このHPは、役者の寺脇康文さんが大好きで大好きで仕方のないcometikiが、
”ネットの片隅で寺脇さんへの愛を叫ぶ”をモットーに自分勝手に叫びまくっているサイトです。
情報入手は不可能と思ってご覧ください。
イラストは全てcometikiの脳内加工処理済です。ご容赦ください。
ご本人・ファンクラブ・事務所等とは全く関係ありません。

はじめにを読んでからご利用ください♪
地球の王様TOPドラマ感想 > 『相棒 ふたりだけの特命係』TOP >

『相棒 season5』第18話


『殺人の資格』 2007.2.28放送


(c)テレビ朝日・東映
【ストーリー】
ヒロコママの店の常連客・芝木が「人を殺す」と言っていた。という事で、薫が呼
び出される。ヒロコママは、大好きな芝木が人殺しになりはしないかと、心配で
仕方が無い。
軽く受け流していた薫だったが、芝木が横断歩道で人を刺し殺そうとしている
所を目撃したと、ヒロコママから電話が入る。
現場に駆け付けた右京と薫は、ヒロコママから詳しく話を聞く事に―…。
芝木の部屋にやって来た3人は、ヒロコママの証言から1本のビデオテープを発
見。再生すると、そこには女性を殺害する場面が映っていた。更に「今度こそ、
自分で手をくだしてください」と、芝木に人殺しを促すような手紙もあった。
右京はこの事から、交換殺人が行われるのではないか?と推理し、ビデオを持
って捜査一課の協力を仰ぐ。
米沢の分析により、ビデオを撮影されたであろう一定地域が分かる。トリオ・ザ・
捜一と右京、薫はその場所の特定に急ぐ。
貸し倉庫に目を着けた右京は、薫と共に殺害現場を発見。だが、そこに残されて
いたのは、血痕などではなく血糊。鑑識の調べで、殺害が行われていないと判明
。右京はここで「交換殺人ではなく、芝木を殺人犯にしたいのだ」という、犯人の
真の目的を察する。
芝木は誰を殺そうとしているのか?
芝木について調べていく内に、帝都新聞の記者であった事が分かる。美和子と
共に帝都新聞のデスクから、芝木の過去を聞く、右京と薫。そこには誤報によっ
て、1人の人間を自殺に追いやってしまった芝木が居た。
その過去を知る人間が、芝木を殺人犯にしようとしているのだ…被害者の息子
が犯人として浮上。その部屋を訪れた右京と薫は、彼が当時父親を取り調べて
自殺に追いやったもう1人の人物、捜査二課の伊庭をターゲットにしている事を知
る。
伊庭の居場所を突き止めた右京と薫は、今まさに包丁を伊庭に突き刺した芝木を
目撃する―…だが、芝木は自分で自分の手を刺し、間一髪伊庭を殺す事を止め
ていた。右京は現場に田ノ上が居る事を察知して呼びかけると、田ノ上は大人しく逮
捕される。
取調室で刑事法についての矛盾を指摘する、田ノ上。そんな田ノ上を右京は芝木に
「救ってくれ」と頼む。
芝木と田ノ上の長い語らいが、今、始まる。


◆キャスト◆
ヒロコ…深沢 敦(バーのママ)
大久保康雄…阿南健治(帝都新聞社のデスク)
芝木倫明…相島一之(フリーライター、元帝都新聞社の記者)
田ノ上 啓…辻本祐樹(10年前、芝木の書いた記事で父親を亡くす)
伊庭剛憲…鶴岡 修(啓の父親を取り調べた、当時二課の係長)


●脚本● 戸田山雅司




<薔薇と髭と…。 薔薇と髭と…。・店内にて>
芝木について語る、ヒロコママ。携帯の写真を薫に見せる。
 ヒロコママ「芝木さんて言ってね、フリーライターなの」
 同僚「風俗専門のルポライターだけどね、フフーフフ(高笑)」
 薫「フフーフフ(と、高笑を真似る)」


「犬山さん…(≧∇≦)b」
すみません、本当にすみません。
でも、思っちゃったんです。この高笑い。。。
地球ゴージャスの『HUMANITY』をご覧になっていない方は、スルーしてや
ってください(;´д` )

しかし、お店の名前がなんか………(いや、何度みても…)
ヒロコママらしいっちゃ、らしいかなぁ。。。




<特命係にて>
事の顛末を右京と角田に話す、薫。
 角田「んで、何なの?このエロ情報誌の山は?」
 右京「芝木さんというライターの書いた記事が、載ってるんですね?」
 薫「そうなんですよ。ヒロコママがお土産にくれてね。あのコレ全部課長に
 あげますから…持ってっちゃってください」
 角田「え?いらないの?」
 薫「こんなの持って帰ったら、美和子が…」と、頭から角を出すジェスチャー
 をする
 角田「ああ、そっかぁ。お前んトコ、まだギリギリ新婚だもんな」
 薫「ギリギリって…」


美和子さんに怒られちゃうんだねぇ…
今、『相棒 オフィシャルガイドブック』を読みましたら、過去にピンクビラで怒
叱られした事があるようで(←オイ、忘れとんかい!!)、それじゃ持って帰
れないか…(笑)。
あげる前に、読んじゃえばいいのに…と、貧乏人は考えマス。

特命係を出た後に、角田課長が大木さんと小松さんに「貰っちゃった♪」って
感じで、本を見せているトコが可愛かったデス(o≧▽゚)o




<芝木の部屋の前にて>
チャイムを押してみるが、留守の様子。
 薫「居ないみたいですね」
 ヒロコ「ちょっと、ちょっと、ごめんなさい」
右京を押しのけ、合鍵を隠し場所から取り出す。
 ヒロコ「あった♪」と、ニッコリ
 薫「合鍵の隠し場所まで知ってんのかよ。もう、ストーカーだ、それ」
 ヒロコ「好きな人の事は、何だって知りたいの!ハイ!」と、鍵を右京に渡す
右京、両手を広げて受け取りを拒否する。
 右京「残念ながら、僕たちが開ける訳にはいきません。ですが、芝木さんと
 懇意にされているヒロコさんが、様子を心配して尋ねたとなれば、不都合あ
 りません」
 ヒロコ「んもぉ〜面倒臭いわねぇん」


 右京「残念ながら、僕たちが開ける訳にはいきません。ですが、芝木さんと
 懇意にされているヒロコさんが、様子を心配して尋ねたとなれば、不都合あ
 りません」
とか言ってるけど、アリなのか?!!
それって
”不法侵入”とか言いませんか?!
すんごい右京さんにツッコミ入れたかったんですけど…

 薫「合鍵の隠し場所まで知ってんのかよ。もう、ストーカーだ、それ」
ホントにね。
ヒロコママ、犯罪だからヾ(・_・;)
他でやらないように。。。




<捜査一課にて>
芝木の写真を持ってやって来た、右京と薫。
 伊丹「交換殺人?」
 薫「ああ。この芝木って男が、殺しをするんだよ。これから」
 芹沢「殺し?誰をです?」
 薫「誰だか分かんないけど、とにかくコートの男だよ!」
 三浦「動機は?」
 薫「だから、交換殺人だから直接の動機は無いんですよ!」
 伊丹「コラ、亀!お前、おかしくなったか?ま、俺としちゃ嬉しいけどよ」
 薫「おかしくなってねぇ!…いいから、とにかく手ぇ貸せ!!」
 伊丹「なんだそれ?なんで俺達が特命の言う事聞かなきゃなんねんだよ」
伊丹の後で芹沢、机に”のの字”を書いている。
 右京「犯行が起きてからでは手遅れです。犯行を未然に防ぐ為にも、皆さ
 んの協力が必要です」
 三浦「警部殿〜そう言われても…」
 芹沢「事件が起きても無いのに、動く訳にはいきませんよ」
 伊丹「死体でも見つかってから、出直してください!」
 右京「亀山君」
 薫「(軽く溜息)こいつを見ても、そんな口叩けんのかよ!」
薫、ポケットからビデオテープを取り出す。

ビデオを見る、トリオ・ザ・捜一。
 芹沢「!!」と、声にはならない声を上げる。
 伊丹「…」思わず目を背ける。
 三浦「!?」目を見開く。


「巧く説明出来ないけど、大変なんだよぅ!!」って感じの薫ちゃんがラヴで
した(人*´∀`)
三浦さんにはやっぱり敬語なんだなぁ…とか、今頃発見したりして。そういえ
ば、あんまり薫ちゃんと三浦さんて喋らないですよね??←そんな事ないか

三浦さんが言いっ放しで、立ち去る…とかはある気がするけど、”会話”って
あんまり無い気がする。。。

あと、殺人シーンを見る場面で、トリオ・ザ・捜一のキャラが出てたのが、「お
ぉっ!!」と思いました。
一応表現してみたんですけど(↑上ですね)、分かり辛いか?!
個人的には、伊丹さんが目を背けるトコが意外というか…「新たな一面、発
見〜♪」って感じで嬉しかったりしました。
口は悪いけど、優しい人なのだよ(*・∀-)☆




<鑑識課にて>
米沢から画像解析の結果を聞く、右京と薫、そしてトリオ・ザ・捜一。
 三浦「よし、出掛けるぞ!」
 芹沢「はい!」
 三浦「どうも!」と、右京に軽く会釈する
 伊丹「ハイ、ご苦労さん!」と、片手を挙げて出て行く
芹沢、2人に会釈して伊丹と三浦の後を追う。
 薫「おい、手分けして…協力の意味分かってんのか?!…右京さん」と、
 次第に涙声になる
 右京「我々も行きますよ」
薫、「こくん」と頷く。
右京と薫、米沢に会釈して出て行く。
 薫「なんなんだ、あいつら…」と、ぶつぶつ


トリオ・ザ・捜一に先を越されて、不満げな薫ちゃんがラブリーでした♪
ちょっとほっぺた膨らませ気味になるトコとか…カワイイぞ!!
もーっ、ぷくぷくしたほっぺを「うりうり」と突いてみたいものです←やめなさい




<青山レンタルスペース・貸し会議室にて>
殺害現場と判断した右京と薫が、鑑識やトリオ・ザ・捜一を呼ぶ。
女性社員から、当時の事を聞くが…
 伊丹「借りた人間は?(と、記録簿を覗き込む)安田富美代?」
 三浦「これって、被害者じゃないのか?!え?自分で借りたのか?」
薫、伊丹を押しのけ
 薫「あのっ、一緒に男居ませんでした?」
 女性社員「はい。若い男の方と一緒でした」
 薫「帰りはどうでしょうか?今度は男が1人で、死体…あの、大きな荷物か
 なんか持ってませんでした?」
 女性社員「いえ。来た時と同じように、2人で帰られましたけど…」
 薫、伊丹、三浦、芹沢「えっ!?」
鑑識の作業をしている米沢に、右京。
 右京「いかがですか?」
 米沢「見事です」
 右京「はいぃぃ?」
 米沢「粘度といい、色合いといい見事な血糊です。変色しない点に目を瞑
 れば、充分に本物の血液で通用します」
 右京「僕とした事が、うかつでした!」
 薫「右京さん、これ。どういう事なんですか?!」


 薫、伊丹、三浦、芹沢「えっ!?」
この時の4人の表情が、激ツボでした(爆)!!
思いもよらない一言が女性社員から返ってきたものなぁ…ぷぷ((●≧艸≦)
その後の…

 薫「右京さん、これ。どういう事なんですか?!」
と、パニパニ気味な薫ちゃんも、カワユかったです♪



<安田富美代宅にて>
家財道具も一切無い部屋に、トリオ・ザ・捜一と右京、そして薫がやって来る
。どうやら、夜逃げらしい。
 右京「大家の裏の顔で、違法な金利貸しをやっていました。おそらく、警察
 の手が伸びる前に逃げ出したのでしょう」
 芹沢「管轄の落合署が、出資法違反で逮捕直前だったのにって、悔しがっ
 てました」
 薫「殺された筈の被害者が、実は高飛びしてたのか…」
 伊丹「特命係の亀山センパ〜イ(と、猫なで声で)。交換殺人とかって大騒
 ぎして、俺達捜査一課を巻き込んだ挙句…ぷっ…このザマですかぁ〜」と
 爆笑
 薫「嬉しそうに言ってんじゃねぇよ!」
 伊丹「おや?殺人が無かったんだぞ?刑事として…いや、1人の人間とし
 て素直に嬉しいと思って、どこがオカシイ?」
 三浦「珍しく正論だなぁ…」
 芹沢「でも、大人気ない」
伊丹、芹沢を一睨みしてから、薫に視線を戻す。
 伊丹「じゃ、帰るとするか。じゃな、バカメ!」
薫、「キッ」と振り返る。


あーざーすっ!!(←ありがとうございます)
 伊丹「じゃな、バカメ!
この…この台詞を、どれだけ心待ちにしていた事か(Ω▽Ω)(感涙)!!
夢のようです!!本当に!!
もぉ〜…この瞬間、鳥肌立ちましたから★
今頃使って申し訳ありませんが、
「キターーーーー( ゜ ▽ ゜ )ーーーーーッ」
って感じでしょうか。。。
嗚呼…2007年の運を全て使っちゃった感じ?!
もぉ、そん位嬉しいです!!




<ビルの入口にて>
警備員をしている、伊庭。
芝木、手に包丁を持ち伊庭に駆け寄る。
右京と薫、駆け付けるが間に合わない。
 右京「亀山君!」と、芝木を発見する
 薫「芝木!!」
芝木、そのまま伊庭に突っ込んで倒れる。
薫、芝木を引き離し、右京が伊庭を抱え起こす。
だが、伊庭は無傷―…芝木を振り返る、右京。
薫が芝木を抱え起こすと、芝木は自分の手で包丁を固く握り締めていた。
 芝木「………」身体を硬直させて、目を見開く
右京がハンカチを取り出し、芝木から包丁を取ってやる。
 右京「よく、踏みとどまってくれました」
 芝木「………」まだ硬直が解けない
 右京「あなたが見ている事は分かっています!田ノ上 啓さん!!」
野次馬に呼びかける、右京。
 右京「出てきなさい!!」
啓、清掃員の格好で現れる。


芝木さんの硬直具合が、今までどんだけ苦悩して、ここに至っているのかが
伝わってきて、痛かったです。
右京さんが包丁を取り上げようとした時も、すっごい力で握ってて取れなかっ
たし…胸が苦しくなって、泣きそうになりました。
薫ちゃんが傷口を、そっと握って止血してあげてるの。。。

ちゃんと逃げずに出て来た、啓クンもなんかスゴイなぁって、思ったのです。




<取調室にて>
啓の取調べを行っている、薫。
 薫「…全てを認めるんだね?」
 啓「…はい」
 薫「…」無言で、二度頷く
 啓「刑事さん」
 薫「ん?」
 啓「僕のした事は罪になるんですか?」
薫、しばし沈黙。
 薫「勿論だ」
 啓「でも、もし芝木が伊庭を殺していたとしても、僕が殺した訳じゃない。僕
 は手を下してはいない。それでも僕が罪になるのなら、10年前…芝木がし
 た事も、罪に問うべきではないんですか?」


このシーンは、とっても緩やかに時間が流れていて、薫ちゃんの声も穏やか
によく通っていて、とても好きです。
台詞と台詞の間が、なんかイイ。
でも、正論を吐く啓クンに、「グサグサ」刺されまくっておりました。。。
いや、私が刺されてどうするよ?!って感じなんですけど、啓クンの立場だっ
たら…とか考えると、これまた痛いです。




<取調室・隣室にて>
啓の取調べを見ている、右京と芝木。
啓の罪について責める事ができないという芝木に、右京。
 芝木「この10年、ただ逃げ続けてきただけの人間に、彼の罪を問うような
 資格はありません!」
 右京「厳しい言い方ですが、あなたが過去に犯した過ちは決して許される
 ものではありません。あなたのした事で、あの若者をこのような犯罪にかり
 たててしまいました。法律は、彼が犯した罪を裁く事ができます。ですが、
 復讐というもっとも愚かな行為に、とりつかれてしまった彼を救う事は、法
 律にも僕たちにも出来ません!出来るのは、あなただけです」
 芝木「!?」
 右京「伊庭係長を刺そうとしたあなたが、自らの意思で、思いとどまる事が
 できました。その、あなただからこそ、出来るはずです。お願いします。あ
 の若者を、救ってあげてください」
 芝木「…」
 右京「…」
芝木、啓を見つめる。
 芝木「彼と…話を…させて、もらえますか?」


これまた、ゆっくりと台詞が進むシーンです。
やはり”間”が好き。

 右京「あの若者を、救ってあげてください」
この台詞にヤラれました(●VωV●)。*。”。*
右京さん、カッチョ良過ぎ。。。




<取調室にて>
右京、芝木を連れて入ってくる。
啓、芝木を見る。
薫、席を立つ。
 右京「どうぞ」
その言葉に促されるようにして、芝木が啓の前に座る。
 芝木「………何から…話したら…いいかな?」
 啓「(芝木が言い終わらない内に)全て!」
 芝木「え?」
 啓「10年前、あなたのした事。それから…今日までの事…全部」
芝木、涙を流して唇を噛み締める。


 啓「10年前、あなたのした事。それから…今日までの事…全部」
この台詞を言った啓クンを見て、「ああ、大丈夫だ」と思えたのです。
なんか、違うかもしんないけど…お父さんに会えた…みたいな表情したから
。自殺に追いやった人を目の前に、何を?!と思うかもしんないけど、本当
に…話がしたかったんだと。
ちゃんと世の中のオカシイ所も理解して、それでも…どうして自分の父親が
自殺しなくちゃならなかったのか…それをわかろうとしてるように見えたん
だ。
きっと、ずっと。
芝木さんと啓クンは語り合っていくんだろうなぁ…って、ハッピーエンドを想像
しました。





追伸:芝木さんの使っていた携帯、
    私と同じ機種かもしれませーーーんΣヾ(;☆ω☆)ノ
    ちょっと嬉しい←オイ




上へもどる
inserted by FC2 system