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ドラマ『世界一の愛妻物語』に出演


2006.9.12up


ドラマコンプレックスの愛の絆シリーズA 世界一の”愛妻物語”で、寺脇さんは日本映
画界の巨匠・新藤兼人さんを演じました。

これは、女優・乙羽信子さん(片平なぎさ)と新藤監督との実話を基にした、ドラマです。
宝塚を卒業し、スクリーンデビューを果たした乙羽さんが、新藤と出会い”演技”というモ
ノに目覚めて、同時に…新藤への恋心も芽生えさせてゆく。
だが、当時。新藤には妻子があり、それは許されぬ恋であったが、2人は一線を越えて
しまう。
けれど乙羽に、新藤の家庭を壊す気は無く、「ただ、監督の傍に居たい…」その想いだ
けで、一瞬自分に振り向いてくれる新藤と、家庭へ戻っていってしまう彼の後姿の間で
苦しむ事になるのだ。
だが、彼女はその想いを新藤が作る”映画”という世界で、昇華させていった。
そして、歴史に残る数の映画を2人で作り出してゆく事になるのだ。
月日が流れ、乙羽と新藤の事が世にバレる事になる―。
精神的にも参っていた乙羽は、新藤との関係も映画も辞めようとするのだが、新藤の説
得で思い留まる。
やがて、新藤の離婚が決まる。
新藤は乙羽に結婚を申し込むのだが、「誰かを不幸せにしてまで、自分が幸せになりた
くない」という彼女の意向で、その話は立ち消えになる。
更に月日が流れ、乙羽が入院する事になる。その時、乙羽は新藤と一緒に暮らしたい
と心から思うようになり、ようやく2人は正式に結婚するのだ。
だが、乙羽にまた病魔が襲い掛かる。
診断は「余命一年」。
新藤が取ったのは、乙羽を最期まで女優として生かしてやる事。
延命治療を断り、乙羽の映画を撮ったのだった。
彼女の死後、立てられた墓石に”天”の一文字が刻まれた。そこには、「あの世に逝っ
ても、2人一緒に…」という、新藤の想いが込められている。






さて、久しぶりの”薫ちゃん”以外の役を演じてくださった寺脇さん!
カぁ〜ッチョイイ〜、(*≧∀≦*)ヾ
一挙手一投足に、ワタクシもうメロメロでした(*´д`*)ムハーッ
 「監督をやってる時の新藤って、別人みたいに変わるからね〜」
という設定(?)の為か、”普段”の新藤さんの声のなんと甘い事よ………
あんな喋り方されたら、私なんかイチコロですよ←誰も呼んでないから
”ほぇ〜っ”としてる時や、映画について語る時、監督やっている時etc…沢山の表情を
魅せてくださいまして、これまたツボ(* ゜ ▽ ゜ ノノ゛
ボーッとしながら、頭ボリボリ掻いてるトコとか、結構お気に入りです(笑)。

そんな新藤さんが、映画会社の前で茶封筒を「パシッ」と叩いて、殴り込み(←言葉悪
っ)する場面があるんですけど…ごめん、売込みに行く…だ。。。
 ”原爆の子”
新藤さんが書いた映画脚本のタイトルがバーンと出たのです。

 私「ふむ。聞き馴染みのあるタイトルだ…」

何気にスルーしていたら…

 新藤「広島は、俺の街だ!!」
 私「のぉぉぉぉぉっ!新藤!広島出身かぁっ!!←すごい失礼な叫び方…
事前に調べておいてもよさそうなモノだが、全くノーマークだったので、この台詞にアッ
パーカット喰らってしまいました(爆)。

 私「てっ、寺脇さんが…”広島”…広島って言ってるよぉぉぉ←台詞だが

o( ゜▽゜*o)(o*゜▽゜ )o〜♪←もう、こんな感じ
一瞬、ドラマの事吹っ飛んでました(苦笑)←コラコラ

 ありがとう、新藤監督!
 広島に生まれてくれてっ(*≧人≦*)


ま、これで一気に親近感が高まった事は、言うまでもありません←現金なヤツ






寺脇さんと言えば、薫ちゃんとか”動”で尚且つ”陽”のイメージでしょ?
でもねぇ〜実は寺脇さんの”静”で”陰”な演技も、素敵なんですよぉ〜(* ̄w ̄*)ウフッ
今回で言うなら、脚本書いてるトコとかですかね?
寺脇さん、手がキレイだからもっと手のアップがあっても…(*´ ▽ `*)ホウッ
だから、着崩した浴衣で、頭ボサボサ…そして、原稿用紙に向かって集中してるシーン
は、鼻血モノでしたよぉ。。。

 私「どこまで私のツボを知っているのかっ!!」←知らないから


あとは、乙羽さんとの事がバレてしまい、会社に電話がひっきりなしにかかってきて、戸
惑うトコとかも好きでした。

 新藤「俺は…どうすれば、いいの…かな?」

結局は、妻子の元に帰っちゃうんですけど。
弱気な寺脇さんの表情は、実に切なくて…

 私「よーし、よしよし」←ムツゴロウさん化してしまう(笑)

できる事なら、頭撫で撫でしてあげたいっス(* ̄m ̄*)萌×萌だ☆


乙羽さんに”別れ”を切り出されるシーンでも…

 新藤「私は弱くてズルイ男です…」

なんて切り出すんですよ?!
私が乙羽さんでも、「ダァーッ!ちきしょう!好きだぁっ!!」って、その手を掴んでしま
いますよ。天然なんだもんなぁ…






私が監督だったら、絶対入れてたカット(爆)。
勝手に描いてみました↓
乙羽さんが余命一年だと分かり、部屋で一人涙するトコです。
ドラマ内では、寺脇さんの背中で終わっちゃったんですけどね。
実は寺脇さんて、泣き顔も素敵なのですよ(* ゜ ∀ ゜ ノノ゛☆ウヒョヒョ
色んな…複雑な思いを噛み締めて泣くシーンとか、絶妙なのです!!
最近はあんまりそんなシーンも無く…40歳過ぎた男が、泣くのもいいと思うんだけど…嫌
でしょうかね??

あ!このシーンが40過ぎとは限らんな。。。
一体、皆。年齢は幾つだったんだ!?
乙羽さんがお亡くなりになったのが、70歳だから…新藤さんはそれより上なのよね?

ちゃんと、ロマンスグレーに髪の毛や眉毛もして、シミとかも描かれていたのに…いかん
せん、若い…声のトーンも落とされて、ちゃんと”老い”を演じておられたんだけど…

 私「寺脇さんて、歳取ってもあんまり変わらんのんじゃろうか?」

そんな嬉しい不安を覚えてみたり。






このドラマは、本当に胸が苦しくなる位の”切なさ”を伝えてくれました。
”世界一の愛妻物語”
なんてタイトルだけ聞いて、「甘々夫婦物語?」なんて思っていたんですが…よもやこん
な展開になろうとは…ビックリです。
ビックリついでに、私の中の乙羽さん像がガラガラと音を立てて崩れていきました(笑)。
こんなに情熱的な人だったんですね。。。
歳を重ねられてからのお姿しか、印象に残っていないので、「柔らかい、優しい方」ってイ
メージしか無かったんですよ。
だから、寺脇さんを見てはいましたけど、半分片平さんに持ってかれてましたね。
波乱万丈…っていうか。
彼女の人生を歩めと言われたら、「できません」と答えるだろうな。私。
でも、こんな風に想える相手に巡り会えるってのは、羨ましい。
中々居ないでしょう?!
もし出逢えたら、こんな苦労もしちゃうのかもしれない(笑)。
だって、苦しいとか思うけど。それに余りあるモノが、そこにはあるんだろうから…

”同志”
そう呼ばれる存在になりたいねぇ〜( ̄∀ ̄)ふふふ。


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