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『相棒 season5』第20話


最終回SP『サザンカの咲く頃』 20073.14放送
  ※イラストの花はサザンカじゃないかもしれません…雰囲気デス…


(c)テレビ朝日・東映
【ストーリー】
瀬沼優、殺人事件発生。
翌日、鑑識課から捜査資料一式が盗まれる―…。
優の会社に聞き込みにやって来た、右京達は優に双子の弟・翔が居る事を知
る。翔は、顧客の男女と話をしていた。
小野田の元部下・嶋村も、変死。右京は小野田からその話を聞き、捜査に乗
り出す。
嶋村の部屋にやって来た、右京と薫は彼の部屋が何者かに、監視されてい
る事を知る。また、嶋村のPCの中にあったMOを米沢の元で解析中に、発信
機が取り付けられている事に気付く…「僕達が何者か、相手にわかってしま
いました」と、唇を噛み締める右京。
角田が偶然見ていた、国会中継に翔と話していた女が映り、防衛省の人間だ
とわかる。防衛省情報本部 総務部長・佐々木勝久が答弁中に倒れ、死亡。
瞬間、何かを閃いた右京が行動に出る。
優と接触していた男が、嶋村であると判明…おそらく、捜査資料を盗んだのも
彼だと、右京は推理する。
また、優の事件と嶋村、佐々木の病死が1つの事件ではないか?と言う。2人
の病死とよく似た事件を10年前、小野田が担当しているのだ。だが、犯人は
おろか動機すらわからずじまいであったと言う。
小野田の家に嶋村から、宅配物が届く。偶然居合わせた、右京と薫はその中
から、盗まれた捜査資料一式とUSBメモリを発見する。
小野田の家を出て歩いていると、突然車に囲まれ、中から出て来た男達に襲
われる、右京と薫。応戦し、なんとかその場を逃げ延びた。
特命係に戻って捜査資料などを見ていた右京、送り状の配達指定日が前日
になっている事に気付く。翌日、郵便局を訪ねると「公安調査庁からの命令で
荷物が指し止めされた」との回答を受ける。そして、職員が沢山来て小包を全
て調べて行ったと言う…。
公安調査庁・調査部1課を訪れる、右京と薫。そこで右京は、昨夜襲った人物
を発見する。薫が残した傷跡を、男が持っていたのだ。
米沢がゲソコンから、”嶋村が優を殺した犯人では無い”という事実を聞く、右
京と薫。嶋村は、犯人を守る為に捜査資料を盗んだが、守る事を止めた為に
殺されたのではないか?と推理。
右京と薫は、翔の元を訪れる―…右京は翔の発言から、彼を疑っていたから
だ。翔は、優の殺害を自供する。
米沢に解析を依頼していたUSBメモリだが、ロックがかかっていて解読が不
可能だと言う。パスワードという言葉を聞き、右京は「sasanqua」と打ち込む。
嶋村が死ぬ直前手にしていた花だ―。
右京は、なぜ公安や防衛省が、翔を庇うのか不思議に思う。そして、もう1人
の謎の人物・防衛省の塔子に接触する。塔子は、「国家機密の会計プログラ
ムを依頼していた」と話すに留まる。
そこに伊丹から連絡が入り、翔の身柄が逮捕後に消えたと聞かされる。そし
て、捜査が公安の指揮下に置かれた事を知る。しかも、警察庁長官勅命だ。
右京と薫は、小野田を訪ねる。嶋村と公安の南との接点が、『合同情報会議
』にあり、塔子や江良も実務官メンバーであった事がわかる。また、4人とも
キャリアの同期であった。
警察庁で行われる『合同情報会議』で、塔子と南、江良を待ち伏せ、翔の事
やプログラムの内容について聞く、右京と薫だったが、逆に美和子やたまき
の写真を突きつけられ、脅しをかけられてしまう。
美和子とたまきをホテルに匿ってから、別行動を取る右京と薫。
薫が拉致され、その後を張り込んでいた、大木と小松が追う。巻かれたかに
思われたが、薫に取り付けていた発信機で、右京と合流した大木と小松は、
薫の居場所を突き止める。
そしてようやく「軍事衛星がとらえる座標を狂わせるプログラム」を、瀬沼兄
弟が開発していたと、塔子達が自供する。
だが、小野田の命令で塔子達は、起訴される事無く釈放されてしまう。
右京は、美和子にこの事件の顛末を書かせ、帝都新聞に売り込みに行か
せる…が、門前払いを喰らってしまう。しかし、大河内がやって来て薫が
捜査内容をバラしたとして、査問委員会が開かれる事に―…。
薫のクビを懸けて、右京がやろうとしたのは”公開審理”と呼ばれる、公開裁
判だった。事件の真相を、公の場で裁判しようというのだ―。


◆キャスト◆
瀬沼 優・翔(二役)…山崎勝之
嶋村雅弘…宮内敦士
佐々木勝久
南 蒼一朗…畠中 洋
水原塔子…横山めぐみ
江良 司…大城英司
磯部支配人…梨本謙次郎
岩佐紀之…夏八木 勲


●脚本● 櫻井武晴





<SEPRO 受付にて>
聞き込みに来た、伊丹と芹沢。
伊丹、背後に人の気配を感じて振り返ると、右京と薫がやって来る。
 伊丹「何しに来てんだよ?」
 右京「ちょっと、気になる事がありましてね」
 伊丹「情報早いっスね〜」
 薫「聞き込み終わったの?」と、つぶらな瞳を伊丹に向ける。
 伊丹「これからだよ!」と、スタスタ入って行く。
 薫「(受付嬢に)あ、一緒です〜♪」と、スタスタ。


伊丹さんてば、気配で薫ちゃんを察するなんて…((●≧艸≦)
なんかもぉ、
”愛”?!(ノ∇≦*)←怒られそう

薫ちゃんの、

 薫「聞き込み終わったの?」と、つぶらな瞳を伊丹に向ける。
の時の、つぶらな瞳攻撃に、ワタクシは撃沈致しました(*>ω<*)
伊丹さんの立ち位置で、この攻撃を受けていたら、間違いなく鼻血ダルダル
になっていたと思います(笑)。
カワイイなぁ〜薫ちゃん♪




<SEPRO 社内にて>
聞き込みをしていると、会議室らしき所から、瀬沼優そっくりの人物登場。
 右京「瀬沼…優?」
 薫・伊丹・芹沢「え?!」と、驚愕。
 社員「瀬沼優の弟ですよ?」
 伊丹「双子?」
 社員「はい」
 薫「それ位、調べとけよぉ〜」
 伊丹「双子とまでは、わからなかったんだよ!」


優さんが双子であった事に驚く、薫ちゃんと伊丹さんと、芹沢君Σ(@д@;)
オロオロしている3人がプリチーでした(爆)!!

冷静に見えていた右京さんも、ちょっとビックリだったのかな?




<オープンカフェにて>
小野田と共に朝食を食べている、右京。
 小野田「お前はもう、所帯は持たないの?細君が居たら家でゆっくり、手料
 理が食べられるのに」
 右京「官房長、今朝奥様は?」
 小野田「ウチのは昨日から、孫のトコ。そうだねぇ…所帯を持っても、毎朝手
 料理という訳にはいかないねぇ」
 右京「奥様がお留守だからといって、僕を朝食に誘うには、何か理由が?」
 小野田「うん。昔の部下が死んでね、心臓発作だって―…」
この切り口から、本題に入る小野田。
 右京「その島村課長の写真、お持ちですか?」
 小野田「うん。偶然持ってる…部屋の鍵」と、島村の部屋の鍵も出す。
 右京「…」


お久しぶりデス―…な、右京さんと小野田さんのお食事シーン(笑)。
しかも、相変わらず内容はダーク(▼∀▼)☆
朝食食べながらの頭脳戦て、ちょっとキツそう。。。
このお2人なら、いつでも平気か??

 小野田「うん。偶然持ってる」
小野田さんのこの台詞に、思わず爆笑(●´艸`)プププ
狙ってたんでしょっ!!って。
和やかなムードだと思って近付いたら、ブラックホールに呑み込まれちゃい
そうデス(怖)。




<特命係にて>
国会中継を見ている、角田。
右京と薫が帰って来る。
 薫「興味あるんですか?」
 角田「だって許せねぇだろ?他人の税金で飯食ってるんだぜ?」
 薫「(一拍置いて)いや、俺等もそうですけど」
 角田「お?おう、おう」


VIVA!!
薫ちゃんの、ノリツッコミ
ヾ(*≧∇≦)〃.。.:*☆




<小野田宅・玄関前にて>
車から降りてくる、右京、薫、そして小野田。
 右京「では、我々はここで」
 小野田「晩ご飯食べてかない?」
 右京「奥様がお戻りになったのですか?」
 小野田「(首を左右に振り)だから、店屋物」
 右京「それには及びません。お疲れ様でした」
 小野田「持ってきてくれないんだよ〜」
 右京「はい?」
 小野田「一人前だと」と、運転手に挨拶して家に入ってゆく。
薫と右京、顔を見合わせ「仕方が無い」というように、小野田についてゆく。


この強引さ加減も、小野田さんならではです…(-ω-;)
台詞の内容的には、やわらかなのに、断れない空気を醸し出している…
というか。
「ははは。そんな事ありませんよ」と、サラリとかわされてしまいそうですが。

若かりし頃の小野田さんも、こんなだったんだろうか?
右京さんと出会う、もーっと前の小野田さんのお話が見たかったり(笑)。




<小野田宅(A−201)・リビングにて>
店屋物を何にするか悩んでいる所に、呼び鈴が鳴り、小野田が出る。
 薫「すごいですね」と、室内を見て驚いている。
小野田、宅配物を持って戻って来る。
 小野田「嶋村君から」
 右京「はい?」
 薫「え?!でも、差出人”鈴木 実”になってますけど?」
 小野田「彼は郵便物を送る時、よくこの名前を使っていたんですよ…何で
 しょう?」と、腕を組み沈黙。
右京と薫も黙って、小野田を見つめる。
小野田、徐に箱を開ける。
 薫「壷?」
厳重に包まれた、壷が現れる。
 小野田「漬物かしら?」
小野田、壷の蓋を開ける。
 小野田「(中身を見て、薫に)出してみて?」
 薫「あ、俺が?」
 小野田「爆発物かもしれないから」
 薫「?!!」
薫、壷を持ち上げ耳を澄ます。
 薫「音は…しないですけど…出します」
中身は鑑識から盗まれた、資料一式だった。
右京は更に壷の底から、USBメモリを発見する―…。
 小野田「これも鑑識から盗まれた物?」
 薫「いや…コレに関しては聞いてませんけど?」


コントっぽくって、大好きなシーンです☆ヾ(*´∀`*)ノ☆
”トリオ・ザ・相棒”って感じでしょうか(爆)!!

この3人になると、一際薫ちゃんのカワユさがUPされる気がして、私は何だ
か嬉しかったりするのです(〃ノ∇ノ)




<夜道にて>
右京と薫が並んで歩いている。
 右京「亀山君、官房長の家を出た辺りから、僕達尾行されているようですよ」
 薫「え?」
薫が振り向くのと同時で、車のライトが光、2人に襲い掛かって来る。
正面からも挟み撃ちにされ、車から降りてきた男達に暴行を受ける。
応戦して、なんとかその場から逃げ出す、右京と薫。


『相棒』には珍しい、乱闘シーンでした。
右京さんも、”体力方面”は実はスゴイんだぞ☆と…何か見ていて、嬉しくな
りました。
このドラマではあまり、無いですけど。昔はよく、走ったり身体を一杯使って
おられましたから…(*´ー`*)ウットリ

薫ちゃんはというと、これまた長い手足を使ってのアクションで、思わず黄色
い声援を送ってみたりしました(*#′∀`艸)

この身体は、使わないと勿体無いよう。・゚゚・(>д<)・゚゚・。

ココでは無理でも、またどこかで。。。




<SEPRO 屋上にて>
右京と薫が、翔の自供を聞いている所へ、伊丹と芹沢が現れる。
 伊丹「オイ!カメ!どういう事だよ、ちゃんと説明しろよ?」
 右京「逮捕してくれと、仰っています」
 伊丹・芹沢「はあっ?!!」


なんか、最後まで報われないトリオ・ザ・捜一の伊丹さんと芹沢君。。。
そこがまた、お素敵なんですけど(笑)。
すみません。
不憫なのを喜んでいるのではなく、その状況下におけるリアクションが、とて
もカワイイので………
あれ?
喜んでる事になるのか??




<花の里にて>
事件について、話し込んでいる右京と薫。
 たまき「犯人は捕まったんですよね?」
 右京「犯人逮捕では、済まない事件もあるんですよ」
 たまき「そろそろ、お茶漬けにしますか?」
 右京「ええ。明日も早いですから」
 薫「山葵は多めにしてあげてください」と、右京をうやうやしく手で示す。
 たまき「心得ております」
薫、たまきに深々とお辞儀して応える。


重厚な物語のオアシス―…”花の里”(人´∀`).☆.。.:*・
薫ちゃんが、たまきさんに”わざわざ”右京さんの好みを教えてあげる所が、
ツボでした(笑)。
なんだか、すっかり”家族”な感じで♪




<防衛省・情報本部(DIH)の受付にて>
薫、珍しそうに辺りを見回し、右京に耳打ちする。
 薫「なんか、アメリカのCIAのマークに似てますよね?」
 右京「ここは、防衛省のCIAと呼ばれていますからねぇ」
 薫「でも、CIAってスパイが盗聴や盗撮して情報集めたり、誰かを暗殺したり、
 物騒な組織ですよね」

塔子が現れる。
右京と薫は、翔の事について訊ねるが「国家機密の会計プログラムを依頼して
いただけだ」と、言われる。
塔子が立ち去り、右京と薫はその後姿を見送る。
 薫「怪しさ満点ですね?」
 右京「満点です」


薫ちゃんらしい感想が聞けて、大満足でした(≧∀≦)Ω
でもきっと、私もココに行ったら、薫ちゃんと同じ反応をするだろう。。。
不謹慎だが、わくわくしてしまう。


 薫「怪しさ満点ですね?」
 右京「満点です」
この台詞の時の、お2人の表情も好きですヽ(≧▽≦)/
まさに、「満点です」!!



<HOTEL AMAZON ODAIBA・客室内にて>
右京と薫、美和子とたまきをホテルに匿う事にする。
室内にも警備の人間を置いたと、薫が紹介する。
 薫「ご紹介します。こちらの方々です」
ぶすくれたトリオ・ザ・捜一が、控えていた。
 伊丹「ご紹介しなくていい!知ってるし!」
 美和子「あのぉ〜…女性2人の部屋ですよ?婦人警官とか居なかったの?」
 薫「無理言うな。事件にもなってない事件を捜査してるんだ」
 伊丹「あのね、襲ったりしませんよ?亀山夫人?」
 美和子「かぁ〜っ(と、左拳を上げる)」
薫、美和子の怒りを制す。


緊急事態なのにも関わらず、クールダウンなシーンでした(笑)。
伊丹さんと美和子さんて、やっぱり仲悪かったか?
美和子さんが伊丹さんに、露骨に嫌な感情を出したの見るの、初な気がして
…(←忘れているだけだろう)。
伊丹さんは、美和子さんをよくからかいますケド。
”坊主憎けりゃ、袈裟まで”なのか?
それとも、性質的に合わないのか?

伊丹さんと相性ピッタリな人って………誰?←ここに来て、素朴な疑問




<官房長官室にて>
小野田に抗議に訪れた、右京と薫。
 小野田「君達のおかげです、ありがとう。各省庁に、かなり大きな恩を売る事
 が出来ました」
 右京「あの3人を逮捕しなかった事で、ですか?」
 薫「殺されたのは、官房長のかつての部下ですよ?それを闇に葬るんですか
 ?!」
 小野田「これまでも僕は、そういう解決をしてきた筈です。
 薫「今回、右京さんに捜査を頼んだの、官房長でしょう!?」
 小野田「頼んだっけ?」
 右京「明確な指示はありませんでしたが」
 薫「あ…でも、色々協力してくれましたよね?それを、なんで突然敵に回るん
 ですか?」
 小野田「そうだねぇ〜…僕の孫の為かな?」
 薫「は?」
 小野田「言い換えれば、日本の将来の安全の為」
 薫「意味がわかりません!」
 小野田「その点では、今後あの3人はいい働きをしてくれるだろう…というの
 が、長官のお考えです」
 薫「そうですか、長官からの圧力ですか?」
 右京「どれ程有用な人物であろうと、法を犯せば法の下で裁かれる…当たり
 前の事ではないでしょうか?」
 小野田「そろそろ、融通の利く特命係になってください」
 右京「はい?」
 小野田「だからね、人として融通が利くか組織人として命令に従えるか、そう
 いう話をしているんです」
 右京「融通も利かず、命令にも従えない場合は?」
 小野田「前者なら、社会不適格者。後者なら、職務規定違反。いずれにして
 も、これ以上この件に関わったら、懲戒免職…と、いうのが長官のお考えで
 す」
 右京「…」
右京と薫、小野田を睨んだまま沈黙。


小野田さんのブラックぶりが、喜びにさえ変わって来ている、今日この頃♪
「小野田さん、どんどんやっちゃってください!!」そんな感じ←オイ

小野田さんに、キャンキャン噛み付く薫ちゃんだけど、

 小野田「頼んだっけ?」
サラーリとそんな台詞で、小野田さん圧勝☆
ま、小野田さんに口論して圧勝しちゃう薫ちゃん…てのも怖いけど。。。
たまには、勝たせてあげたいっφ(・ε・`。)・゚・。




<花の里にて>
酒を飲んでいる、右京、薫、美和子。
薫、理不尽さを訴えつつ、酒を飲む。
 薫「右京さん!いつも通り、退職覚悟で捜査続けますよね!」
 美和子「出たよ!そんなにクビになりたいのかよ?」
 薫「ああ、なりたいね!こんな警察なら!」
 右京「亀山君」
 薫「だって、右京さぁ〜ん…」
 右京「警察を、クビになってくれますか?」
 たまき「!」
 薫・美和子「!」
薫、襟をただし座り直す。
 薫「わかりました!こうなったら、一緒に警察をクビになりましょう!」
 右京「いえ。クビになるのは、君だけです」
 薫「ハイ!(少し考えて)え?!」


このシーンでも、薫ちゃんのノリツッコミが炸裂〜(人´ω`*)うふふ
間がイイんですよね(笑)。


 右京「警察を、クビになってくれますか?」
右京さんの台詞に、「えーっ!遂にホントの最終回?!!」と思いきや、
 右京「いえ。クビになるのは、君だけです」
サラリとこんな台詞(爆)。

実際、クビになる覚悟なら右京さん1人で、責任背負って去っちゃいそう
ですが。
え?
だって、薫ちゃんカワイイし!!←そこかっ!?
いや〜もう、右京さんにとって身内同然みたいな感覚なんじゃないかと、
思いまして。
薫ちゃんだけなら(果たして、右京さんの居ない警察に居るかどうかは別と
して)、捜査一課でも勤めていけそうじゃないですか。
親心?

右京さん、薫ちゃんの幸せ願っていると思うので。。。




<花の里にて>
記事を書いて持ち込んだが、受取って貰えず、落ち込む美和子。
 右京「いいえ。もう充分でしょう」
そこに、大河内が現れる。薫が事件の記事を美和子に書かせた事が、バレたの
だ。
 右京「この前は、巧くいったんですがねぇ」
 大河内「所轄所の捜査費流用事件ですか?あれはれっきとした証人や、物証
 があったからだ。しかし、今回のは事件にもなっていない!」
 右京「(ハッとして)そうでした。僕とした事が、迂闊でした」と、笑う。
 大河内「…」
大河内、右京の意味深な笑みに一抹の不安を覚える。


大河内さんの微妙な表情が、なんとも言えず…(苦笑)。
この人も、トリオ・ザ・捜一と同じ匂いがする。。。と、今回気付いた、私。
「お疲れ様です、本当に」と、居酒屋辺りでお酌してあげたい気分です。
負けるな!大河内さん!!




<警視庁・大会議室にて>
薫の処分を決める、査問委員会が開かれる。
大勢のオエラ方を前に、姿勢を正して座っている、右京と薫。
内村警視長が、薫の懲戒免職を言い渡した瞬間!
会議室のドアが開いて、小野田が飛び込んで来る。
 小野田「あぁ。失礼、ノックし忘れました。不慣れなもので…」
 内村「小野田官房長、何か?」
 小野田「長官官房に、たった今。人事院から連絡が―」
 内村「人事院?」
 小野田「亀山巡査長が、先程。人事院に訴えを起こしました」
 大河内「官房長!訴えとは?!」
 小野田「え〜(と、ポケットからメモを取り出す)、地方公務員法第49条、およ
 び第50条に基づく、訴えだそうです」
騒然となる会議室。
皆、その法律を知らないようだ…。
 内村「(大河内に)なんだ、その…第49条だとか50条とかいうのは?」
 大河内「第49条は―…地方公務員は、その人事に対して不服申し立てがで
 きるという条文です」
 中園「50条は?!」
 大河内「その不服申し立てを、公開の口答審理の場で出来るという、条文で
 す」
 小野田「それで3時より公開口答審理の日まで、亀山巡査部長の身柄を、
 人事院が預かるとの事です」
会議室内に、どよめきの声が上がる。
 大河内「公開の口答審理とは、自分の処分に対して、公の場で訴える事が
 出来る―…簡単に言えば、公開裁判です」
 中園「一警察官に、そんな事が出来るのか?!」
 大河内「ご存知無いのも、無理はありません。警察のこれまでの長い歴史
 の中で、そんな事をした警察官はいません」
 右京「それまでの警察でのしがらみ、退職後の就職先の不安…などの理由
 から、したくても出来ないのが、警察官の現状です」
 大河内「それこそ、その手のしがらみのない警察官にだけ可能な裏技です」
 中園「それを、するつもりなのか!(と、薫に)」
 薫「一応…地方公務員の権利なんで。でも俺、公開審理なんて慣れてない
 から、色々喋っちゃうかもしれません」
 右京「必要ならば、僕も証人として、その場に立ちましょう」
 大河内「公開の場で、今回の事件について話す、という脅しですか?」
 薫「まさかぁ。CIA設立を目指した官僚の連続殺人なんて…」
 右京「おやおや、難しい台詞をサラリと言いましたね」
 薫「あ!(と、口に手を当てて)最近なんか、口を突いて出ちゃうんですよね
 ぇ〜」
 右京「いけませんねぇ〜公開審理の場では、気をつけてくださいよ?」
 内村「お前達…最初からそれを狙ってたんだな?」
 小野田「時間です。それでは亀山巡査部長を、人事院に連れて行きます」
右京と薫、立ち上がる。
 薫「すみません!官房長自ら!」
 小野田「警察にとっても、不名誉な事ですから。下手な情報が広がらぬよ
 う、連絡を受けた私自らが来ました」
 右京「お手数をおかけします」
右京と薫、オエラ方に一礼して会議室を出て行く。
大河内だけは、事の次第を呑み込んでいて、苛立たしそうにラムネを噛む。


さあ!いよいよ山場!!
このシーンは最高でしたヾ(*≧∇≦)〃

やっぱり、小野田さんのブラックぶりに一票☆.。.:*・
ポケットからメモを取り出す辺りの、小ネタがまた―…いや、絶対メモ見なく
ても言えそうですもの!小野田さん!!

それに対して、おエライさん方は「何、そっれー?日本語デスか?」みたい
なリアクションで騒然となる訳ですが…そこで1人、「やられた!」と顔をしか
める大河内さんが、カッコ良し(☆▽☆)b


 薫「一応…地方公務員の権利なんで。でも俺、公開審理なんて慣れてない
 から、色々喋っちゃうかもしれません」
この辺りからは、特命係のペースで物語を掻っ攫っていく訳で、見ていてスカ
ッとしました゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

まさに、特命係にしか出来ない裏技!!!


 薫「すみません!官房長自ら!」
わざとらしい言い回しをする、薫ちゃんがカワイかったです☆




さてさて!
『相棒 season5』も、今回で最終回となりました!!
ここまで感想を読んでくださった皆さん、ありがとうございますm(_ _)m

今回はノッケから、重厚な音楽と都会の映像で、これから起こる事件のスケ
ールの大きさが表現されていたり、主要キャラは殆ど登場で、大活躍だし…
2時間、まるっと楽しめましたv(>w<*)

やっぱ、特筆すべきは小野田さんの暗躍っぷり(爆)。
「どこまでも〜どこまでも〜黒い男〜〜♪」と、勝手に節をつけて歌ってしまい
たくなる程でした。
あの、緩急のつけ具合がモロにツボ(≧艸≦*)!!

山場の後、小野田さんと岩佐さんの、”真っ黒なシーン”があるんですけど、
濃密だったなぁ〜…。
「さすが、警察庁のツートップ☆」って感じで。

 小野田さん「トップは、お飾りですから―…」
いつでもなれるだけの力量はあるけど、つまんないから嫌…そんな、小野田
さんの生き方(?)が表現された台詞でした。
ずっと、現役で暗躍し続けていただける事を、期待しております(笑)。


最終回でも、右京さんと薫ちゃんの関係は、いい意味でそのままで。
嬉しかった。
特命係も存続していくし…もう、それだけで充分幸せ!!
「きっと、今日も警視庁の一室で、まったりしてるんだぁ〜」とか、妄想できま
すから←アブナイ人だ


また、いつか。
いつかでいいから、
2人に…
『相棒』に会いたいな…。




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