拘留延長が出来ず(?)、宮寺氏を釈放する事が決まり、
取調室で荒れる丈さん。
机を蹴り飛ばし、椅子を投げる。
壁を殴ろうとして、父上の遺言を思い出す。
父上「決して、人を憎むな。恨むな」
歯を食いしばって耐える、丈さん。
苦しいなぁ。
辛いなぁ。
どこにもやれない感情が、溢れ出してて見ていて胸が痛かった。
さて。
ツッコミたい所があるんですけれど…
小林青年の証言では、前から安田さんが撃たれた事になるけど…
銃創は背中から胸に向ってついてるハズ。
治療の時に、気付くだろう?!と、思ったんスけど。どよ?
そんな事見てる余裕は無いのだろうか??
治療にあたった人が気付いて、丈さんとかに報告してたら、
小林青年を取り逃がす事は
無かったんじゃないかなぁ…と思って←話変わってしまうがな!!
優しい目
困った目
力強い目
包み込む目
厳しい目
苦しみを堪えた目
悟った目
悲しい目
栗色の瞳が、様々な表情と共に丈さんの感情を語ってくる。
寺脇さんの大きな目。大好きです♪
雨にうたれながら歩く丈さんも、カッチョ良かった!!
とにかくこの、佐々木丈太郎は”男の色気”が全面に出てるのだ!!
フェロモン全開ですよ!ホント!!
いづみさんは、
舞台『恐竜と隣人のポルカ』でご一緒だった、
大和田さんだ\(○^ω^○)/
お久しぶりっス!!
石野真子さんの『プリティプリティ』踊って見ませんか?!
寺脇さんと♪←コラコラ
なんだか、”繋がってる”んだなぁ〜…と、しみじみしました。
(意味不明…ごめん)
小林青年の部屋で、サンプルを収集している科捜研のメンバー。
そこにやって来る、丈太郎。
涼子、収集の手を止めベランダへ。
後を追う、丈太郎。
安田を思って悲しそうな表情の涼子。
その傍で涼子を見つめる、丈太郎。
涼子「人なんか信じるからよ」
丈太郎「人を信じないで、何を信じるんだ?」
涼子「物証よ」言い切り、現場に戻って行く
丈太郎「…」涼子の背中を見送る
…涼子さんはさ。
なんか。
丈さんに”もう一声”掛けて欲しいんだろうなぁ…と思った。
だけど、丈さんはその一言が浮かばなくて「どうしよう?どういう
言い方すればいいんだろう?」と、「はてさてふむー」になってしまう。
すると、時間が過ぎていってタイミングを逸してしまうんだ。
丈さんは一生懸命なんだけど、涼子さんはじれったさを感じていたり
もするのかもしれないなぁ…。
愛故に。
自宅にて、捜査状況を涼子に告げる丈太郎。
犯人は、どうやら最初から安田を狙っていたらしい―
涼子「なんでヤス君が撃たれた時に、すぐ思い浮かばなかった
のよ」
丈太郎「動機が浮かばなかったんだ」
涼子「動機?」
丈太郎「ああ。俺達刑事は、まず動機で動く」
涼子「随分時代遅れね。今はね、動機の無い殺人だって沢山
あるのよ!」
丈太郎「それでも!俺は、動機があると思ってる」
涼子「…おやすみ」
丈太郎「…」
この辺り。
涼子さんが確実に突っかかって来てるのがわかって、沈黙して
しまう丈さん。
涼子さんの胸の内や、自分自身のふがいなさがない交ぜになって
いる表情で、椅子に座ってる。
嗚呼っ!!
「大丈夫だよ!頑張ってるよ!!」
と言って、抱締めたい(人*´∀`)+゚:。*゚+.
が。
そんなのは余計なお世話だと、次のシーンで思い知る(苦笑)。
リビングのソファで横になっている、丈太郎。
春代がお茶を飲みにやって来る。丈太郎を見つけ、足を止める。
春代「(まじまじと見て)遺伝かしら?」
丈太郎「(面倒臭そうに)何が?」
春代「お父さんとお母さんもね喧嘩して、部屋を出ていつも居間で
寝ちゃうのはお父さんだった。警視庁の鬼刑事なんて呼ばれるには、
優し過ぎる人でね。刑期を終えて出所した人がしょっちゅう内に挨拶
に来てたし。アンタもその血を引いてるから、かえって色々背負い込ん
じゃうんでしょう?」
丈太郎「…」
春代「アタシと涼子さんみたいに、言いたい事パァッて言っちゃえば
いいのに。でも、相手の事傷つけちゃいけないと思って、黙っちゃうの
よね。お父さんと一緒。性分なんだから仕方ないんだろうけど、
でもね。アタシはそういう不器用な男が好き!じゃ、お休み」
丈太郎「おふくろ」
春代「なぁに?一緒に寝る?」
丈太郎「バカ言うな」
春代「いいお嫁さんじゃない」
丈太郎「え?」
春代「お母さんはね、半世紀以上生きてるから。口が悪くたって、
心根がいいか悪いかはすぐわかるの!心配しなくていいから。
それに、喧嘩して言い合ってる方が、ボケなくていいからね!
おやすみ」
春代、リビングを出て行く。
その背中を見送る、丈太郎。
丈太郎「半世紀か…随分サバ読むんだな」
ちゃぁ〜んと、見てくれている人が居る。
「損な性格だね」と言いながら、「それでも好きよ」だなんて♪
春代ママ、素敵(〃ノ∇ノ)
こんな風な言い方で、”自分”を表現してもらえたら嬉しいだろうなぁ。
父上は早くに亡くしてしまったけれど、それでもスネずに真っ直ぐ生きて
こられたのは、この母上のお陰なのだな…と言うのが、一瞬で理解
出来るシーンで。胸がジーンとなりました。
神社の境内で物思いに耽る、丈太郎。
そこへ嶋長が封筒片手に、やって来る。
ゆっくりと丈太郎の隣に座る、嶋長。
丈太郎「嶋長。お前、人が人をそんなに簡単に殺せると思うか?たかが
金だけの為に、殺せると思うか?」
嶋長「丈。何言ってるんだ。ずーっとそうじゃないか。そんな事件ばっかり
じゃないか」
2人、しばし沈黙。
丈太郎、何かを決意したように立ち上がる。
嶋長「どこに行くつもりだ?」
丈太郎「根っこを調べて来る」
嶋長「たかが金だけの為に、人が人を殺さないって信じたいって事か」
丈太郎「…」
嶋長「いいんじゃねぇか?好きにしろ」
丈太郎「…ありがとう」
男同士の友情…
好きだぁぁぁ〜(〃゚∇゚〃) ゚.:。+゚
「俺はそうは思わないけど、いいと思うぞ」的な。
互いを認め合う関係…憧れます!!
いづみさんが囮になって宮寺氏をおびきだすというので、慌てて現場
に急行する、丈太郎と涼子。
広い公園内で、手分けして探そうと先走る、涼子。
丈太郎、涼子の腕を取る。
丈太郎「何でそんな無茶するんだ!」
涼子「丈クンと私の親友を殺したヤツが憎いのよ!丈クンの悲しみ、
少しでも楽にしたいのよ!」
丈太郎「!!」
涼子「とにかく手分けして!丈クンあっち、アタシこっち行くから!」
丈太郎「バカヤロウ!絶対俺から離れるな!!」
そして。
やはり妻だよなぁ…。
一言も口には出さないけど、誰より丈さんが安田さんを亡くして、
苦しんでる事、悲しんでいる事を理解している、涼子さん。
丈さん、嬉しかったハズ!!
公園内。安田さんが撃たれた現場に残された包丁。
丈太郎「ウチの包丁だ」←すぐわかるって…
どんだけ料理やり込んでるかっ!?ちゅう話ですよ??
しかし…
私がいづみさんの立場だったら、迷惑かけちゃいけないから、
包丁を使うとしても、どこかで買うけどなぁ。
それしたら、手掛かりが無くなるか??(悩)。
宮寺氏をついに追い詰めた、丈太郎。
父上からの遺言について語る。
丈太郎「あなたを、救いたかったからです」
宮寺「私を救う?」
丈太郎「人を恨むな、憎むな。それが、オヤジの遺言なんですよ」
宮寺「…」
涼子「…」
丈太郎「こんなツライ遺言、ありませんよね。この世の中、殴りたい
ヤツ、蹴飛ばしたいヤツ、山程居ますからね。罪を憎んで人を憎まず。
言葉では分かるんですが、実際は葛藤の日々です。多分オヤジも、
自分との葛藤の日々だったに違いない。人を憎めば、自分自身が醜く
なっていく。そうならないようにと、オヤジは俺に遺言を残してくれたん
だと思います。」
宮寺「いい、オヤジさんですね」
丈太郎「…」うん。と頷く。
涼子「…」
新井がママを連れてくる。
宮寺、カギを丈太郎に渡す。
丈太郎「ありがとう。宮寺さん」
宮寺「?」
宮寺「…ありがとう、か。刑事さん、あなたの名前。まだ聞いてません
でしたね」
丈太郎「佐々木丈太郎です」
”人を憎めば、自分自身が醜くなっていく”。
それもあるかもしれないけれど…
父上は、丈さんに幸せになって
欲しかったんじゃないかな。
それだけだと、思う。
父上は刑事で。
人を恨み、憎み復讐を果たしても、救いも癒しもそこには無いという
事実を、目の当たりにしていたから…。
だから、
自分が目の前で殺されなければならなくなってしまった事態を、
丈さんに詫び。
そして、「幸せになれ」というアバウトな遺言でなく、「人を恨むな、
憎むな」という言葉になったんじゃないかな。
まさか、丈さんまで刑事になるとは…思っておられなかっただろうから。
”刑事”という道を選ぶのであれば、もっと。言っておきたかった事が
あったかもしれない。
そんな気がした。
丈さんは、丈さんなりに父上の遺言を解釈していて。
日々、その言葉と闘っている。
「ありがとう」は、キーワードなんじゃないだろうか?
この言葉で、丈さんは自分の中に
「人を憎んでない」という事実を、
受け入れているように思った。
安田の墓参りの帰り道。
並んで歩く、丈太郎と涼子。
丈太郎「涼子、俺は人を信じるぞ。裏切られても、信じ続ける」
涼子「そんなのわかってるよ」
丈太郎「え?物証の方を信じるんじゃなかったのか?」
涼子「だから、丈クンに怒って欲しかったから。わざと言ったの」
丈太郎「わざと?」
←わからなくなってきている
涼子「だって。私がヤス君の元女房だからって、丈クンアタシに
すっごく遠慮してる。すっごく優しいし。アタシがイライラして憎まれ
口ばっかりきいてた。バカヤロウって言って欲しかったから。女房
なんだから、俺の言う事聞いてろとか…だからあの時、バカヤロウ
って怒鳴ってくれた時、すっごく嬉しかった」
丈太郎「…そうなのか?」
←益々、わからなくなっている
涼子「そうよ!」
丈太郎「…バカヤロウ」
←小声で
涼子「え?」
丈太郎「俺の女房なんだから、言う事聞け!」
←棒読みで
涼子「…(笑)」
丈太郎「…嬉しい、の?」
←子供がいたずらを”怒らない?”って
親に伺うように
涼子「うん。古いかなぁ?アタシ」
丈太郎「バカヤロウ♪」
涼子「うん。ありがとう」
もぉ〜…
丈太郎「…嬉しい、の?」
この表情、反則でしょう(*/∇\*)
ワシにどおしろと?!←落ち着け
いやぁぁぁ〜
今すぐブラウン管の中に
入って行って、
ほっぺにちゅうするぅ〜
(●>ω<●)
ぐぉぉぉぉぉ〜………
コホン。
ちょっと人外になってました。
さ。
人間に戻って、つづき。つづき。
佐々木家の夕食。
相手とは違う物が食べたい!と言い出す、春代と涼子。
春代「梅茶漬けとリンゴゼリー」
涼子「アタシは、カルボナーラと杏仁豆腐!」
丈太郎「(呆れて)一緒のモノ食えないのかよ」
春代&涼子「ムリ!」
丈太郎「いい加減にしろ!”バカヤロウ!”」←得意気(笑)
涼子「バカヤロウ?なんでそんな事言われなきゃなんないのよ!」
と、丈さんに詰め寄る
春代「そうよ!100年早いわよ!」と、丈さんに詰め寄る
丈太郎「え?バカヤロウって言われると、嬉しいんだよな?」
2人に挟まれる、丈太郎
涼子「それとこれとは別でしょ!」
春代「梅茶漬けを作んなさい!」
涼子「アタシはカルボナーラ!」
丈太郎「…」と、目を白黒させる
春代&涼子「どっち?!」
丈太郎「…両方、作らせていただきます」
喧嘩しながらも、実は息ピッタリな春代さんと涼子さん(笑)。
そりゃ、勝てないって(苦笑)。
新しく覚えたマジックを披露するみたく、「バカヤロウ!」と言って
みたけど…
大失敗な丈さんが激カワでした(爆)!!
すんごい得意気な顔で言うのだ((●≧艸≦)
ちょっと、胸なんか張っちゃって…カワエエ(笑)。
緩急がすごくついてて、色気&プリティな部分がいい塩梅で
溢れてて、
すごく大好きな人になりました。
佐々木丈太郎さん♪
コレ。
シリーズ化しないだろうか??
俄然、見るんだけどっ!!
連ドラはしないにしても。
半年に1回ペースで(*#′∀`艸)・.。*・.。*
やっぱ、全国郷土料理制覇せんといかんでしょう☆
今後に期待大なドラマであります!!
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