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映画『ハーバー・クライシス』吹替版に声の出演


2012.09.16up

寺脇さんが吹替を担当された映画。
『ハーバー・クライシス』を見てきました。

先日の舞台挨拶で、寺脇さんが言われていた
”ジェットコースター的展開”で、本当に面白かったです。





ただハラハラと緊張させられるだけではなく、
「くすっ」と笑わせて、その後はその前以上のハラハラな
展開が待ち構えているので、全く油断できません。


アクションシーンも爆破シーンも、一切遠慮がなくて、
見ているだけで、奥歯に力がこもりました。


思わず「うっ」とか「うひぃ」とか、悲鳴を上げてしまったほどです。
（ちょっと恥ずかしい人でした）





懸命に生きているキャラクターたちに、
声を添えてくださる寺脇さんたちからも、すごく熱を感じます。


特に寺脇さんとホァン・ボーさんのシンクロ率は、
素晴らしかったです！！


字幕版を見ていないので、偏った意見かもしれませんが、
ホァン・ボーさんの息遣い、間、空気感を寺脇さんが、
とても大切に演じておられます。


だから、寺脇さんじゃないのに寺脇さんで、
ホァン・ボーさんなのに、ホァン・ボーさんじゃないという、
不思議な感覚を体験できました。



寺脇さんがホァン・ボーさんの魅力を表現してくださるので、
私はどんどんホァン・ボーさんに引き込まれてゆきます。



気づけば、自然とホァン･ボーさん演じるダーフーに
感情移入していました。


のっけから「おや？」と思わせてくれるキャラクターです。
キメるところでキメきらない…というか。
思いっきりがいい割に、小心者…というか。


そこがダーフーらしい一面ともいえるのですが。


バランスのいいアンバランスさ加減が、なんとも絶妙で、
緊迫したシーンでよく笑わせていただきました。





物語が進むうち、彼の事情とか、仲間への想いとかを知ってゆくのですが、
気づけば涙がボロボロ溢れていました。

まさか、泣くとは思ってなかったので自分にビックリです。

そこまで感情移入できたのは、やはり寺脇さんとホァン･ボーさんの
シンクロ率の高さゆえかもしれません。





本当にジェットコースターの乗っていたような、２時間ちょっとでした。

とっても面白い映画だったので、大声で宣伝しまくりたいです。
映画『ハーバー・クライシス』を是非っ！！と♪



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