【ストーリー】
ミステリー作家・蓬城静流の夫・田橋が、事務所で死んでいるのが発見された。
玄関には鍵がかけられており、田橋の手には拳銃、左胸に銃創があった。PCには
遺書が残されており、自殺とみられる。
しかし、右京は拳銃の弾が抜き取られている事、室内からクッションと百科事典が
一冊無くなっている事から、他殺の可能性もあると推理する。
犯人として浮かんだのは、妻である静流だ。
田橋を奴隷のように扱っていたとの証言から、彼が妻を殺害し失踪したようにみせ
かけ、遺産等を手に入れようとしていたのではないか―…。だが、妻に何らかの
事情でその計画がバレ、逆に殺されてしまったのではないか?と。
しかし、美和子は年に一度は旅行に連れ立って行くような、おしどり夫婦であったと
いう。
何かがおかしい―…右京はもう一度、薫と現場を訪れ再度捜査を行う。
そこで静流が病院に通っている事実を掴む。彼女は、末期ガンだったのだ。
長年のスランプに陥っていた静流…それを傍らで見ていた田橋。
最期が近いと知り、執筆活動に励む彼女だったが一向に筆が進まない。そこで…
田橋は自らの命を持って、彼女に作品を紡がせようとしたのだ。
静流は田橋の行動に衝撃を受けたものの、夫の愛に応えようと”自殺にみせかけ
て殺された”状況を作り上げたのだった。
右京が真実に辿り着いた時、静流の作品も完成していた。
◆キャスト◆
蓬城静流…荻野目慶子
田橋不二夫…江藤 潤(静流の夫
●脚本● 戸田山雅司
<田橋の部屋・死亡現場にて>
田橋の死亡現場に米沢、伊丹、芹沢が居る。
芹沢「Office蓬城?」
米沢「蓬城静流の個人事務所でした…」
伊丹「誰だ、それ?」
米沢「有名なミステリー小説家ですが…ご存知無い?」
芹沢「本読まないっスから」
伊丹「んだと…」と、拳を握り締める
芹沢クンのささやかな反撃…(=´艸`= )クスクス
こういう事やってるから、また反動で鉄拳喰らったりするんだろうなぁ(笑)。
確かに、伊丹さんて読書とかしなさそうだけど…
伊丹さんの趣味って、何なんだろう( ̄〜 ̄;)??
酒?←趣味なのか?!
<田橋の部屋・別室にて>
右京と薫が、 から事情を聞いている。
そこへ伊丹と芹沢がやって来る。
伊丹「コラ!特命係が何やってんだっつーの!」と、薫ににじり寄る
薫、知らん顔。
このシーンの薫ちゃんの知らん顔がプリチーでした(〃゚∇゚〃)
無視してる訳でなく、聞こえてるけど「知りませ〜ん♪」みたいな感じが、可愛くて
よかったなo(≧∇≦)o
<田橋の部屋・死亡現場にて>
薫、PCにある田橋の遺書を読み上げる。
薫「どう見ても遺書ですね?」
右京「そのようですねぇ…」
伊丹「だから自殺だって言ってるでしょ」と、勝ち誇った笑みを浮かべる
薫も負けじと笑顔で応戦。
ビミョー(?)な”笑顔対決”!!
ごめんなさい。
ワタクシ、薫ちゃんに一票ですΣ(ノ∀`*)
<警視庁・鑑識課にて>
米沢、自分の机の引き出しから、静流の小説を取り出し並べる。
薫「うわ…スゲ…ファンだったんスか?」
米沢「一時はオタと呼ばれても過言ではない程に」
薫ちゃんの目をクリクリさせて、驚く仕草が可愛かった♪
米沢さんて、オタキング・.。*・.。*←なんとなくそんな雰囲気
”オタと呼ばれる”部門を上げたら、かなりの数出てきそうだもん。
一度、箇条書きにしていただきたい(笑)。
<特命係にて>
お茶タイムの右京と薫。
そこに角田がやって来る。
角田「はぁ〜忙しい、忙しい」と、コーヒーメーカーに向かう
薫「忙しいなら来なくてもいいんですよ?」
右京「ひょっとして、拳銃の出所に関して、何か情報でも?」
薫「!?」
角田「するどいねぇ〜」
薫「入れましょう、入れましょう」と、角田にコーヒーを勧める
薫「忙しいなら来なくてもいいんですよ?」
この時の態度から…
薫「入れましょう、入れましょう」と、角田にコーヒーを勧める
この態度に一変するまでの薫ちゃんを見てると、表情がクルクル変わって、
面白いです(*・∀<*)
そうだなぁ…
わんこが一人で遊んでたのが、ご主人様の外出を察知して、散歩に連れてってもら
えるかもしんないっ(☆▽☆)…と、気付く感じ??
薫ちゃんのわんこモード全開です!!
<花の里にて>
右京、薫、美和子が飲んでいる。
たまきが右京にアンキモを出すと、右京がアンコウについて語る。
アンコウのオスがメスの巨体に寄生する内に、退化しやがて吸収されるらしい…と。
薫「えぇっ!それも嫌ですねぇ〜!!」
美和子「ぴとっ」と、薫にしがみつく
たまき「!」
右京「?」
薫「(ハッとして)やめろよ!!」
右京「!!」←驚いてかなり嬉しそうな表情
右京、たまきと顔を見合わせて笑う。
右京「!!」←驚いてかなり嬉しそうな表情
こんな右京さんの表情、初めて見た!!オ━━( ゚ Д ゚ ;)━━ッ!!
薫ちゃんと、美和子さんのやりとりよりも、そっちに衝撃を受けて完全にもっていかれ
ました(爆)。
たまきさんと、顔を見合わせて笑うシーンも、カワユくてイイ感じです♪
<田橋のマンション・非常階段前にて>
静流が非常階段を使ったと仮定して、薫が上ろうとチャレンジする。
(扉が閉まっている所為か、途中から上ろうと駆け上がるが、失敗)
薫「ああっ…これ、どっちにしても女性には無理っぽいですね」
(田橋の車からハシゴを発見…それを使って上ってみる)
薫「これなら楽勝です。蓬城静流でも超えられますよ。彼女が用意したに違いあり
ませんよ」
右京、黙って田橋の車に戻り車内を漁り、スコップを取り出し、薫に渡す。
薫「スコップ」と、まじまじ見る
右京、更にビニール袋を取り出す。中から色々出て来る。
薫「ブルーシート?ロープ!」
右京「田橋不二夫さんが購入したようです」
薫「死んだ旦那の方が、こんなモン買ってるって…どういう事ですか?」
右京「どうやら見えてきたようですねぇ…動機です」
懸命に非常階段にトライする薫ちゃんに、LOVE(●´艸`)ヾ
うっかり登れてしまいそうな寺脇さんの体力も、素敵です☆
薫「ブルーシート?ロープ!」
右京さんから次々手渡される品に、驚く薫ちゃん(*/∇\*)
好きだぁぁぁぁぁっ!!!!!
薫ちゃんのワークパンツも大概、”四次元ポケット”状態ですけど(笑)。
右京さんの推理に合わせて、次から次に「え?こんな物まで?!」とツッコミ入れたく
なるモノが入ってます。
一度伊丹さんに、「ドラえもんか、お前は!!」というツッコミを入れていただき
たいなぁ(爆)。
同じ局だから、出来ないネタでは無いハズ。。。
<静流の家・リビングにて>
右京、推理を披露するが、静流は動じない。
薫「言い逃れはやめましょうよ。家宅捜索すれば…」
右京「いえ。僕もそう思います」
薫「え?!」
右京「どこがというのではありませんが、推理をしていて…どこか詰めが甘い」
薫「…」
右京「亀山君、おいとましましょう」
薫「えっ…いいんですか?このまま帰っちゃって!」
右京「どうやら我々はまだ、真相に辿り着いていないようです」と、退室
薫「え?あ…ちょ…」と、パニックのまま右京の後を追う
パニパニになると、薫ちゃんは言葉に詰まり、結局右京さんの後を追いかけてしまい
ます(人´∀`*).☆
お父さんに置いていかれた、子供みたいに♪
カワイイなぁ…と、思ってしまうワタクシ。
<田橋の部屋にて…回想シーン>
田橋、拳銃を静流に突きつける。
田橋「僕は、君を殺す計画を立てたんだ」
静流「どうして…」
田橋「でも、失敗する。逆に君が僕をここで殺す…さあ、その後…君ならどうする?」
静流「アイデアの為?わざわざここまでする?!」
田橋「君の最期の一作の為なら、命なんて惜しくない!前に言ってたじゃないか、
最後には自分でやってみるしかないって!」
静流「馬鹿な事言わないで!あなたを殺せる訳ないでしょう!!」
田橋「…どうして?」
静流「あなたには、あたしの分まで長く幸せに生きて欲しいの…」
田橋「君が告知を受けた時から、ずーっと考えてた!想像してみたんだ!君が居な
いあの家を、君が居ない時を、君が居ない―…この世界を…そこには、僕の居場所
も無い―…」
静流「あなた…やめて!!」
田橋「君が書き上げるのを…向こうで、待ってる」と、自分の胸を撃つ
田橋「…どうして?」
江藤さんのこのお芝居に、しっかりヤラれてしまいました。
この状況で、「どうして?」って聞く方がオカシイんだけど、それがすんなり入ってしま
うという空間。。。
狂気の沙汰ではありますが、とても素晴らしい”愛”を感じるシーンでもあるなぁと、思
いました。
こんなに愛せたら、幸せだよ。
ここまで愛されたら…やっぱり、幸福なのかなぁ。
<静流の家・書斎にて>
静流の前で、右京の推理が終わる。
それを聞いている、薫。
静流、戸棚から銃弾、クッション、百科事典を取り出し、右京と薫に渡す。
薫「待ってください…どうしてこんなマネを?」
静流「100%自殺だって処理されたら、私は犯人じゃなくなっちゃうじゃない!そん
な事…あの人が許さないわ。私は犯人として、最期の時間を生きる必要があった
の…それを小説に残すって決めたの!私とあの人で!」
右京「それが故人の意思だったのですね」
静流「ええ。あなたならわかってくれるわよね?」
薫「俺にはわかりません…ご主人の事、愛してたんでしょう?そのご主人が目の前
で自殺して…どうしてそんな冷静でいられるんですか?!」
右京「亀山君…」
薫「ご主人だってどうかしてますよ!自分が死ねば、あなたがどれだけ悲しい思い
するかそれ考えたら、そんな事絶対出来る訳ないじゃないですか!!」
右京「もういいです!」と、怒鳴る
薫「…」
右京「残念ですが、僕もご主人のした事を認める訳にはいきません」
静流「そう…」
右京「人が自らの命を絶つ事で、出せる答えなど決して無いのですから…」
静流「…」
静流に詰めよる薫ちゃん…う〜…ん(−"−;)
@静流の表面だけしか見ていない
A静流の内面まで察しているが、それでも言わずにおれなかった
…どっちなんでしょう??
最初は正直、@の方だと思ってました。
甘いなぁ…と思いつつ、純粋で幸せな人生歩んでるからこその台詞だなぁとも思いま
した。
それは、とても素晴らしい事で、田橋さんの狂気を薫ちゃんがとくと理解したら、また
キャラクター違ってきちゃうんだろうし…
でももし、愛する者を失う瞬間…例えば拳銃を手にしたら、薫ちゃんだってどうなるか
わからないんじゃないだろうか?と。←上のイラストはそんなイメージで描きました
で、見終わって考える内…Aなのか?と思い始めました。
正義感の強い薫ちゃんですから。
夫婦愛故の狂気であると理解していても、「それでも、わからない!」と言いたかった
のか…。
うむ。
受け手である、私の力不足だな(T◇T)
右京さんの感情は、理解できたんですけど。
難しいっ!!
ショートドラマは
<警視庁・鑑識課にて>
米沢「現状にこのような物が…」と、差し出す
薫「写真のフィルム…ですかね?」
右京「映画のフィルムですねぇ」
米沢「ええ。しかし、なぜそのような物が…」
一同、考えを巡らせる。
ただいま編集中!
『相棒−劇場版』本編とは全く関係無いショートドラマが、結構好きです(笑)。
次回は、トリオ・ザ・捜一とか出ないかなぁ♪
11月14日は時間変更あるそうです( ゚ Д ゚ ノ )ノ
サッカーの重要な試合がある為、夜9時30分からのスタートが基本!
ただし!!
サッカーが延長になった場合は、放送休止の場合もあるそうです。
テレ朝の伊東さん曰く…
「夜9時30分から、1時間30分ほど録画セットされる事をオススメします」
さぁ〜!!録画時間の変更をっ!!
そして、延長にならんようにお祈りをっ( ̄人 ̄)ナムナム
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