【ストーリー】
日本フーズで現金輸送の手配をしていた、木下と今井の元に、2人組の男が
現れる。覆面をした男達は、木下と今井を殴り倒して、現金を奪って逃走した。
手掛かりは、3人組であったという事だけ。
翌日。狭間は会社に何事も無かったように出社してきたが、実は昨日無断欠
勤していた。トリオ・ザ・捜一は狭間を疑うが、彼には昨日の記憶が無かった。
「泳がせて真相を暴く」という捜査一課に対し、右京と薫は彼の記憶を取り戻そ
うと奔走する。
着たまま寝ていた服、切れた口の端。見た事の無い包丁、スーツの内ポケット
に入っていた、俳句作品展のチケット、コートのポケットの中にあったコインロ
ッカーの鍵。取れていた左手のコートのボタン。鞄のシミ。
これらの手掛かりを元に、右京と薫は、狭間が宇田川と会っていた事を突き止
める。
宇田川の家に行くと、状況を察した宇田川が逃走。部屋からは、狭間の物らし
き血痕や犯行時に使用された、覆面が見つかる。
狭間の持っていたコインロッカーの鍵で開けたロッカーには、500万円が入っ
ていた。彼は犯行に加担していたのだろうか?
その頃、国分死体が発見される。
国分の部屋の前には、彼の無くしたコートのボタンが落ちていた。右京はそれ
を取り上げ、推理を巡らせる。
狭間は独房で、自分なりに記憶を取り戻そうと必死だった…そして思い出した
モノは―…彼が恋心を抱いている康江が、国分を殺害したかのような現場だっ
た。
狭間は康江を庇って、自首をする。しかし右京にはそれが「嘘」だと分かる。
狭間は仕方なく真実を告白するのだが…真犯人は別にいた。
被害に遭った会社員の木下だ。
リストラされそうになった木下は、「自分の退職金だ!」と現金を奪う事を計画
したのだが、国分に裏切られたので、殺害してしまった。
◆キャスト◆
狭間 肇…林 泰文(薫ちゃんを上回るお人よし。康江に片思い中)
川本康江…遊井亮子(狭間の憧れの君☆女らしく優しい女性)
宇田川 直人…北原雅樹(狭間の元同僚。現在、借金取りから逃亡中)
木下昭夫…渡辺憲吉(リストラされそうな会社員。強盗計画首謀者)
国分信也…関 貴昭(強盗実行犯主犯格。だが、木下に殺害される)
●脚本● 古沢良太
<日本フーズ・ロビーにて>
男から事情を聞いている、トリオ・ザ・捜一。
伊丹、何やら鼻を「ぴくぴく」させて振り返る。そこには、右京と薫の姿が。
伊丹「お前は、俺達のストーカーかよ!」
薫「こっちのが先に来てたんだよ、タコ!」
右京「ちょうど通りかかったものですから」
薫「お前等こそ、なんで強盗事件に出張ってんだよ?」
伊丹「5ヶ月前の強盗殺人に繋がってるかも知れないからだよ、ボケ!」
「タコ!」と「ボケ!」ですか…(=´∀`)ノノ゛
久しぶりに”復活!小学生の喧嘩!”って感じだ(笑)。
こんなやりとり、いつまでも続けて欲しいなぁ。2人には。
<狭間宅・居間にて>
狭間の鞄についている、シミに着目する右京。
右京「コレ、シミじゃありませんかね?なんでしょう?」
狭間「さぁ…覚えがない…??」
薫、鞄に鼻を近付け「くんくん」。
薫「なんか…美味しそうな匂いが…」
右京も鞄に鼻を近付ける。
右京「ええ」
狭間「あ、ホントだ」
薫「なんだっけ?なんだっけ、コレ?」と、頭を捻る
狭間「いや、分からないです」
薫「整理すると、鞄の匂い。俳句のチケット、見覚えの無いナイフ、謎の鍵、
袖のボタン。口の怪我、来たまま寝ていたという状況」
右京「ああ!お酒をお飲みになる?」
狭間「いいえ。一滴も飲めません」
右京「なるほどぉ(と、少し語尾上がり気味に)。いくつか手掛かりが集まり
ましたね」
薫「ハイ」
狭間「こんなんで手掛かりになるんですか?」
右京「充分です」
薫、鞄に鼻を近付け「くんくん」。
薫「なんか…美味しそうな匂いが…」
ベストプリティーシーン決定ですぅぅぅ〜(o≧∇≦)o
↑勝手に
亀やわんこぉぉぉ〜(☆▽☆)キラーン
もう、警視庁一の名犬として君臨するのも可!!←オイ
カワイイぃぃぃ〜飼いたいぃぃぃ〜(人´∀`*) 薫「なんだっけ?なんだっけ、コレ?」と、頭を捻る
この表情も、めっちゃツボを突かれてしまい、TVの前で1人のた打ち回って
おりましたデスよ。(○∇○)グハッ
右京「ああ!お酒をお飲みになる?」
狭間「いいえ。一滴も飲めません」
右京「なるほどぉ(と、少し語尾上がり気味に)」
このシーンもツボでした(爆)。
右京さん、結構「よしキタ!」って感じで言ってみたのに、スコーンと外してし
まって、「え〜…ちょっと右京ってば、心外ぃ〜」(←すみません、妄想で
す)みたいな感じだったんじゃなかろうか?と(苦笑)。
語尾が微妙に上がり気味だった所にハマってしまいました!!
右京さん、面白過ぎデス(≧ω≦)b
<ピエトロ・入口にて>
右京、狭間の鞄の匂いを再び嗅いで、「ここに入りましょう」と言う。
店内に入ると、店員が狭間に頭を下げてきた。
店員「すみません。私、昨日この方の鞄にコーンポタージュをこぼしてしま
い…」
薫、狭間の鞄を取って鼻に近付け、嗅ぐ。
薫「ポタージュの匂いかぁぁぁ」と、かなり悔しそうに叫ぶ
狭間と一緒に居たのは、昔の同僚の宇田川らしい。。。
右京「宇田川君は、どうやらこの辺りに住んでいるようですねぇ」
薫「でも、借金取りから隠れてるんだとしたら、目立たないように暮らしてる
んでしょうしねぇ」
狭間「あ、不動産屋にあたってみたらどうでしょう?」
薫「最近個人情報に煩いから、簡単に教えてくんないんだよ」
薫の言葉に右京、何やら閃いた様子。
右京、薫をじっと見つめる。
薫「え?」
薫「ポタージュの匂いかぁぁぁ」と、かなり悔しそうに叫ぶ
このシーンに萌っ(*#′∀`艸)
表情が激カワなんスよねぇぇぇぇぇ〜♪
警察犬への道は、険しいのだ☆←え?違う?
薫の言葉に右京、何やら閃いた様子。
右京、薫をじっと見つめる。
薫「え?」
”薫ちゃんに、目で訴えてみよう!!”
そんな新企画が始まった気配(笑)。
さあ、どこまで気付けるか?!
でも、大事な事はちゃんと言葉で言ってくんなきゃ、わかんないゾ。
<不動産屋にて>
店主、物件のファイルを広げながら…
店主「もっと安い所と言われてもねぇ…無いんですよ、この辺」
店主の前で薫、肩を竦めて座っている。
薫「そこをなんとか…」と、伺うような視線を投げる
店主「(にっこり笑って)借金?」
薫「…まぁ…」
店主「そうなると、”訳アリ荘”位かなぁ…」
薫「ワケアリソウ?」
店主「訳アリばかりだから、”訳アリ荘”って呼ばれてんの♪本当の名前、
何て言ったっけかなぁ〜」
薫「(弾かれたように身を乗り出し)そこ、お願いします!」
そんな訳で、一芝居うつ事になっちゃった薫ちゃん(≧艸≦*)(爆)
なぁ〜んとも、居心地悪そうに椅子に座ってるトコがツボでした。
基本的に嘘吐けないからねぇ〜…んもう、カワイ(*ノωノ)
店主の訳アリな人を扱い慣れてる感じも、ちょっと笑ってしまいました。
「アンタだけじゃないんだよ、がんばんな!」みたいな♪
<メゾンド・シャンゼリゼ前にて>
”訳アリ荘”の前に立つ、右京と薫、そして狭間。
狭間「ココが”訳アリ荘”ですか?」
薫「本当の名前は…」
右京「メゾンド・シャンゼリゼ……いいセンスですねぇ」
右京「メゾンド・シャンゼリゼ……いいセンスですねぇ」
この、間がナーイスタイミングッO(≧∇≦)O
右京さんが、どんどんお笑い上手になっていく…と、ヒーヒー言いながら見て
おりました(笑)。
ここは、スルーしてもいんじゃないですか?ってトコだったんですけど…右京
さんてば、お茶目さん(* ̄▽ ̄*)
このトリオ(右京さんと薫ちゃんと、狭間君)、結構笑いイケるんじゃ…←コラ
<国分宅・玄関前にて>
狭間の物らしきボタンを発見する、右京と薫。
そこへトリオ・ザ・捜一が登場。
伊丹「またお前、コラ!カメ!!な…コラ、お前」
薫「…」
右京「行きましょう」
薫、黙って右京の後に続く。
伊丹「お?オイ、無視かい!オイ!」と、薫の後を追う
三浦「オイ、伊丹!」と、呼び止めようとする
芹沢「もう、いいっスよ。行きましょう!」と、三浦を現場へと導く
薫ちゃんに無視された挙句、芹沢クンにまで見放されている伊丹さん!?
き、気付いた方がいいかも…Σ(T▽T;)
三浦さんまでそうならない内に、早くトリオ・ザ・捜一に戻ってぇぇぇ〜!!
<花の里にて>
まったりお酒を飲んでいる、右京・薫・美和子、そして狭間。
薫「事件も解決して、挟間君の記憶も戻って、めでたし、めでたしと」
狭間「あ、でも一つだけ謎が残ったままで…」
たまき「謎?」
狭間、スーツの内ポケットから俳句作品展のチケットを取り出す。
狭間「俳句作品展…これが一体、何なのか…」
薫、右京に視線を投げる。
右京「その謎も、もうじき解明されると思いますよ?」
狭間「え?」
薫「(腕時計を見て)入り辛いのかなぁ…狭間君!」
狭間「はい?」
薫「もう、帰んなさい!」
狭間「え?」
美和子「帰りたまえ!」
右京、狭間に優しい視線を向ける。
ファンの皆さんの声もあって、繁盛している花の里(笑)。
”声”って、届くんですねぇ…すごいなぁ。。。
花の里は癒しの場ですが、狭間君が入る事でさらにほっこり感が増した気
がします…だって、美和子さんも認める”薫ちゃん以上のお人よし”ですも
んね〜(´ω`*)
<花の里・表にて>
狭間が出ると、康江が立っている。
狭間「川本さん」と、嬉しそう
康江、深々と頭を下げる。
康江「色々、迷惑かけてすみませんでした」
狭間「こちらこそ」
康江「本当に…覚えて無いんですか?日曜日の約束…」
狭間「日曜日?」
康江「一昨日…バスで」
狭間、ようやく俳句作品展のチケットを康江から貰った事を思い出す。
狭間「あ!…一番、忘れちゃいけない事でした」
康江「(恥ずかしそうに、微笑む)」
狭間「お食事…済みました?まだですか?」
康江「ハイ!」
狭間「じゃ…もし…よかったら…」
康江「是非…」
狭間君の第一印象って…正直良くなかったんですけど、見ている内に好感
度がグンとUPしました。
こういう男の人も、いいですねぇ…国宝モノ★
後半になってくると、康江さんとの仲を本気で応援してました(笑)。
純愛だねぇぇぇ〜(*´ エ `*)
憧れだ←マジ(爆)
トントン拍子で結婚していただいて、再登場とか…期待してますヨ♪
<花の里にて>
2人の様子をこっそり覗いている、たまき。
店内にも、ほんわかしたムードが流れる。
美和子、薫の隣の席に座る。
薫、美和子の肩を抱き、杯を傾ける。美和子と乾杯。
たまきも右京の隣の席に座り、右京にお酌をする。
右京「今日は、狭間さんにとって、忘れられない一日になるでしょうねぇ」
たまきさんが、出歯亀っているΣ(・ω・ノ)ノ!
こういう事しそうにないキャラなのに…ま、お陰で右京さんの隣に座れたし
、いいとしますか♪
この位置でのツーショットって久しぶりじゃないかっ?!!
右京さんを待つ、たまきさんとか。
たまきさんにプレゼントを考える、右京さんとか。
満を持してのツーショット。。。
こんなハッピーな結末というのも、たまにはいいなぁ…。
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