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寺脇康文さん主演〜SPドラマ『さよならが言えなくて』


2010.1.9up


2009年9月に放送された作品です。。。

放送当時。
私の心的状況が切迫していたので、放置してました。

 「コレ、見るとヤバイ」

色んな意味で、センサーが感知してたんですな。

ようやく見て、当時見なくて正解だったと思いました(笑)。
きっと現実の苦しさに負けて、このドラマの世界に逃避して
いたでしょう。
会社なんか無断欠勤して。

 「いいの!私には水谷先生がいるからっ!!」

なんて、のたまってそう←病み過ぎ
いい加減目を覚ましやがれ!!(☆曲☆メ)…ってね。。。
目に見えるわぁ(苦笑)。





さて。
幾分、冷静さを取り戻してからの視聴。
それでも
ガッツリもっていかれました。
心身共に(爆)!!


以外と奈央に感情移入して、自分の過去を思い出したりして
いました。



”薬物”と言われるものに手を出したことは無いんですけど
、彼女の孤独感はすごくよくわかりました。
親の期待する”イイ子”を演じつつけてきたんだな…ってト
コも。。。

素の自分に自信が無くて。
こんなんじゃ嫌われて、捨てられちゃうんじゃないか?って
怖くて仕方ないんですよ。
だから親や大人の顔色伺って、その人達に喜んでもらえるこ
とをする。
ホメられた瞬間だけ安心で、すぐまた不安になる。

 「どうしよう、こんな自分じゃダメだよ!!」

無価値な自分の存在理由が欲しくて、必死になっちゃうんで
す。
けどそれって、素の自分にとったら、すげぇストレスです。
小学生の頃から胃痛持ちでしたから(苦笑)。
これがまた「学校休んだダメ人間」って、悪循環に陥っちゃ
って最悪でした。
治んないですよ。

イイ子過ぎて反抗期らしい反抗期もなかったんじゃないかな
ぁ…(親からツッコミを受けそうだ)。
一回だけあまりの理不尽さにマジギレして、親に怒鳴ったこ
とあります。
そしたら逆に「ぎゃふん」と言わされて、「ハイ、おしまい」
でした(笑)。
以来。
いい意味で、親に一線置けるようになったかな?
”イイ子”からも少し(?)解放されたような気がします。
すっごい悩んで、すっごい苦しい時、誰も助けてくんなかっ
たなぁ…。
友達は居ないに等しかったし、居ても悩み打ち明ける勇気は
なかった。
ドン引きされたら嫌じゃないですか?!!ネタにされて笑わ
れるのも怖かった。

インターネットなんか無い時代。
…今も現実は、そうなんかなぁ…。
子どもなんて、せっまい世界でしか生きれんかったもん。
目立たず、騒がずでしたよ。

学校の先生にも裏切られましたからね〜(笑)。
先生にだけ相談したのに、学級会で発表されて…気まずかっ
たな。
それは多分、その先生の”正義”と私の”正義”が違う場所
にあったからなんだと思う。
悪気はなかったんだと、信じているんですけれど…(泣)。
ただ、一瞬でクラス全員を敵にまわす瞬間を体感しました。

親戚なんかは”親の仲間”みたいなもんでしょう?
基本”イイ子”な訳ですから、「弱味見せらんねぇ」みたい
な強迫観念持ってました。
相談しようものなら親に即、報告いって「お前がバカだから、
そうなんだ!!」という(←嗚呼、よく言われたフレーズ)、
お決まりの説教が始まるからね。
親にこの台詞言われる程、キツイことってないですよ。



親vs自分。
オプションで、孤独と不安。



イイ子やっていると、”親はイイ子の自分が好きなのであっ
て、素の自分なんてぇのはどーでもいいんだ”と思います。
そんで誰にも必要とされない私。を見つけちゃう。
始末に終えません(苦笑)。
そんな”私”の未来…………描けませんでした。
できれば18歳で死ねたらいいのにな、とか思ってました。

親に必要とされている自分…をつくることに必死だったから
疲れちゃったのかもなぁ。







………しかし、まだ私は生きている。



出逢えたからです。

寺脇康文さんに。








とはいえ、TVに映った寺脇さんに一目惚れしたってことで
す(笑)。
「この人、誰?!」から始まり、「死ぬ前に一度でいいから
生の寺脇さんを見てみたい!!」という欲求に変わりました。

…気が付けば、死ねたらいいのになぁと思っていた年齢の倍
生きてますよ。

いやぁ〜…よく頑張って生きてるな、自分(爆)!!
だから、
奈央が水谷先生と本を通じて出逢えた時は、胸が熱くなり
ました!!

奈央が水谷先生に手紙を出して、返事が届いた瞬間なんて号泣
ですよ!号泣!!

 「よがっだねぇ〜
 奈央ぉ〜(ΩДΩ)」

  ↑鬱陶しい(苦笑)

嬉しかったなぁ。。。

私の手紙なんて読んでくれるんだろうか?忙しくてイチイチ
読んだりしないかも…そう思って、でも水谷先生に聞いて欲
しくて書いた手紙。
小さな声をちゃんと救い上げて、返事をくれる。
そして「今日から僕の生徒です」のことば。

こころが震えました。

こんなダメな私を受け入れてくれた…その感動たるや…!!

「自分のやってる事わかってんのか?犯罪だぞ!」とか、
「ダメ人間だからそういうものに手を出すんだ」なんて、上
から目線で怒らないでくれたのも嬉しかった。

薬物に頼ってしまう心の裏の、辛さや苦しさや、悲しみまで
も理解して受け入れてくれたように思えて…

 「よがっだねぇ〜
 奈央ぉ〜(ΩДΩ)」
 
  ↑まだ言う(笑)

奈央が「もし、水谷先生に会えたら死んでもいいです」って
言うけれど、そのことばに額面以上の重さを感じました。
大袈裟じゃないんですよ。
夢とか希望とか、なーんも無い中…多分、水谷先生に会えた
瞬間が一番の幸せなんじゃないだろうか?って。

あ。奈央には夢がありますね。
一緒に叶えていこうと言ってくれる人ができたことも、すっ
ごい心強いことだっただろうなぁ。

現実の闇はかなり暗くて、すぐ光を飲み込んでしまうけど、
見失わず追いかけていきたいです!!

頑張ろうねっ、奈央っ!!
 「ああ…天使だ―…」



白っぽいコートを着て夜道に立っている、水谷先生を見てふと
おもいました。
全然そんなキレイゴトで済まされないんですけど(苦笑)。
水谷先生自身も、悩んで、間違えて、もがき苦しんで…その姿
に、心臓が握りつぶされそうでした。

 …水谷先生=寺脇さんだから、という部分も否めません

生徒の為に親指砕いて、理由を言わずに距離を置かなきゃいけ
なくなった奈央を想って、痛み止めを捨てる場面はダダ泣きで
した。:゚(。ノД\。)゚・。

イタ過ぎる。
心も、身体も。

ティッシュ1箱、使い切りそうになりました。

どんだけ生徒おもいなんですかっ!!痛みを分け合うにも限度
がありますよっ!!もっと身体を労わってくださいよっ!!
沢山の人が水谷先生を必要としてるんですからっ!!

水谷先生、本当にお身体大切にっ!!
↑着地点がおかしくないか??







見終わってからしばらくは、放心状態でした。
こころを完全に囚われて。。。
このドラマ、私には麻薬かもしれない(苦笑)。

寺脇先生が
すっごいイイんです
もん(〃ノ∇ノ)

ホント、先生だったなぁ…温かくて、情が深くて、ユーモアが
あって。ちょっと天然なトコがカワイくて(笑)。

意外とアクティブなシーンが多かったのも、嬉しかった。
寺脇さんが走ってる所を見るの、好きなのです♪

あとやっぱ、声がサイコー(*ノ∀`*)ノ
文通シーンの朗読…涎ダルダルですわ。。。

奈央の母親に施設行きを拒否されて、八方塞になった時の悔し
さの入り混じった表情も素敵だったなぁ…泣いちゃうんじゃな
いか?!っておもったけれど。。。

奈央のこころ病みの深さに気付いて、「薬やめなくてもいい。
だから、生きていて欲しい!!」って叫ぶところもスキ。
「ただ、生きていて欲しい」。
言われてみたいなぁ。。。


”薬物の恐怖”ってとっかかりなのだけれど、実は愛情に飢え
て苦しんでいるこころを、どうやって救うのか…という作品で
あったと感じます。

とても素晴らしい作品で、私は好きです!!


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