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『相棒 season4』第6話


『殺人ヒーター』 2005.11.16放送


(c)テレビ朝日・東映
なんというか…収まりの悪いお話でしたね…。
”痴情のもつれによる、犯行”ってのがイマイチ…。
個人的に苦手な締まり方だったので、ちょっと消化不良気味。
まだ悪徳社長共が、裏工作して殺したってのがいいよ…どちみち殺
されるのか?!小柳津!!(←許せ!!)

さて、そんでは。ストーリーのおさらい♪


【ストーリー】
ヨツバ電機労働組合にて出火。組合長である小柳津桐子が、焼死
体となって発見される。出火元は、コードレスヒーター。現在、同一
の手口による犯行が続いてる。その為、捜一では同一犯の犯行に
よるものと断定。捜査を開始する。
現場検証にやってきた、右京と薫。伊丹と喧嘩している薫をよそに
、右京はヒーターの傍に置いてある、消火器に着目。連続事件とは
別物である事を確信する。
社内での小柳津について、調べていく内に「小柳津はイヤナヤツ」
と言われる程に、嫌われ者であった事を知る。彼女は、”社内クレ
ーマー”だった。自社の製品に対して、事細かく指摘してくるのだ。
その所為で、設計部長だった恩田義男は検品課長に格下げにな
った。また、小柳津の一言から工場の製造ラインが停止。社は多
大な損害を受けたという事実も…。
そして小柳津は死ぬ前にも、このコードレスヒーターの件で恩田、
工場長の沖 健次郎、社長の卯月庄一にある欠陥を指摘してい
た。
「このヒーターは、ある一定の周波数の電波を受けると、作動しま
す!」
だが、3人はいつもの事だと、知っていて無視をしていた。
今がウリの商品を、そんな”些細な”事で生産中止にはできない
。というのだ。
右京と薫は、この件について捜査していくにつれ、”無責任の連
鎖”を否応無く目の当たりにする。
小柳津は、この欠陥を隠す為に口封じにあったのか?!
右京は一つの結論に達していた。それは、事情聴取していた時
に河上 茂が口走った一言だった。
事件当夜、小柳津が呼んだタクシーを知っている人間。それは
、犯人しか居ないと…動機は小柳津にフラれた為だった。
その後、社は彼女をヒーローに祭り上げ、ヒーターの件をうやむ
やにしてしまった。

◆キャスト◆
小柳津桐子…辻沢杏子(社内クレーマー、謎の焼死)
恩田義男…鶴田久作(小柳津の所為で、検品課長に降格)
沖健次郎…笹野高史(工場長。小柳津を快く思っていない)
卯月庄一…峰岸 徹(社長。小柳津の寿退社を画策中だった)
河上 茂…大石継太(小柳津と実は付き合っていた)
浅野仁志…近藤公園(河上の同僚)
黒田英明…村杉蝉之介(…?)

●脚本● 櫻井武晴



峰岸さん以下の登場人物に、かなり自信無し(>◇<)!!間違ってたら、こっそり
教えてね(汗)。



さて、今回の”薫ちゃぁ〜ん萌えシーン”(←かなり浮き足立っている)
は、こちら…

<特命係にて>
先日の放火事件の証拠品を、右京とチェックしている、薫。
 薫「右京さぁ〜ん、もぉ〜早く終わらせて帰りましょうよぉ〜」
この”おねだりシーン”かなっ(≧▽≦)☆
薫ちゃんにこんなおねだりされてしまった日には、「よっしゃぁっ!
サクサク帰ろっか!!」と、証拠品を投げ捨てるに違いないっ☆←
いや、それはちょっと問題あるんじゃないか?


<ヨツバ電機労働組合にて>
放火現場を検証中のトリオ・ザ・捜一。
何気に会話に混じってる、薫。
 薫「とうとう6件目かぁ…」
 伊丹「ああ…って!何で居る!?(と、振り返る)」
 薫「呼んだろぉ?」
そんな、いつものコントは全く気にしない、マイペースな右京さん。
現場の不審点を、確実に掴んでいく。
 薫「冷てっ」←消火の際にかけた水が落ちてきたらしい(笑)。
何気ないトコが、かうぁいいんだよねぇ〜薫ちゃんてば(* ̄▽ ̄*)
←このバカを、このまま走らせてやってください(泣)。


<警視庁内廊下>
資料を運んだ帰り道、備え付けの消火器に目を留める、右京。
 右京「(現場を思出し)まるでこれから、火事が起こるのを知って
 いたかのように、”置かれて”いたんです」
 薫「(消火器を手に)分ってたのに、焼死んじゃったんですか?」
 右京「そこです!」
 薫「(右京の指の先を追い)どこです?」←ベタだけど、好きっ☆


<ヨツバ電機会議室にて>
恩田から、設計部長時代に作った商品のカタログ等を見せてもら
う、右京と薫。
ふと、とある言葉に目を留める、薫…(笑)。
 薫「バイ菌…ブロック……バイ菌を…ブロック(両手で止まれのポ
 ーズ)」←ココの薫ちゃんが、ぶちカワエエのよぉ(≧▽≦)ノノ
「いやん♪私もブロックされたいわ♪」って…薫ちゃんにブロックさ
れたら、いかんがなっ!←ノリツッコミしてみたり。


<ヨツバ電機ロビーにて>
小柳津から指摘を受けつつ、無視していた恩田に激昂する、薫。
 薫「調べりゃいいじゃないっスか!!」
 恩田「(冷徹に)簡単に言いますね」
 薫「簡単でしょぉが!あの時点で人が2人も死んでるんスよ?」
 恩田「(逆ギレモードで)私の所為じゃない!そんな重大な不具
 合があるなら、製造している工場から報告があったっていいん
 だ!」
 薫「(ムッとして)責任転嫁ですか?」
 恩田「だって、工場長も―…(ハッと口を閉じる)」
 右京「(冷ややかに)そうですか。工場長もご存知でしたか」

この、熱い薫ちゃんと、あくまで冷静な右京さん…今更ながらに、
いいコンビだよなぁ〜と思います。
何気に、右京さんてば薫ちゃんの”使い方”をマスターしてきたよ
うで…(苦笑)。まさに”飼主とわんコ”(* °▽ ° ノノ゛ ☆
悪い意味じゃないんですよ!!くれぐれも!!
嗚呼…薫ちゃん…一緒に走り回りたいっス(≧▽≦)!!


<ヨツバ電機工場にて>
※上のシーンの続きですな。
工場長の沖に詰寄る、薫。それを見守る、右京。
 沖「確かな証拠も無いのに、工場は止められません!」
 薫「この期に及んで、根拠ってねぇ―」
 沖「(薫の言葉を遮って)本当にそんな重大な欠陥があるなら―」
 薫「(沖の言葉を遮って)あるんだ!!」
 沖「それなら、社長がリコールの決断をするハズだ」
 薫「また、責任転嫁ですか?」
 沖「大体、小柳津からクレームがあったあの時だって―(ハッとし
 て、口をつぐむ)」
 右京「(冷ややかに)なるほど。社長もクレームを聞いていた」

ね?なんか薫ちゃんてば、巧いこと使われてる感が…いや、右京
さんの出のタイミングが良くなったのかな?”静と動”…。


<花の里にて>
本日の結果をたまきに愚痴る、薫。
右京は涼やかな顔をして、酒を傾けている。
 右京「まるで、無責任の連鎖ですねぇ…」
 たまき「いつからそうなっちゃうのかしら?」
 薫「会社の体質なら、責任は社長にありますよね?それに、欠陥
 隠しの為に小柳津さんが殺されたんだとしたら―…」

”無責任の連鎖”。
右京さんが口にしたこの言葉。
ドラマの中だけの話じゃなくて、現実世界…それどころか、身近な
社会でもよくある事で、ちょっと胸を突かれました。
「知らない」って、簡単に言えちゃうんスよね。
ま、本当に知らない場合もあるんだけど…。
余談ですが…昔、新入社員の時に、上司から教わったのは、
 「全ての仕事を覚える事は無理だから、せめてこの仕事の
 時は、誰に聞いたらいいか?それだけ覚えなさい」

って事でした。
コレって結構、すごくないですか?
普通は言わないでしょ?こんな事。
でも、コレ。今でも役にたってます(笑)。
別に、「ズルしてやれ」って訳じゃなくて、覚えられればそれでいい
んですけど、万が一忘れてしまった時とか、「どうすんだ?どうすん
だ?!コレ!!」の時。「んじゃ、誰に聞けばいいや」って分ってる
のって心強い。
会社の仕事だけじゃなくて。
今だと…家族内が割と高齢になってきてるので、介護相談の事と
か、それに関する心理カウンセリング関係とか、新聞とか雑誌で
見つけたら、こまめに取っておくようにしてみたり。
いざって時に、「誰を頼ればいいの?!」って不安は消えるかな。
なんて思う。
なんかすごく違う話になってしまった。


<ヨツバ電機・社長室>
呆れ顔の社長・卯月の前に、右京と薫。
あくまでシラを切る卯月に、薫。
 薫「この会社の製品で、人が死んだって事ですよ!」
 卯月「もし、そんな欠陥があったとしても、我々は神ではありませ
 んからねぇ。いつも完璧な製品を作れる訳じゃ無い」
 右京「事故だったと?」
 卯月「我々が殺したんじゃない。それでも罪になると?」
 薫「あなたは、タクシー無線がスイッチを入れる事を知ってたんだ
 !それを隠す為に殺したなら、立派な殺人罪ですよ!」
 卯月「証拠はあるんですか?」
 右京「小柳津さんを殺したのは、この会社の人間です。今日中に
 解き明かします」
 薫「(右京の言葉に、驚く)!!」

このシーン、卯月の台詞にムカっ腹が立ちます。ここで”神”を引き
合いに出してきやがるか?!みたいな。だって、コレ言われちゃっ
たらアナタ。警察いりませんよ。
”不完全な人間”だからこそ、求めなきゃならない”完璧”ってのが
ある気がします。特に”商売”してるとね。物を作るとかだけじゃなく
て、売ったり、サービスしたりとかもそう。人様からお金もらってん
なら、それなりの事はやんないと…あ…って事は、社会全般です
ね。あわあわ…。

右京さんの「今日中に犯人を解き明かします」発言に、卯月以上に
ビックリな薫ちゃんに、萌えです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
「な、なにぃぃぃぃぃっ!!」という、薫ちゃんの心の叫びが聞こえ
ましたよ(笑)。愛いヤツっ。


<ヨツバ電機労働組合>
現場に組合員の男・2人を呼び出す、右京と薫。
結局は、河上の怨恨による殺害だったのだけれど…
 河上「いつか結婚しようって…お揃いのリングまで買ったのに…
 彼女は裏切ったんです。そんな彼女が憎くて…(涙)」
 右京「ではなぜ、今でも指輪を外せないでいるのでしょう?」
 河上「好きでした。どんなに嫌われても、正しい事をしようとする
 先輩が―…(泣き崩れる)」
 右京「あなたに今できるのは、罪を償う事。それだけです」
 薫「わかった?(河上の肩を、励ます様に叩く)」

この、薫ちゃんの「ぽんぽんっ」って肩を叩いてあげるシーン、好き
だなぁ〜…なんっつーか、薫ちゃんの人柄が滲み出てるよ。いや、
ひいては寺脇さんのっ☆好きです(≧▽≦)。


<特命係にて>
着々とヨツバ電機の証拠を処理していく、右京。
だが薫はふてくされ、仕事放棄している。
 薫「彼女にもガッカリですよ。彼を捨てて、条件のいい男に乗換
 えたなんて!」
 右京「本当にそう思いますか?」
 薫「え?彼女が彼の為に身をひいたっていうんですか?それじゃ
 彼があまりに哀れですよ。まだ自分を愛してる女を殺しちまった
 なんて」
 右京「(一呼吸置いて)早くしないと、また徹夜になりますよ?」
 薫「このまま終わりなんスか?あのヒーターに殺された人達は、
 泣き寝入りですか?!」
 右京「ヒーターの欠陥が立証できた今、ご遺族は賠償金の請求
 ができます」
 薫「金じゃないでしょう!結局、彼等の無責任を誰も裁けないん
 ですね!」
怒りの収まらない薫に、他の事例を挙げて落ち着かせようとするが
、焼け石に水。そこへ、角田がやって来る。小柳津殺害の記事が
載った新聞をさげて。
薫は、角田と共に部屋の隅の椅子に座り、新聞を見つめる。
 薫「小っさいっスねぇ…こんな小さい記事で…」
小柳津の記事のはるか下に、ちいさくヒーターのリコールの記事が
掲載されていた。それを見て、薫は無念そうに呟く。
そんな時、右京は小柳津のバッグから、河上とのペアリングを発見
する。だが…
 右京「(薫をじっと見つめる)…」
そっと指輪の入っていた袋にしまうと、証拠物件として”被害者・私
物”とだけ書いて、他の証拠とごちゃまぜにしてしまう。

ココぉ〜っ!!こういう所です!!
「嗚呼、薫ちゃんてば愛されちゃってんなぁ〜(右京さんに)」と思う
のは…。何なら見つけた指輪かざして、「ホラ。彼女は彼の事をま
だ愛していたんですよ」とも言えるけど、それを言っちゃうと余計に
薫ちゃんが悲しむのを知ってるから、敢えて何も言わない。
やっさしいじゃないですかっっっ!!!
こういう右京さん、大好きだ(≧▽≦)!!!
もちろん、被害者や加害者の彼にまで同情して熱くなっちゃう、薫
ちゃんもね♪

お互いに不器用で…
でも、肝心なトコはしっかり分かり合ってて…
いいな。”相棒”。



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