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映画『風が強く吹いている』に出演


2009.11.19up


”カケルの高校時代の陸上部監督”。



映画のHPを見た時に、そんな紹介文が載っていたので、

 「何?!結構ガッツリ目で出演(*゚∀゚人)?!」

・・・って、はうはうしながら映画館へGO!!










期待は、見事。

ハズレました(×_×;)











み、短か過ぎやしませんか
(┬┬_┬┬)






もっと、こぉさぁ・・・(泣)。





しかも、印象ちょい悪な役でございました。




※以下、俄然ネタばれです。
  内容を知りたく無いよという方は、
  お手数ですが「戻る」ボタンで前ページへ戻ってください。






















































ネタばれ、いきます☆



寺脇さんは、カケル君の高校時代の陸上部監督。

ですが、故障した選手に対しての言葉が、キツい。
「選手として終りだ」とか言う。

ただ。
そこに至るまでの話が描かれていないから、完璧悪役。

”使い物にならないヤツは切り捨て”という考えの人に思える。



だけど、実際はどうだったんだろう?



例えば、これ以上無理して陸上続けていたら、足を悪くして
しまうかもしれないという、親心が働いていたのかもしれない。

選手としては無理でも、趣味の範囲で続けていけばいいじゃ
ないかって、言いたかったんじゃないだろうか?





「選手として終りだ」。

偶然、聞いていたカケル君は激怒して、監督に殴りかかる。



瞬間―…



「どうして殴るんだ?カケル?」って表情をした…ように見えた
から。

殴ろうとしている、カケル君の意図がわからない。

殴られた後も、「どうしたっていうんだ!!」と言ってそうだ。

それが、毎回ある事でただの”KY監督”なのかもしれないけど。

どっちかというと、たまたま生徒をおもって口にした痛い言葉が
、誤解を生んでしまったと願いたい。

全くの個人的な願いなのだけど。






さて。

ストーリーは弱小…というか、幽霊陸上部がいきなり箱根駅伝を
目指す!!というもの。


幽霊陸上部員達が暮らすのは、築ン十年の『竹青寮』。

通称:アオタケ。

そこに、9人の男子大学生が住む。

格安な寮費の代わり、毎日5km走るという条件があるのだが、
これが「陸上部員ゆえ」というのを知っているのは、ハイジだけ
だ(笑)。

カケルの入寮により、めでたく10人揃った陸上部は、正式に
箱根駅伝を目指すべく、練習を開始。

不可能に思われた”箱根行き”を、部員全員のチームワークで
手に入れる。

絆の深まった部員達は、なんとかハイジの夢。
箱根駅伝を完走しようとする。
様々なアクシデントに見舞われながら、走り続ける部員達。

ラストのハイジは古傷が再発し、片足を引き摺りながらゴール
したのだった!!





小出恵介クンが主演。

いやぁ〜たまげた!
小出クン、滅茶苦茶巧い!!
ワタクシ、かなり彼を侮っていた。。。
ごめんなさいm(_ _)m

ハイジ役を、超魅力的に演じておられました♪

基本、
個人的な欲は無くて(箱根駅伝が欲か?)、献身的に寮の住人
に尽くすタイプ。
温厚で、人望も厚い。
きっと、同性から見ても”いい男”なんだと思う。

こんな人の願いなら、箱根だって目指すサ!!



そしてそして!!
この映画で更に注目度がUPした、林 遺都クン!!

カケル役です。

彼、キレイ〜(人´∀`*).☆.。.:*・
筋肉の付き方とか、走り方もだし・・・もちろん顔もっ!!
お芝居も巧いし、イイッ!!
今後に激しく期待!!

もし、舞台やれるのであれば是非!
地球ゴージャスで、寺脇さんや岸谷さんと共演してもらいたい!!
と思う!!
いつか!いつかでいいから!!
生の芝居、観たいなぁ。



他にも、個性豊な部員達が脇を固め、素晴らしい”青春”がそこに
息づいていた。

やっぱ、男同士の友情がイイッ!!
あと、アオタケでは先輩後輩もなく、”仲間”なのがイイッ!!
仲間っちゅうか、家族(笑)。

予期せぬところで、「ほろり」とさせられ、ここはクルなぁ〜という所
で「ぼろぼろ」キタ(笑)。

青春だよ!青春!!



エンドロール。

寮の前で鍋を囲むシーンが、とってもあたたかくって素敵だった♪

卒業しても、どこに行っても、いつだってココには帰ってこられる
んだろう…そんな気がした。


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