頭を冷やしなさい!」
立ち去ろうとする、右京に声を掛ける、花。
 花「被害者と比べてください!」
二ノ宮宅から盗んできた、加代子の証明写真を取り出す。
 右京「…窃盗罪も加わりますよ?」
 薫「めっ!」

ちょっと、ワタクシ。この「めっ」にヤラれてしまいました〜(// ▽ //)
ちっちゃい子供にするみたいに、「めっ」って…「めっ」てぇ〜………
さ、されてみたいっ(←バカがココに居ます)。
目の前でされたら、多分。気絶しちゃうよ、私ゃ。
カワイ過ぎるモン…真空パックして、永久保存よっ☆好き過ぎるっ!


<特命係にて>
米沢が、被害者の写真を持って来る。
手をロープで縛られているが、その縛り方に特徴があり、右京はそこ
に着目する。どうやら素人技ではないようだ。
花の写真集を持ち出し、金田のロープの結び目と比べる。漁師の物
でもない…右京は「植木職人の技では?」と推理。
そして、花が持ってきた証明写真と被害者の顔を比べてみる。
 薫「似てますね…」


<二ノ宮宅・居間にて>
トリオ・ザ・捜一が、順平に加代子の死を告げる。
伊丹と三浦が神妙な話をしている横で、芹沢は被害者の手首の写真
と壁にかけてある、ロープが一致する事に気付く。
順平は、一気に容疑者にされてしまった。
部屋を飛び出した順平を捕まえたのは、通りかかった金田だった。
そこへ、右京と薫も到着。捕り物劇に驚く。
 伊丹「(薫を見て)すっごいねぇ…何?偶然?偶然?偶然?」
 薫「うるせぇよ」


<警視庁・取調室にて>
トリオ・ザ・捜一と、10人程の刑事に取り囲まれての、取り調べで苦
しい証言をする、順平。


<花の里にて>
右京と薫がやって来ると、花とたまきが祝杯をあげていた。
 花「おじさまに、推理で勝ったお祝いです♪」
 たまき「認めたらどうです?弟子は師を超えるものですよ?」
 右京「師を超えない弟子だって、大勢います」
 薫「オレは弟子じゃないですからねっ!」
 右京「君の事とは言ってませんよ」
 薫「(ムッとして)オレも、花ちゃんに祝杯をあげたい!今回は、右
 京さんより花ちゃんのが、人を見る目があったっちゅー事ですね」
と、たまきに酒を注いでもらう、薫。3人で乾杯。
 右京「(取り残されてる)…」
花、今回撮影した写真のプリントアウト分を、取り出し渡す。
 花「これを見て、勉強してください。それとコレ。書き出しておきま
 した。これでおじさまの間違いに、気付かれるでしょう。でわ」
と、メモを右京に手渡して、金田の家に今回の撮影協力のお礼へと
向かう。
右京に手渡されたのは、杉下家の家系図…
 右京「どうして彼女は、ああも人の神経を逆撫でするような事を言
 うのでしょうねぇ…言葉遣いというものを、もう少し考えなければ
 なりません。そう思いませんか?(と、薫に)」
 薫「思いますよ。すっごく思います!ほぼ毎日思ってます!」
右京、さかづきを覗き込む。
 右京「僕だけお酒ありません。お酒ちょうだい!」

この「お酒ちょうだい!」は、今までの右京さんのキャラには無いモ
ノだよねぇ…うーん。新たな一面だ☆よい意味で、好きです。
薫ちゃんの、「思いますよ。すっごく思います!ほぼ毎日思ってま
す!」は、実感こもってたなぁ(爆)。果たして、右京さんに通じたの
かどうか…くっくっく…可哀想な薫ちゃん。


<金田宅・居間にて>
金田にマッサージをしている、花。
犯人逮捕を報告するが、金田の言葉の端に、彼が真犯人であると
確信する。
怯える花に、襲い掛かる、金田。


<花の里にて>
花の写真を見ている、薫。一通り見終わったので、右京に手渡す。
右京は写真を見ながら、金田が被害者の手首に施してあったのと
同じ結びを、船にしている事に気付く。
すぐに、花の身を案じる。


<金田宅・居間にて>
金田は、加代子の殺害動機を、花に語っていた。
加代子は、町内のルールを守らず、口も悪かった。それにキレて殺
してしまったのだと。殺害後、船を出して東京湾に沈めたらしい。
 花「そんな、くだらない事で―…」
 金田「町の為にやったんだ!それをくだらないだと!!」
花の首を絞める手に、力を込める金田。
そこに突入してくる、右京と薫。薫が、金田を制する。

右京は、5年前まで”もやい結び”をしていた金田が、なぜ植木職人
の結びをしたのか?と問う。
 金田「息子に教えてもらったんだ。もやい結びが下手だったけど、
 バイトで習ったって、植木職人の結び方を…」
その息子も、若くしてガンで亡くなったのだという。
 金田「俺は絶対、許さねぇ。息子が愛した、この町を…汚したり、バ
 カにしたりする奴を、絶対許さねぇ!…けど、悪い事はできねぇな。
 肝心な時に、植木結びが出ちまうなんてよぉ…バカだなぁ…」
ガックリと肩を落とす、金田。
薫は立ち上がり、飾ってあった金田と息子の写真を持つ。
 薫「息子さんだよ。”オヤジ。悪い事したら、ちゃんと謝れよ!”って
 なぁ!!(と、写真を金田の前に突き出す)」
金田、その写真を見つめ…
 金田「タケシぃ…すまねぇ……すみませんでした。ごめんなさい」
と、泣きながら土下座し、なんども謝る。
そんな金田に、何も言えない3人。

この、息子さんの写真を突き出すシーンも、好きでした。”薫ちゃんら
しく”て。誰より、何より想っている息子さんなら、金田さんの気持ち
を解かしてくれるんじゃないか…って、思ったのかどうなのか…(笑)
。その辺が天然なのが、薫ちゃんのイイ所でもあります☆


<リムジンバス乗場にて>
花の見送りに来た、右京と薫。
右京は、花に大学に戻るようにと諭すが、
 花「出世コースを棒に振るのは、師匠譲りなもので♪」
 薫「ぐっふっふ(笑)」
 右京「…」
花、薫にハグする。
 薫「!?(戸惑いながら、背中をポンポンと叩く)」
 花「(ニッコリ)」
右京とも、ハグをして花、リムジンバスに乗り込む。

座席についた花の窓を、右京と薫が叩く。
花、窓を開ける。
 右京「間違っている所を、赤ペンで修正しておきました。これで、ど
 こを間違っていたかお気付きになるでしょう」
と、家系図のメモを花に渡す。
 薫「んじゃ、オレも一つだけ。最初に会った日、お昼に食べたのは
 、カレーライスじゃなくて、カレーうどんでした」
花、苦笑して、窓を閉める。

走る去るバス。
 薫「また来いよぉ〜ガンバレよぉ〜」
と、ピョンピョン飛び跳ねて、大きく手を振る。

激カワなんですけど、薫ちゃん…あ、鼻血が…(* u _ u )。
んもぉ〜…どうしましょっ!!何かする度に、そのカワユさがUPし
ていくんですけど…止まりませんな、この勢いは…ゼイゼイ。
花ちゃんは、きっと再び登場するんでしょうな。楽しみ♪


<特命係にて>
花に撮ってもらった写真を、飾ろうとする、薫。
 右京「飾る程の写真じゃありませんよ」
と、紅茶を飲む。
そこへ、角田登場。
 角田「お?ヒマか?何だ?その写真は?」
 薫「いい写真でしょ?」
 角田「俺ね、写真はうるさいよ〜(と、薫から写真を取上げ)…う
 〜ん。こりゃ、イマイチだな」
 右京「ハイ?」
 角田「イマイチ!構図がありきたりだし、素人丸出し。イマイチだ
 な!」
 右京「本気でおっしゃってます?」
 角田「イマイチだよ!」
右京、角田の手から写真をひったくる。
 右京「イマイチじゃありませんよ!奇をてらわない、シンプルな構
 図こそ、実は最も難しいんです。一見何気なく撮っているように
 見えますが、これは実にバランスよく、被写体を切り取ってあり…
 …」
ふと、熱っぽく語っている自分に気付き、口篭もる。
 右京「…と、いう見方もできなくはありませんが…、感じ方は人そ
 れぞれですからね」
 薫「(にやにや)…」

なんのかんの言いつつも、花ちゃんの一番の味方な、右京さん。
”姪バカ”かもしれませんが、そんな右京さんも好きだ☆
きっと、薫ちゃんも新たな右京さんの一面に、惚れたのではない
でしょうか?と、思ってみたり(笑)。


今クールは、ホントに台詞回しといい、キャラといい…面白いです。
どの話も、いい意味で”相棒らしく”なっていて。コアなファンは勿論
ですが、新規のファンの方にも存分に楽しんでもらえる、作品ばか
りだなぁ〜と、”相棒バカ”な私は思うのでした。




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